4月16日最終日を迎えた2022年USLPGAツアー「LOTTE選手権」。首位と3打差2位タイでスタートした渋野日向子選手は、2バーディノーボギーのプレーで首位に1打差まで迫りましたが、後一歩が届かず2位に終わりました。

優勝は韓国のキム・ヒョージュ選手。日本から出場の野村敏京（のむら はるきょう）　選手は48位タイ、笹生優花選手は56位タイ、古江彩佳選手は67位タイ、畑岡奈紗選手と山口すず夏（やまぐち すずか）選手は予選落ちでした。

優勝は韓国のキム・ヒョージュ選手

出典：【2022年 ロッテ選手権】｜GDO

優勝は韓国のキム・ヒョージュ選手でした。初日、2日目とも5アンダーを出して2位に3打差をつける単独トップで決勝に進出すると、決勝の2日間も安定したプレーで2位渋野選手に2打差を付けて逃げ切りました。

キム選手は2012年16歳のアマチュア時代に日本の「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」へ出場。

最終日61のJLPGA最小ストロークを出して、当時の最年少記録で優勝しています。最年少記録は後に勝みなみ選手によって破られますが、その後もJLPGAツアーには度々出場する日本にも馴染みの深い選手です。

渋野日向子選手が単独2位

出典：【LPGAツアー 米国女子】｜GDO

渋野選手は初日1アンダー26位タイから、2日目3アンダー11位タイと順位を上げ予選を通過。

3日目に7アンダーまでスコアを伸ばして、首位とは3打差ながら2位タイにつけ最終組で最終日を迎えました。

渋野日向子選手のハイライト

最終日も安定したプレーでバーディが先行。ボギーがないゴルフを展開して前半は3打差のまま迎えたサンデーバックナインでは、11番をバーディとして2打差に詰めると、キム選手が17番をボギーとして1打差で最終18番に臨みました。

18番は2オン可能なロングホール。キム選手の2打目がグリーン周りの難しいラフに止まったのを見て2オンを狙うものの、ボールは10cmほどの差で手前のガードバンカーへ。

キム選手が3打目のアプローチをピンそばに寄せて勝負ありでした。

ランキングと獲得ポイント

18番はキム選手バーディ、渋野選手パーで2打差が付いて勝負は終わりましたが、強風の中2日目10番スタートの12番ホールを最後に51ホール連続ボギーなしの9アンダーで単独2位に入りました。

今回の2位で320ポイントを獲得。498.625まで増加してランキングで15位につけています。

シード権の目安とされる400ポイントもクリアして、ほぼ今期シード入りを決めました。

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野村敏京選手、笹生優花選手、古江彩佳選手は決勝進出

野村選手はマンディを通過しての久々の出場となりました。3日目を終わって6オーバー68位タイと低迷していましたが、最終日3アンダーで回り48位タイまで順位を上げています。

笹生選手は4日間アンダーがない寂しい大会になりました。4オーバー56位タイの成績でした。

古江選手は2日目終わって33位タイと粘っていましたが、3日目6オーバーとスコアを崩し下位に沈みました。最終日はパープレーで回りましたが、67位タイで終わっています。

笹生優花選手のクラブセッティング 古江彩佳選手のクラブセッティング

畑岡奈紗選手と山口すず夏選手は予選落ち

出典：【2022年 ロッテ選手権】山口すず夏選手｜GDO

畑岡選手は今期初の予選落ち。山口選手は今期初の参戦でしたが、こちらも予選落ちに終わりました。

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よくある質問

Q.2022年のロッテ選手権はいつ開催だったの？

A.アメリカのホアカレイ・カントリー・クラブで4/13〜4/16の4日間で開催されていました。

Q.2022年ロッテ選手権の優勝者選手は？

A.優所は韓国のキム・ヒョージュ選手、渋野日向子選手は首位とは3打差の2位でした。

Q.2022年ロッテ選手権のアーカイブは見られる？

A.LPGA公式YouTubeでハイライトを確認する事が可能です。