10月6日～9日の日程で開催されたUSLPGAツアー「LPGAメディヒール選手権」。3日目を終わって首位と5打差3位タイの渋野日向子選手と、6打差6位タイの笹生優花選手が最終日、最終組の1組前で優勝を狙うも及ばず。
笹生選手は1打届かず単独2位、渋野選手は5打差の8位タイに終わりました。
優勝は単独首位で最終日を迎えたイングランドのジョディ・ヱワート・シャドフ選手が苦しみながらも逃げ切りで初優勝を飾り、2打差の3位にはアメリカのダニエル・カン選手、南アフリカのポーラ・レト選手、イングランドのジョージア・ホール選手の3選手が入りました。上原彩子選手は32位タイ、古江彩佳選手は52位タイで終わっています。

優勝はイングランドのジョディ・ヱワート・シャドフ選手が逃げ切って初優勝

3日目までは独走態勢

初日8アンダーの単独首位で2位に2打差をつけて飛び出すと、2日目11アンダーまで伸ばして2位に4打差、3日目で14アンダーとして、2位に4打差をつける独走で最終日を迎えました。

最終日は苦しんで初優勝

しかし、USLPGA参戦11年目の初優勝が目前とあって、最終日はここまでと同じプレーはできませんでした。3番でボギーが先行すると、8番をバーディとした直後の9番でもボギーを叩き、前半を4バーディとした2位スタートのポーラ・レト選手に逆転を許してしまいます。
ここで気持ちが切り替わったのか、後半に入ると2バーディで首位に再浮上。
ポーラ・レト選手は1打落として3位タイ。笹生選手の猛追を振り切って初優勝に輝きました。264回目の出場で勝ち取った初優勝でした。

日本選手の結果

3連続バーディも1打届かず笹生優花選手

初日2アンダー25位タイから2日目4アンダー19位タイ、3日目8アンダー6位タイと徐々に順位を上げて、最終日は首位と6打差で最終組の1組前でスタート。前半1イーグル、2バーディ、1ボギーで追い上げると、後半1バーディ、1ボギーで迎えた上がり3ホールで3連続バーディ。
最終日6打伸ばして猛追を見せましたが、1打届きませんでした。

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笹生優花選手のクラブセッティング

予選落圏からバーディラッシュ渋野日向子選手

2戦連続予選落ちだった渋野選手。初日1オーバー71位から、2日目のスタートホール1番でダブルボギー。想定カットラインを3打も超えて、嫌な雰囲気が漂いました。しかし、そこから驚異のバーディラッシュ、8バーディを奪ってラウンド6アンダー、トータル5アンダーで楽々予選を通過して3日目3位タイに浮上しました。

最終日は前半から耐えるゴルフが続き優勝争いには絡めませんでしたが、大きくスコアを崩すこともなく2バーディ、1ボギーにまとめて8位タイで終了、不調からは脱出したようです。

渋野日向子選手使用ドライバー

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渋野日向子選手のクラブセッティング

日本選手は全員予選通過上原彩子選手、古江彩佳選手

日本選手は4人全員予選を通過。上原選手はしぶといゴルフでスコアをまとめて4アンダー32位タイ。古江選手は最終日ボギー先行でスコアを落として2アンダー52位タイに終わりました。
次戦は日本に帰り10月14日開幕のディフェンディングチャンピオンでホステス大会の「富士通レディース 2022」に出場予定です。

古江彩佳選手使用ドライバー

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古江彩佳選手のクラブセッティング

よくある質問

Q.LPGAメディヒール選手権の優勝は誰ですか？

A.優勝はイングランドのジョディ・ヱワート・シャドフ選手です。

Q.LPGAメディヒール選手権に、日本人選手は誰が出場しましたか？

A.笹生優花選手、渋野日向子選手、上原彩子選手、古江彩佳選手が出場していました。
日本人選手の最高旬位は笹生優花選手の2位です。

Q.次戦「富士通レディース 2022」には誰が出場しますか？

A.前回大会覇者である古江彩佳選手、前週のスタンレーレディスホンダで優勝した小祝さくら選手が出場を予定しています。