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フェアウェイバンカーから上手に出したい!クラブの選び方と打ち方のコツ
せっかくドライバーがいいあたりだったのに、フェアウェイバンカーに入ってしまった…となるとガッカリしませんか。フェアウェイだったら2打目もうまく打てそうなので、バンカーとなると途端に身構えてしまう、ということもありますよね。今日はそんな、フェアウェイバンカーから上手に出す方法、クラブの選び方などをご紹介していきたいと思います。
フェアウェイバンカーとは
フェアウェイバンカーとは、グリーンの手前ではなくコースの途中でフェアウェイに食い込むような形で配置されているバンカーのことです。
別名、クロスバンカーとも呼ばれていて、多くの場合はアゴがあまり高くなく、平らなバンカーです。OBを防ぐために配置されているものもあれば、コースを戦略的に難しくするために配置されている場合もあります。
フェアウェイバンカーのクラブ選び
フェアウェイバンカーは、グリーン周りのガードバンカーと違って、飛距離を出さなければならない、ということがネックになってきます。
もちろん場合によっては出すだけでOK、というケースもありますが、基本的にはグリーンに近づくように、バンカーから出すだけでなく、飛距離も稼ぎたいところです。
クラブの選び方①基本的にはFWがおすすめ
フェアウェイバンカーに入ってしまった時は、基本的にはFWを選ぶのがおすすめです。
FWのいいところは、ソール(クラブの底)が広いので、クラブを振った時に砂に潜りにくい、というところです。
ちょっとダフッたくらいでは砂に潜ることもなく、しっかりボールを外に出してくれます。
男性におすすめのFWをご紹介
原理はサンドウェッジと同じ
ガードバンカーにボールが入った時、普通のアプローチウェッジよりもサンドウェッジを選ぶ方が多いですよね。
サンドウェッジは、アプローチウェッジよりもソールが広く作られているので、その分砂に潜りにくく、バンカー向けに作られています。
その原理と同じで、フェアウェイバンカーもFWで打つのがおすすめです。
FWの打ち方のコツ①クラブを短く持つ
フェアウェイバンカーからFWを打つ時のコツとしては、まずクラブを短く持つということです。
クラブは長いほど、身体からボールまでの距離が長くなるので、ミスショットが起きやすくなります。
特にバンカーでは構えた時にクラブを砂につけてはいけないので、いつもより構えがアバウトになります。
クラブを短く持つことで、ミスショットになる確率を減らして、飛距離が落ちたとしても確実にバンカーを出しやすくなります。
FWの打ち方のコツ②トップよりダフリ気味が◎
FWはもともと、アイアンと比べるとボールの弾道が低くなります。
フェアウェイバンカーはアゴが低いことがほとんどですが、それでもFWでトップしてしまうと、アゴに当たってボールが出ない…ということが起きやすいです。
しかし、FWはダフっても砂に潜りにくいので、トップするくらいならダフリ気味のほうが、ミスが少なく済みます。
砂に潜るのがこわい…!という恐怖心は捨てて、安心してスイングしてみましょう。
FWの打ち方のコツ③払い打ちで打つ
ウッドは払い打ち、アイアンは打ち込む!と教わった方も多いかと思いますが、フェアウェイバンカーについてはこの払い打ちがとても合っています。
打ち込むようにアイアンで打つと、どうしても砂にヘッドが潜りやすくなってしまい、飛距離が出なかったり、最悪バンカーから出ないということにもつながります。
しかしFWで払い打ちをすれば、ヘッドが砂に潜ることもないので、ミスを減らすことができます。
払い打ちを簡単にするコツ
払い打ちをしたいけど、具体的にどうやったらいいかわからない、という方は、横振りを意識してみるのがおすすめです。詳しくは、「ゴルフのスイング、縦振りと横振りどっちがいいの? 」の記事でご紹介していますが、横降りを意識すると、自然とクラブの軌道が払い打ちになりやすいです。
縦振りと横振りの意識の仕方
トップの位置を気持ち寝かせて、インサイドアウトにヘッドが動くようにイメージすると、横降りで払い打ちがしやすくなります。
クラブの選び方②距離が短いorアゴが高い時はアイアンで
フェアウェイバンカーは基本、広くてアゴが低いのが特徴ですが、中にはアゴが高いものや、ボールの落ちた位置によっては目の前がアゴで、ボールを上げなければならない時もありますよね。
もしくは、FWで打つと飛距離が出すぎてしまって、グリーンをオーバーしてしまう、という時もありますよね。そんな時はアイアンを選ぶのがおすすめです。
アイアンの打ち方のコツ①ボールをいつもより右に置く
フェアウェイバンカーでアイアンを使う時は、いつもよりボールを右寄りにして構えるのがおすすめです。
ボールを右寄りにすることで、クラブのヘッドが先に砂に当たるよりもボールに当たりやすくなり、ダフるのを防ぐことができます。
ボールを右寄りにして構えることで、ハンドファーストの状態になり、少しクラブのヘッドをかぶせたようになり、その分ボールの弾道は低くなってしまいます。
そのため、アゴの高さをしっかり確認し、十分バンカーから出せる番手を選ぶようにしましょう。
アイアンの打ち方のコツ②コンパクトなスイングを心がける
普段のフェアウェイやラフだと、しっかりテイクバックをとってしっかりクラブを振る人が多いと思いますが、フェアウェイバンカーの時は、スイングはコンパクトにするのがおすすめです。
フェアウェイバンカーでは、とにかくダフリのミスを避けるのが大切です。
そのため、大きくスイングして飛距離を出すことよりも、コンパクトにスイングして、上下のブレを減らし、ダフらないように意識しましょう。
アイアンの打ち方のコツ③クラブを短く持つ
FWの時と同じですが、アイアンで打つ時もクラブを短く持つのがおすすめです。
クラブを短く持つことでミスショットが減りやすくなるだけでなく、足が砂に埋もれて身体が沈んだ分、クラブを短く持つことでボールとの距離を調整しやすくなります。
クラブを短く持つ分、飛距離はいつもより落ちるので、もしフェアウェイバンカーからグリーンを狙う時はそれも考慮して、番手を1つ上げて選ぶのがおすすめです。
アイアンの選び方についてチェック!
まとめ
いかがでしたか。フェアウェイバンカーが苦手な方、少しは参考になったでしょうか。
グリーン手前のガードバンカーに入った時も、「ガーン!」という気持ちになりますが、フェアウェイバンカーに入った時も、同じくらいショックですよね。
しかしフェアウェイバンカーからのショットが安定すれば、スコアも良くなりますし、「ちょっとバンカーがあるけど攻めてみよう」とチャレンジする気持ちも出て、ゴルフが楽しくなりますよね。
フェアウェイバンカーから上手く出せなくて悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください。
よくある質問
Q.フェアウェイバンカーって何?
A.ミドルホールやロングホールのコースの途中にあるバンカー(砂地の窪み)の事です。
クロスバンカーとも言います。設置されている意図としては、コースの難易度を上げるためやOB防止のために設置されています。
Q.フェアウェイバンカーはどのクラブを使えばいいの?
A.基本的にはFWがおすすめです。FWはソールが広いので、クラブを振った時に砂に潜りにくく、多少ダフったとしてもしっかり外に出すことが可能です。
しかし、グリーンまでの距離が短かったりアゴが高い時はFWだと飛距離が出すぎてしまうため、アイアンを使用するのがおすすめです。
Q.FWで打つ時のポイントは?
A.・クラブを短く持つ
・トップよりダフリ気味になるように意識する
・払い打ちで打つ
の3点を意識するようにするのがおすすめです。