初心者に向けて、アイアンの選び方を解説します。

instagram
instagram

アイアンの選び方を初心者のために詳しく解説します!

2021.08.23
2020.09.23 POSTED
お気に入り
アイアンの選び方を初心者のために詳しく解説します!
目次

ゴルフを始めたばかりの初心者の方の中には、どんなアイアンを選んでいいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。アイアンは、ドライバーなどのようにティーアップして打つことも少ないですし、フェアウェイからだけでなく、深いラフから打ったり、ライの悪いところから打たなければならなかったり、初心者にとってはミスが出やすいクラブでもあります。
しっかり打とうと思ったらダフったり、トップしたり、ライが悪いところから打ったらシャンクしてしまったり、何かとミスが起きやすいクラブなうえ、アイアンでグリーンを狙わなければならない、というシーンは多いでしょう。
では初心者の方は、どんなアイアンを選ぶのがいいのでしょうか。クラブにこだわるのは上手くなってからでいいかな、と思いつつも、できるだけ使いやすいクラブでゴルフをしたいですよね。そんな初心者の方におすすめの、アイアンの選び方についてご紹介していきたいと思います。

そもそもアイアンとは

ゴルフクラブの中には、アイアンだけでなくウッド、ウェッジ、パターなどいくつか種類があります。
ドライバーやフェアウェイウッドなどのウッドはどちらかというと、飛距離重視で、より遠くに飛ばして距離を稼ぐためのゴルフクラブです。ウェッジはグリーン周りやバンカーからのショットに使い、よりピンに近づけるためのクラブです。パターはグリーン上のボールをカップに入れるためのクラブです。
その中でもアイアンは主に、距離と方向性をコントロールして、グリーンを狙うためのゴルフクラブです。飛距離が出せればいい、というわけではなく、ウェッジほど正確にピンを狙えなくてもいいにしても、きちんとグリーンに乗せることができる、ということが大切なクラブになってきます。そのため、飛距離よりも方向性重視で、狙った方向にきちんと打てる、またミスショットができるだけ少なく、いつもだいたい同じ飛距離を出せる、ということが重要になってきます。

アイアンのヘッドの種類

アイアンには大きく分けて3つのヘッドの種類があります。1つ目はキャビティアイアン、2つ目は中空アイアン、3つ目はマッスルバックアイアンです。
キャビティアイアンは、フェースの後ろ側が凹んでいるのが特徴で、ヘッドの下部に重量を配置することができるため、ブレが少なくなりミスに強くなります。また、ヘッドが大きめの作りになっていることが多く、その分スイートスポットが広くなるので、初心者の方でも使いやすいゴルフクラブです。
中空アイアンはヘッドの中が空洞になっているのが特徴で、ヘッドの外側に重心を配置できるので、キャビティアイアン同様ブレにくくなり、ミスに強くなっています。また、アイアンの中では最も重心が深いのでスピンをかけやすく、スピンをかけてボールを狙ったところで止めたいという方にも向いています。
マッスルバックアイアンは、シンプルな形をしたヘッドが特徴で、ヘッドは小ぶりのものが多いです。コントロール性が高く、弾道や球筋を打ち分けたい人に向いていますが、スイートスポットが狭くミスに厳しいため、少し芯を外すと飛距離がグッと落ちたり、左右にブレたりしやすく、プロや上級者向けのクラブになっています。

初心者はキャビティアイアンがおすすめ

3つのヘッドの種類の中で、一番初心者の方におすすめなのがキャビティアイアンです。キャビティアイアンは一番スイートスポットが広く、ミスに強いアイアンです。多少芯を外したとしても飛距離が大きく落ちることもありませんし、左右に大きくブレることもありません。
アイアンを使う大きな目的は、きちんとグリーンを狙うことです。上級者やプロのように、球筋を打ち分けて、グリーンの中でもピンポイントで一部を狙ってスピンをかけて落とす、ということは、初心者のうちはできなくても大丈夫ですよね。細かい打ち分けができなくても、ちょっとしたミスはカバーしてくれてグリーンを狙えるアイアンの方が向いています。
そのため、初心者の方は、キャビティアイアンを選ぶといいでしょう。

ヘッドは大きいほうが安心

同じキャビティアイアンの中でも、メーカーによって形は少しずつ変わってきます。初心者の方によりおすすめなのが、ヘッドが大きいアイアンです。ヘッドが大きいほど、スイートスポットは広くなり、ミスに強くなります。
まだショットが安定しない、ミート率がよくない、という初心者の方はヘッドが大きいものを選ぶといいでしょう。

ソールは幅広のほうがおすすめ

ソールとは、ヘッドの中でも地面に接している部分のことを指します。このソールが横から見た時に幅広のものと、狭いものがあります。ソールの幅が広いほど、重心は低重心となり、ボールが上がりやすくなります。初心者の頃はなかなかボールが上に上がらず、飛距離が出せない方も多いので、ボールが上がらないという人はソールが幅広なモデルを選ぶといいでしょう。
また、ソールが幅広だと、芝の上を滑りやすくなるので、多少ダフっても芝の上を滑ってくれ、飛距離が大きく落ちるのを防いでくれます。
ソールが幅広であれば、デメリットとしてはコントロール性が落ちるということが挙げられますが、初心者の頃はコントロール性を重視してボールを打ち分けることは少ないでしょうから、ソールが幅広のものを選ぶのがおすすめです。

シャフトはヘッドスピードに合ったものを

初心者の頃はシャフトにまで細かくこだわってクラブを選んでいない、という人も多いですが、自分に合っていないシャフトを選んでしまうと、ヘッドが振り遅れてしまってスライスボールが出やすくなったり、逆に捕まりすぎてしまって引っ掛けやすくなったり、ミスが出やすくなってしまいます。また、飛距離がうまく出せない原因にもなります。
アイアンは、飛距離よりも方向性がしっかりしていてグリーンを狙えることが大切ですが、そうは言っても自分の実力に合った飛距離はきちんと出せるのが理想ですよね。シャフト選びを間違えたせいで、10ヤード20ヤード飛距離が落ちてしまうのは悲しいです。
かつ、左右にボールが曲がりやすくなってしまうと、それを直そうと変な癖がついてしまい、その後苦労することにもなりかねません。
シャフトはクラブを振った時のヘッドスピードによってどれが合うか変わってくるので、自分に合ったシャフトをきちんと選びたいという方は、ゴルフショップなどで一度ヘッドスピードを測ってもらうのがおすすめです。

まとめ

まとめ|ごるトクどのクラブも、「飛ぶ」「曲がらない」「ミスに強い」というのが揃っていれば一番いいですが、アイアンは飛距離よりも方向性やミスに強いということが重要になってきます。ドライバーがしっかり飛んでナイスショットだったとしても、アイアンでミスしてバンカーに入ったり、池に落ちたり、OBが出てしまっては悲しいですし、スコアもなかなか縮まらないですよね。初心者の頃からミスなく毎回グリーンに乗せられる、というのは理想が高いにしても、できるだけミスをカバーしてくれ、まっすぐボールが飛ぶアイアンがいいですよね。そんな初心者の方には、キャビティアイアン、できればヘッドが大きくソールが幅広のものがおすすめです。また、自分のヘッドスピードに合っていないシャフトを選んでしまうと、ボールが左右に曲がってしまったり飛距離が落ちる原因にもなるので、ヘッドスピードに合ったシャフトを選ぶようにしましょう。

よくある質問

Q.初心者におすすめのアイアンのヘッドの種類は?

A.キャビティアイアンがおすすめです。3種類あるアイアンのヘッドの中でキャビティアイアンが一番スイートスポット(芯)が広く、ミスショットを減らしてくれるアイアンです。初心者の場合は細かい打ち分けよりもしっかりとグリーンにのせることが重要なのでミスに強いヘッドを選ぶようにしましょう。

Q.初心者におすすめのソールの幅は?

A.幅の広いソールを選ぶのがおすすめです。ソールが広いほど重心が低くなり、ボールを高く上げやすくなります。初心者の場合は、ボールを細かく打ち分けるケースはほとんどないので、しっかりとボールを前に運べる幅の広いソールを選ぶと良いでしょう。

Q.初心者におすすめのヘッドのサイズは?

A.大きめがおすすめです。ヘッドのサイズが大きいほどスイートスポットの領域が広くなり、その分ミスショットの確率も減らせます。ミート率の良くない初心者の方は大きめサイズのヘッドを選ぶようにしましょう。

項目をもっと表示
最近チェックしたアイテム
最近チェックしたアイテムはありません。
ラルフローレンの画像 ブリーフィングの画像
facebook instagram twitter