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固いバンカーにも負けない!バンカーショット攻略法
バンカーショットはアマチュアゴルファーが苦手なショットの1つ。一度ボールがバンカーに入ってしまうと、なかなか抜けられずに苦労しますよね…。ゴルフ雑誌『ワッグル』2021年12月号でも、固いバンカーでのバンカーショット攻略法が解説されていました。
今回は、ワッグルのコンテンツを参考にしながら、バンカーショットの打ち方について解説します。バンカーショットが苦手な方は、ぜひご覧ください。
固いバンカーが厄介なのはなぜ?
バンカーショットの難易度は砂の質によって変わります。ワッグルのコンテンツ制作に携わった岩男 健一(いわお けんいち)プロによると、アマチュアゴルファーが苦手なのは「固いバンカー」なのだそうです。
固いバンカーが難しい理由として、岩男 健一プロは以下の点を挙げていました。ごるトク編集部が独自に調査した情報を交えつつ、それぞれ詳しく解説しますね。
・飛び過ぎてしまう
バンスが砂に弾かれてしまうから
バンカーにボールが入った場合、通常はゴルフクラブのソールの出っ張った部分(バンス)を使って、まわりの砂ごとボールを飛ばすことで脱出を図ります。しかし、固いバンカーだとヘッドが砂にもぐりません。バンスが弾かれてしまうので、砂ごとボールを飛ばすようなバンカーショットがしづらいのです。
飛び過ぎてしまうから
バンスが弾かれてしまうからと、無理にヘッドを砂にもぐらせようとする方に多いのが「ホームラン」のミスです。誤ってボールを直接打ってしまいやすく、結果、ボールが飛び過ぎてしまいます。最悪の場合、グリーンを大きくオーバーして大叩きになってしまうという恐れも。ヘッドをもぐらせにくい、固いバンカーだからこその問題点です。
上手なバンカーショットの打ち方のコツは?
固いバンカーでは本来使いたいバンス部分を上手く使えません。セオリー通りの打ち方ができないことから、難易度が高いと言われています。
では、プロはどのようにして、固いバンカーでのバンカーショットを成功させているのでしょうか?岩男 健一プロの解説を参考に、上手なバンカーショットの打ち方のコツをまとめました。
スイングを安定させる
バンカーショットが苦手な方は、「バンカーショットは難しい」という先入観が先行して、スイングが乱れてしまいがちです。また足元が砂であるため、体が安定しにくいのもスイングが乱れる原因に。
スイングの基本はバンカーであっても変わりません。下半身がブレないよう、どっしりと構えてクラブを振ります。スイングさえ安定していれば、あとは膝の曲げ方や腰の落とし方、クラブの持ち方で調整できます。
バンカーショットでスイングが乱れる方は、クラブを振る時に余計な力が入っている可能性があります。「バンカーショットは不安…」という考えを一旦捨てて、深呼吸して肩の力を抜きましょう。日頃正しいフォームで練習しているなら、スイングを安定させることは難しくありません。
日頃からスイングが安定していない場合は、まず正しいフォームを身につけることが大切です。正しいスイングをするのには、正しいフォームが欠かせません。
①足を、横幅2.5~3.5足分くらい開き、背筋を伸ばす
②肩、腰、膝のラインを揃えるよう意識しながら上半身を軽く倒す
③適度に膝を曲げる
あとは、頭や体幹、下半身がブレないようにクラブを振るだけです。正しいフォームを身につけるだけで、スイングは安定しやすくなります。
スイングを安定させるためには、日々の練習に弾道測定器を使用するのがおすすめです。飛距離やヘッドスピードなどを、データで把握できます。特に、次にご紹介する弾道測定器は、プレーヤーの姿が撮影されるので、客観的に自分のスイングをチェックできます。
おすすめの弾道測定器
RAPSODO(ラプソード) ゴルフ モバイルトレーサー
ただし、いきなりヘッドスピードの遅いショットを打つのは難しいです。日頃から小さな振り幅で、ヘッドスピードの遅いショットを打つ練習をしておくのがおすすめです。弾道測定器を使えばヘッドスピードが数字で分かるので、データをもとに速度を調整できます。
「RAPSODO(ラプソード) ゴルフ モバイルトレーサー」は、iPhone/iPadさえあれば、カメラを使って簡単にボールの弾道を計測できる弾道測定器です。クラブスピード(ヘッドスピード)の計測ができます。ボールを打った時のヘッドスピードを数字で把握できれば、細かな速度の調整をしやすくなります。ヘッドスピードを落としたい時に、ぜひご活用ください。
RAPSODOゴルフモバイルトレーサーを購入フェースを開きすぎない
フェースが開きすぎていると、バンスが弾かれてしまう可能性が高いです。固いバンカーでのバンカーショットは、フェースを開きすぎないよう注意しましょう。以下の流れでグリップを握れば、フェースが開き過ぎなくて済みますよ。
②左手で通常通りグリップする
※グリップする前にフェースを調節することで、開き過ぎを防止できます
本番さながら!?おすすめ練習場
バンカーショットが苦手な方は、日頃から集中的にバンカーショットを練習しておく必要があります。場数を踏めばバンカーショットに対する苦手意識がなくなり、肩の力を抜いて、自然と上手に打てるようになりますよ。
「でもバンカーショットの練習ってどこでやれば…?」そう思った方は、アプローチ・バンカーが併設されている練習場を利用されてみてはいかがでしょうか。
富里ゴルフクラブ
千葉県にあるゴルフ場の富里ゴルフ倶楽部は、アプローチ・バンカー練習場が併設されています。成田空港第2ビル駅からタクシーで約15分と、都内から比較的行きやすいゴルフ場です。240ヤードの打ちっ放し練習場が20打席用意されています。
アプローチ・バンカー練習場が併設されていることはもちろん、コースも魅力的です。
世界で200以上のコースを手掛けている設計家、J・マイケル・ポーレット氏によって設計されたレイアウトは戦略性が高く、安全策をとるだけではスコアを伸ばせないと言われているプレーしがいのあるコースです。
ゴルフコースを楽しみつつ、アプローチやバンカーショットの練習がしたい方は、富里ゴルフ倶楽部に行ってみてはいかがでしょうか?楽天GORAなら、曜日や時間を指定するだけで簡単にプランの絞り込みと予約ができます。
富里ゴルフ倶楽部の詳細はこちらアクセス:東関東自動車道 成田 10km以内/JR成田線 京成電鉄 成田空港第2ビル駅からタクシーで約15分
お問合せTEL:0479-78-0002
バンカーショットでひるまない!
バンカーショットは、結果を左右する大事なショットだと言われています。上手な打ち方をマスターすることで、大きなスコアアップを期待できますよ。
過去のコラムでは、バンカーショットにおすすめのウェッジをご紹介しています。あわせてご参考くださいね。
よくある質問
Q.固いバンカーはなぜ難しい?
A.ヘッドが砂にもぐらずバンスが砂に弾かれる、ヘッドを砂にもぐらせようとしてボールを直接打って飛び過ぎてしまう、などの理由で難しいと言われています。
Q.バンカーショット時のフェースの注意点は?
A.フェースを開きすぎないことを意識するとバンスが弾かれにくくなります。右手でクラブを回し、左手で通常通りグリップしながらフェースを調節すると、フェースの開きを防ぎやすいです。
Q.バンカーショットの練習場はありますか?
A.アプローチショットやバンカーショットの練習場が併設されているゴルフ場があります。本番さながらの練習ができるのでおすすめです。