5月1日に最終日を迎えた2022年USLPGAツアー「パロスバーデス選手権」。強風の中行われ、3位タイから出たアメリカのマリナ・アレックス選手が逆転で優勝。12位タイから出た韓国のコ・ジンヨン選手が2位に入り、ニュージーランドのリディア・コ選手とアメリカのメーガン・カン選手が3位タイ。最終日単独首位でスタートしたオーストラリアのハンナ・グリーン選手は5位タイに終わりました。

日本人選手は、ただ一人決勝に残った古江彩佳選手が最終日は1アンダーで回り、トータル1オーバー49位タイ。笹生優花選手と渋野日向子選手は予選落ちに終わっています。

優勝は逆転でアメリカのマリナ・アレックス選手

出典：マリナ・アレックス｜GDO　ゴルフダイジェスト・オンライン

強風の中行われた最終日。優勝争いは4アンダー12位タイで最終組から9組も前でスタートしたコ・ジンヨン選手が、1イーグル、4バーディ、1ボギーとスコアを伸ばしトータル9アンダーでホールアウト。ここに後続の選手が追いつけるかどうかの展開になりました。

出典：コ・ジンヨン｜GDO　ゴルフダイジェスト・オンライン

メーガン・カン選手は追いつけず

追撃の1番手はメーガン・カン選手。5アンダー3位タイで4組前から出ると、1番から3連続バーディ、5番でもバーディを奪いこの時点で9アンダーまで伸ばしますが、8番で痛恨のボギー。8アンダーでバックナインに入りますが追撃もここまで。後半はスコアを伸ばせず8アンダーでホールアウト。

10アンダーで最終組待ち

やはり5アンダー3位タイで3組前から出たマリナ・アレックス選手は、3番をボギーとするものの5番、7番、8番をバーディとして7アンダーでバックナインに突入。11番12番を連続バーディとして9アンダーまで伸ばすと、16番502ヤードロングホールで見事な2オンでバーディを獲得。10アンダーまで伸ばしてホールアウト。最終組の2人を待ちます。

最終組は伸ばせず優勝が確定

その最終組のリディア・コ選手は前半1アンダーで8アンダーとしてバックナインに期待を持たしますが、10番でボギーが先行。15番で取り返すのが精一杯で8アンダーのままホールアウト。一方首位スタートのハンナ・グリーン選手は、前半で1打落としてバックナインに臨むと、後半でも1打落としてトータル7アンダーでホールアウト。マリナ・アレックス選手の優勝が確定しました。
出典：ハンナ・グリーン｜GDO　ゴルフダイジェスト・オンライン

日本人選手の結果

初日の好調を生かせなかった古江彩佳選手

出典：古江彩佳｜JLPGA

古江選手は初日4アンダー8位タイと絶好のスタートを切りましたが、2日目、3日目で貯金を全て吐き出し借金生活。最終日は1アンダーで回り49位タイでした。ここまで日本人選手でただ一人予選落ちがなく安定感は抜群。そろそろ上位フィニュッシュが欲しいところです。

古江彩佳　使用ドライバー

出入りの激しいゴルフで予選落ち笹生優花選手

出典：笹生優花｜JLPGA

このところ出入りの激しいラウンドが続く笹生選手。初日の4オーバーを返せないまま予選落ちに終わりました。

精彩なく予選落ち渋野日向子選手

出典：渋野日向子｜JLPGA

ポアナ芝が苦手なのかカリフォルニアの大会は精彩のない渋野選手。初日の出遅れ5オーバーを取り返せないまま7オーバーで予選落ちです。次戦は日本に帰って5月19日開幕の「ブリヂストンレディスオープン」に出場予定です。

渋野日向子　使用ドライバー

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