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「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」畑岡奈紗選手は5位タイ! 優勝は韓国のチョン・インジ選手【米国女子ゴルフUSLPGAツアー】
6月23日~6月26日の日程で開催された、2022年LPGAメジャー第3戦「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」が終わりました。優勝は初日8アンダーと抜け出した韓国のチョン・インジ選手。スコアを落としながらも粘りのゴルフを見せ、1打差で逃げ切って優勝。2位にはアメリカのレキシー・トンプソン選手とオーストラリアのミンジー・リー選手が入っています。
日本人選手の結果は?
日本勢では、畑岡奈紗選手が1アンダーまで伸ばして5位タイでフィニッシュ。笹生優花選手は、4オーバー30位タイ。西郷真央選手は、イーブンパー72のラウンドで順位を上げて30位タイで4日間の競技を終えました。
チョン・インジ選手が苦しみながらも粘りのゴルフで優勝
出典:チョン・インジ|LPGA
初日8アンダーで2位に5打差をつけて単独トップに立つと、2日目は3アンダーで11アンダー、2位に6打差をつけて決勝に進んだチョン・インジ選手。どこまで伸ばすかと思われましたが、決勝の2日間は苦労の連続でした。
動きが変わった3日目
3日目は前半からボギーが先行。1つ落として迎えた16番ロングホールでは、3打目がグリーン横のブッシュに入ってまさかのアンプレヤブル。ここをダブルボギーとして8アンダーでホールアウトをします。単独首位は守りましたが、2位との差は詰まり3ストローク。ここまで見せなかった背中を見せてしまいました。
最終日のチョン・インジ選手とレキシー・トンプソン選手
出典:レキシー・トンプソン|LPGA
迎えた最終日。チョン・インジ選手は前半だけで4ボギーとここまでとは全く違うゴルフを展開。4アンダーまでスコアを落とし2位スタートのレキシー・トンプソン選手に逆転を許してしまいます。しかしレキシー・トンプソン選手も安定せず後半は2オーバー。3日目ダブルボギーとした16番でバーディを奪ったチョン・インジ選手が5アンダーとして、辛くも逃げ切りました。
日本選手の大会ハイライト
畑岡奈紗、笹生優花、西郷真央の3選手は4日間闘いましたが、渋野日向子選手は3日目スタート前に体調不良で棄権。古江彩佳選手は予選落ちに終わりました。
日本選手最上位は畑岡奈紗選手の5位タイ
出典:畑岡奈紗|GDO
2018年はプレーオフに敗れて2位タイ、2020年は3位タイと全米女子プロゴルフ選手権は相性のいい畑岡選手。3日目を終わって35位タイから最終日は3アンダー69を出して5位タイまで順位を上げて有終の美を飾りました。
5位タイの畑岡奈紗選手のクラブセッティングは?
畑岡奈紗選手の使用ドライバーは?
最終日崩れた笹生優花選手
出典:笹生優花|JLPGA
2試合連続予選落ちから立ち直りを見せて予選を通過。3日目までを1アンダーに纏めて12位タイの好位置で最終日に臨みました。しかし最終日は2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーとこれまでのゴルフができず30位タイで4日間を終えました。
予選落ちから立ち直った笹生優花選手のクラブセッティングは?
笹生優花選手の使用ドライバーは?
最終日はパープレーで上昇した西郷真央
出典:西郷真央|GDO
アメリカメジャー2戦連続予選通過の西郷真央選手。3日目は4オーバー76とコースの洗礼を受けましたが、最終日はパープレーに纏めて、54位タイから30位タイへと急上昇。まずまずの成績で4日間を戦い抜きました。日本ツアーには再来週の「ニッポンハムレディスクラシック」から復帰予定です。