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2022年「ダウグレートレークスベイ招待」カップチョ・サラス組が優勝、野村敏京組は予選落ち【米国女子ゴルフUSLPGAツアー】
7月13日~16日の日程で開催された2022年USLPGAツアー「ダウグレートレークスベイ招待」が終わりました。2人1組で争う4日間のストロークプレーを制したのは、今季絶好調メジャー第1戦「シェブロン選手権」と6月の「マイヤーLPGAクラシック」を勝って波に乗るジェニファー・カップチョとリゼット・サラスのアメリカ組。
日本からただ一人出場の野村敏京(のむら はるきょう)選手は、韓国のイ・ミヒャン選手と組んで出場するも予選落ちに終わりました。
「ダウグレートレークスベイ招待」概要
2019年に始まって、2020年大会は中止。今年が3回目の大会です。2021年大会はタイ出身、モリヤ・ジュタヌガンとアリヤ・ジュタヌガンの姉妹ペアが優勝に輝きました。
USLPGAツアー唯一のチーム戦
2人がペアを組んで争うUSLPGA唯一のチーム戦です。競技は4日間のストロークプレーで行われ、初日と3日目が1つのボールを交互に打つフォアサム(オルタネートショット)。2日目と最終日は、それぞれが1つのボールをプレーして良い方のスコアを採用する、フォアボール形式で争われます。
日本選手は大半が出場回避
出典:古江彩佳 | JLPGA
2021年大会は、笹生優花選手がオーストラリアのミンジー・リー選手と組んで5位、畑岡奈紗選手はアメリカのレキシー・トンプソン選手と組んで12位タイと、それぞれ上位フィニッシュを果たしていますが、今年は出場しませんでした。渋野日向子選手や古江彩佳選手も出場回避。次戦ヨーロッパでのメジャー大会までの空き日程を利用して、日本に帰るスケジュールを組んだようです。
古江彩佳選手のクラブセッティング
古江彩佳選手の使用ドライバー
単独首位スタートのカップチョ・サラス組が逃げ切りで優勝
出典:カップチョ&サラスが逃げ切りV コルダ姉妹8位【LPGAツアー 米国女子】 | GDO
17アンダー単独首位で2位に4打差を付けて最終日に臨んだカップチョ・サラス組が、61をマーク。26アンダーまで伸ばす会心のプレーで2位に5打差を付けて逃げ切りでした。フォアサムの初日と3日目が2アンダーと6アンダーで無難に纏め、フォアボールの2日目と最終組がそれぞれ9アンダーでしっかり伸ばしてのお手本のような優勝でした。
アニカ・ソレンスタムは28位タイ
出典:Overview | LPGA
5打差2位にはフィンランドのマチルダ・カストレン選手とマレーシアのケリー・タン選手のペアが入り、注目されたアメリカのジェシカ・コルダとネリー・コルダの姉妹ペアは17アンダーで8位タイ。ディヘンディングチャンピオンのモリヤ・ジュタヌガンとアリヤ・ジュタヌガンのタイ出身姉妹ペアは、3アンダー45位タイに終わりました。スエーデンのアニカ・ソレンスタムはマデレーネ・サーストレムと組んで11アンダー28位タイでした。
次戦はメジャー「アムンディ エビアン選手権」
次戦は7月21日開幕のメジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」。日本からは畑岡、笹生、渋野、古江のUSLPGAツアーメンバーの他に西郷真央、西村優菜とアマチュアの橋本美月(はしもと みずき)選手がエントリー済みです。