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ゴルフ初心者にオススメの練習方法はコレ!目指せ「飛ばしのスイング」
「最近ゴルフを始めたけど、どんな練習をしたらいいかわからない」という初心者の方は多いのではないでしょうか?ゴルフは闇雲に練習するのではなく、しっかり練習方法を考えることで、効率的に上達できますよ!今回は、初心者がまず練習すべきクラブと、自宅での練習法を紹介します。
最初に練習すべきクラブは7番アイアン
まず初心者が練習した方が良いクラブは、7番アイアンです。7番アイアンは、クラブの長さが丁度中間に位置するクラブ。
中間の長さを練習すれば、長いクラブを持っても、短いクラブを持っても対応しやすくなりますよ。
7番アイアンは、ラウンドに出た時にも非常に活躍するクラブなんです。7番アイアンが使われる場面は、パー4、パー5の第二打目、パー3では第一打目で多く使われています。
それだけではなく、バンカーやラフ、林の中など、トラブルになった時にも活躍する7番アイアン。ラウンドでの様々な場面に対応できる万能クラブなので、慣れておくと役に立ちますよ。
まずは、7番アイアンでスイングの基礎を身に着けましょう。最初のうちは飛距離を飛ばす必要はありません。振りやすいクラブで正しいスイングを覚えることが、ゆくゆくの飛距離に繋がります。
7番アイアンを使ってハーフスイングの練習をしよう
7番アイアンで練習をする時にオススメなのが、「ハーフスイング」です。ハーフスイングは、スイングの原点と呼ばれることもあるほど、ゴルフの上達に置いて重要な練習方法です。
ハーフスイングは、クラブを時計の3時から9時までの振り幅で振り、ボールを打つやり方です。
ハーフスイングのメリット
1.ミート率が上がる
ミート率とは、スイングをする際、ヘッドスピードのパワーをどれだけゴルフボールに効率的に伝えられているかを示した数値のことです。ミート率が高いほど、パワーをゴルフボールに伝えられているということになり、飛距離が伸びる要素の一つです。
フルスイングをすると、ボールがどこに当たったのかを見極めるのが難しくなります。また、きちんと芯にボールを当てるには、フェースの向きやスイングをしっかり意識することが大切です。
ハーフスイングは、フルスイングよりも振るスピードがゆっくりで、細かいことを意識しやすいです。そのため、しっかりとボールが芯を捉える感覚を掴みやすくなります。
2.綺麗なスイングが身につく
ハーフスイングはスイング幅が小さいので、フルスイングよりもブレにくく、スイングを安定させやすいのです。軌道が一定になり、ミスの減少に繋がります。
このスイング方法が身につくと、無駄に力まなくなり、スムーズで美しいスイングができる様になりますよ。
3.アプローチの精度が上がる
アプローチは、ハーフスイングをより小さく振るものです。そのため、アプローチのスイングは、基礎であるハーフスイングから形成されます。しっかり基礎を固めることで、様々な距離を打ち分けるショットができる様になりますよ。
ハーフスイングの練習ポイント
1.まずは小さい振りで練習する
ハーフスイングをする時、気が付かないうちに大きめにスイングしてしまうことが多々あります。そのため、最初は3時から9時ではなく、5時から7時という小さな幅でスイングをします。最初は小さい幅で感覚を掴み、徐々に振り幅を大きくしていきましょう。
2.三角形を作る
ハーフスイングの時は、腕と肩で三角形を作り、この状態をキープしながらスイングをします。三角形をキープしたまま腰の高さまでバックスイングし、そのままインパクト。フォロースルーもそのまま三角形をキープしておきましょう。
出典:EVEN
3.動画撮影をする
自分が今どんなスイングをしているのかを把握をすることはとても大切です。練習場の中には、打席にスイング診断機が搭載されている場合があります。そういった練習場を選んで、積極的に自分のスイングを確認しましょう。
スイング診断機が無くても、スマホを固定して簡単に撮影ができます。スイング診断機の代わりになるアプリなどもあるんですよ。練習で役立つゴルフアプリを紹介している記事がありますので、参考にしてくださいね。
この3つを意識してハーフスイングの練習をしましょう。また、初心者の場合、フェースのどこにボールが当たったのか、感覚がよくわからないという方も多いと思います。そんな時にオススメのアイテムがこちらです。
これは、クラブのフェースに貼って使うアイテムです。インパクト時にボールが当たった部分に色が付く仕組みになっています。そのため、自分のスイングでどこにボールが当たったのかを視覚的に確認することができますよ。
ハーフスイングの練習方法を詳しく解説している動画がこちら !
自宅でできる練習を紹介
ゴルフの上達には、練習場での練習が大切ですが、自宅での練習も大切です。初心者の方でも簡単にできる練習を紹介しますので、是非試してみてくださいね。
タオルを使った素振り
練習方法はこちらです。
②タオルの片方の端を玉のように結ぶ。
③結んでいない反対側を持つ。
④バックスイングをする。
⑤スイングをする。
この練習をすることで、「折り返しのタイミング」を掴むことができます。このタオルを使ってバックスイングをした時に、玉が背中に当たった時が、切り返しのタイミングです。なんども繰り返して体に染み込ませましょう。また、ボールを用意しないため、スイングの仕方に意識を集中させることができます。正しいスイングも同じように繰り返し行いましょう。
コツは、遠心力を効かせること。遠心力をうまく使って、タオルの軌道が綺麗な円を描けるように意識して見てくださいね。
わかりやすいタオルでの練習解説動画がこちら !
タオルを使った素振りと同じ、スイングの練習が出来る練習器具が「ロジャーキングスイングドクター」という商品です。シャフトがぐにゃぐにゃで、しなりを感じられるのが特徴です。スイングのリズムをつかみやすく、タオルとは違い、実際にボールを打つことができます。
ウレタンボールでスイング練習
柔らかいウレタンボールも、自宅での練習に使うのにオススメです。ウレタンボールは通常より非常に軽く、柔らかいボール。
通常のゴルフボールより打感がかなり柔らかくなりますが、スイングをして飛んだボールが家具や壁などに当たっても、傷がつきにくく、比較的安心です。素振りとは違い実際にボールを打つことができるので、よりボールを意識したスイング練習をすることができます。
わかりやすいウレタンボールを使ったスイング練習の動画がこちら
初心者はまずはスイングを身に着けよう!
初心者は、飛距離やボールの精度ではなく、正しいスイングを身に着けることが大切です。まずは、スイングの練習をして、スイングの基礎をしっかりと身に着けましょう。焦りは禁物です。自分で気づきを持ちながら、練習をしてみてくださいね。
正しいスイングができていないと、腰痛などになってしまう可能性もあります。体の動かし方に着目した正しいスイング法はこちらで紹介していますので、あわせてご覧ください。
よくある質問
Q. ショットマーカーは人工芝の上で使うと跡が付きにくいって本当?
A.人工芝だとソール部分には跡が付きにくいため、硬い場所で練習するのがおすすめです。ショットマーカーをうまく利用するためにまな板の上で練習する人もいるそうです。
Q.自宅でスイング練習はぶつけてしまいそうでなんだか不安...。
A.ぶつけてしまいそうだと不安な方はタオルでの練習や柔らかいスイング練習道具を使用してみましょう。 タオルでも正しいフォームの練習はしっかりできますよ!
Q.フォームが正しくなっているか分からない
A.毎日練習しているけど本当に正しいフォームになっているのか不安...。そんな方は毎回練習の最後にフォームを動画に収めて確認するのがおすすめです 毎回動画にすることで自分のフォームの変化を目で確認できるので、モチベーションアップにも繋がりますよ。