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【古江彩佳選手 準優勝】USLPGAツアー「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」
5月29日決勝戦が行われた2022年USLPGAツアー「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」。日本から唯一人の出場となった古江彩佳選手は最終日まで勝ち残り韓国のチ・ウンヒ選手との決勝戦に臨みましたが、惜しくも敗戦。準優勝に終わりました。
優勝はチ・ウンヒ選手
出典:チ・ウンヒ|GDO
優勝は韓国のチ・ウンヒ選手。3位にはアメリカのリリア・ヴ選手が入り、4位はアメリカのアンドレア・リー選手でした。
古江彩佳選手決勝戦までの軌跡
出典:古江彩佳|JLPGA
決勝まで勝ち進んだ古江彩佳選手は予選リーグ3試合、決勝トーナメント4試合の計7試合に出場しました。
準優勝に導いた古江彩佳選手のクラブセッティング 古江彩佳選手使用ドライバーポイント制の予選リーグ
出場者64名を16組4人ずつのグループに分けて行われた予選リーグ。4人総当たりで勝てば1ポイント、引き分けで0.5ポイントのポイント制。トップの1名だけが決勝トーナメントに進出できます。初日は1ダウンで迎えた最終18番で追いついて引き分け。0.5ポイントを獲得しました。この引き分けが後で大きく物を言います。
2勝1分けで予選リーグ突破
2日目は前半リードから12番で追いつかれましたが、13番、14番16番で3アップとして勝利。c3日目はここまで2勝と好調の相手、勝てば決勝に進出、引き分け以下で予選敗退の状況から、勝利を収めて決勝トーナメントに進出しました。18番で追いついて引き分けに持ち込んだ初日の0.5ポイントがなければプレーオフになるところ。大きな引き分けでした。
負ければ終わり決勝トーナメント
大会4日目から16人による決勝トーナメントに突入。決勝初日はベスト8を決める決勝1回戦と準々決勝の2試合が行われます。
4ダウンで後半戦へ
決勝1回戦の相手は南アフリカのポーラ・レト選手。2014年よりUSLPGAツアーに参戦中の中堅選手です。この試合は前半リードを奪うと1度も追いつかれることなく、1ホールを残して2アップの2&1で勝利。準々決勝に駒を進めました。準々決勝の相手はイングランドのジョディ・ユワート・シャドフ選手。試合が始まるとバーディ攻勢で1番2番を連取、3番で1つ返しますが、7番~9番も3連続バーディとされて為す術もなく4ダウンのまま後半に進みました。
粘りで挽回した4ダウン、ベスト4に進出
出典:古江彩佳|GDO
しかし後半に入ると粘りを発揮。12番で1つ返すと14番、15番でも返してついに1ダウン。17番からは、1つ外しても試合が終わる難しいパットをよく決めて耐えると、18番のシャドフ選手のボギーで追いついてエキストラホールに進みました。そして迎えた22ホール目の13番ショートホールでは、グリーン横の池に入れたかと思われたボールがギリギリでセーフ。パーセーブが難しい状況でしたが、これを見たシャドフ選手は左に大きく曲げてパーセーブならず。古江選手が6mほどのパーパットを決めて決着を付けました。
6mのパーパットを決めた古江選手クラブセッティングは?決着の最終日
最終日は午前中に準決勝、午後に決勝と3位決定戦が行われます。
決められなかった1mのパーパット
準決勝ではアメリカのリリア・ヴ選手に2&1で勝利。チ・ウンヒ選手との決勝戦に臨みました。チ・ウンヒ選手はJLPGAツアーでここまで5勝の強豪です。12番まで終わって古江選手2ダウンで迎えた13番ショートホール。6mのパーパットをねじ込んでベスト4進出を決めたホールです。チ・ウンヒ選手がボギーとして古江選手の1mほどのパーパット。決めれば1ダウンに詰め寄る大切なパットでしたが、これが決められず2ダウンのまま。16番でパーセーブができず、勝負は決まりました。
USLPGAに向けて勢いがついた
敗れたとは言えアメリカでは最高位の2位。来期のシードを決めるCMEポイントレースで24位に順位を上げてシード権をほぼ確定、次週の「全米女子オープン」に向けてはずみを付けました。
勢いが止まらない!注目の古江選手の気になるクラブセッティングは?