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【8/22更新】「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」の優勝選手と大会結果をチェック【渋野日向子選手やメジャー覇者が参戦!】
8月18日~20日の日程で開催された「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」。JLPGAの会員でもある、フィリピンのプリンセス メアリー スペラル選手が12アンダーで優勝を飾りました。
2位は韓国のユ・ソヨン選手が9アンダー、3位はニュージーランドのリディア・コ選手が入っています。
更新情報
日本人選手の大会結果
日本から出場の4選手は、櫻井心那(さくらい ここな)選手が3アンダーの4位タイ、篠原まりあ(しのはら まりあ)選手が1オーバー13位タイ、渋野日向子(しぶの ひなこ)選手が7オーバー22位タイ、渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手は12オーバー31位タイに終わりました。
渋野日向子選手の気になるクラブセッティングは?優勝はフィリピンのプリンセス メアリー スペラル選手
初日は6アンダー2位タイから、2日目耐えるゴルフで7アンダーとして単独首位に立ったプリンセス メアリー スペラル選手が、最終日も5アンダーと順調にスコアを伸ばし、2位に3打差を付けて逃げ切りました。
JLPGAのインターナショナルプロフェッショナル会員
プリンセス メアリー スペラル選手はプリンセス・スペラルの名前で登録されたJLPGAの会員です。
2000年度生まれと2001年度生まれが同時受験となった、超難関2019年度のプロテストに8位タイで合格した、インターナショナルプロフェッショナル会員です。
世界ランキングポイントゼロからの優勝
出典:unnamed13.jpg (5413×3985)
前年2018年のQTを57位で通過。2019年は単年登録でレギュラーツアー2試合とステップ・アップ・ツアー15試合に出場して、賞金ランキング48位でした。
2019年のQTは79位で通過しましたが、2020-21年シーズンでの出場実績はありません。世界ランキングのポイントもない状態から突然の優勝でした。
その他注目選手とチーム戦の結果
競技は個人戦と並行して2人1組のチーム戦も行われました。
チーム戦優勝・韓国2
出典:3.jpg (1920×2322)
個人戦2位のユ・ソヨン選手が9アンダー、個人戦6位のイ ボミ選手が2アンダー、チーム成績11アンダーで韓国2が優勝でした。
チーム戦2位・フィリピン
個人戦優勝のプリンセス メアリー スペラル選手とアメリカ・エプソンツアーが主戦場のポーリン・デル・ロサリオ選手の組み合わせでチーム成績は7アンダーでした。
チーム戦3位・ニュージーランド
出典:11.jpg (1920×2259)
リディア・コ選手が個人戦3位で8アンダー、欧州女子下部ツアーが主戦場の日本生まれモモカ・コボリ選手が3オーバーでチーム成績5アンダーでした。
チーム戦15位・JAPAN1
出典:8.jpg (1920×2428)
渋野日向子(しぶの ひなこ)・渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)の姉妹チーム。ポイントゲッターの姉・日向子選手が7オーバー22位と振るわず、妹・暉璃子選手の12オーバーとでチーム成績は19オーバー15位に終わりました。
チーム戦5位・JAPAN2
出典:7.jpg (1920×1701)
櫻井心那(さくらい ここな)選手が3アンダー、篠原まりあ(しのはら まりあ)選手が1オーバーでチーム成績は2アンダー5位でした。
シモーネ アジア・パシフィック・カップ概要
2022年大会が初回となる新規大会。アジア圏を中心に16の国から44名の選手が参戦予定。
シモーネ アジア・パシフィック・カップの詳細は次のとおりです。
正式名称 | シモーネ アジア・パシフィック・カップ |
---|---|
開催コース | インドネシア ポンドックインダGC |
開催日 | 8月18日~8月20日 |
賞金総額 | USD250,000 |
優勝賞金(獲得賞金) | USD500,000 |
「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」の試合形式
3日間54ホールのストロークプレー個人戦と、2人1組によるチーム戦とが行われます。
日本からの出場選手
日本からはプロ3名とアマチュア1名が出場予定です。
渋野日向子(しぶの ひなこ)選手
出典:渋野、1打及ばず3位ー全英女子オープン 最終日|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
1998年生まれの黄金世代。2018年のプロテストに合格。
JLPGAでは優勝6回を挙げています。2019年「全英女子オープン」で海外メジャーを制覇。
2022年シーズンからは、USLPGAツアーカードを取得して、アメリカツアーに本格参戦。2022年「全英女子オープン」で3位に入るなど実績十分です。
USLPGAとは違いますが、実力者が揃う海外の大会で優勝を狙ってほしいですね。
渋野日向子選手のクラブセッティング
渋野日向子選手の使用ドライバー
G410 PLUS
渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)
渋野日向子選手の妹さん。明治大学ゴルフ部在籍中の2年生です。
プロのトーナメントに出るのは初めてとのこと、どこまで通用するのか楽しみです。
櫻井心那(さくらい ここな)選手
出典:櫻井心那|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2004年2月生まれ、2021年度のプロテストに一発合格したルーキーです。
2022年シーズンはQTランキング117位で参戦。リランキングも140位と上位通過できず、ここまでレギュラーツアーの出場は3試合しかありません。それでも自身2戦目となった8月5日開幕の「北海道 meiji カップ」では、最終日を最終組で回って2位タイに入る健闘を見せました。
昨週行われた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、首痛で棄権をしていますが、元気にプレーして底力を見せてほしいものです。
篠原まりあ(しのはら まりあ)選手
出典:篠原まりあ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
1996年11月生まれ、2015年のプロテストに一発合格を果たし、その年の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝に輝いて期待されました。
2019年には賞金ランキング46位でシード権を獲得していますが、2020-21年シーズンに失っています。
2022年シーズンはQTランキング57位で参戦するも、リランキングは89位と振るわず、ステップ・アップ・ツアーが主戦場。
復活のきっかけになればいいのですが。
篠原まりあ選手の使用ドライバー
2022 RMX VD DRIVER ヤマハ
韓国からの出場選手
韓国からは、プロ4名が出場予定です。
キム・ヒョージュ選手
今年4月のUSLPGAツアー「ロッテ選手権」で渋野日向子選手を振り切って優勝した選手です。
USLPGAツアーで5勝うちメジャー「ザ・エビアン選手権」でも勝っている実力者。
まだアマチュアだった2012年、日本ツアーの「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で、最終日61を出して7打差を逆転、日本のゴルフファンをびっくりさせました。
ユ・ソヨン選手
USLPGAツアー6勝うちメジャー2勝の選手です。日本では2018年の「日本女子オープンゴルフ選手権」で優勝して畑岡奈紗(はたおか なさ)選手の3連覇を阻止しています。
イ ボミ選手
出典:イボミ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2011年より日本ツアーに本格参戦。2012年に初優勝を挙げると、2017年までに21勝を積み重ねた実力者です。
その間、2015年と2016年には賞金女王に輝いています。
2018年にシード権を喪失、翌年直ぐに取り返しましたが、2020-21年シーズン再びシードを落として、2022年はQTを受けず前半戦を推薦で出場、リランキング55位でした。後半戦は、もう少し出場試合が増える可能性もありますね。
イ ボミ選手の使用ドライバー
ドライバーTW757 TYPE-S
ファン・ユミン
韓国期待の若手ゴルファー、最近プロに転向した有望株です。
いずれ、アメリカか日本のツアーに参戦するかも知れないですね。
ニュージーランドからの出場選手
ニュージーランドからは元世界ランキング1位リディア・コ選手が参戦。
リディア・コ選手
1997年4月生まれの25歳。14歳9ヶ月で豪州ツアーに優勝、15歳4ヶ月でUSLPGAツアーに優勝した天才少女です。
2015年には17歳9ヶ月で世界ランキング1位に君臨しました。
一時調子を崩した時期もありましたが、復調一歩手前といったところ。正確なショットで安定した成績を残しています。
2022年は1月の「ゲインブリッジLPGA」でUSLPGA17勝目を飾りました。うちメジャー2勝、リオオリンピック銀メダル、東京オリンピックでは稲見萌寧選手とプレーオフを戦い、銅メダルでした。
アメリカからの出場選手
アメリカからはJLPGA会員エイミー・コガ選手が出場予定です。
エイミー・コガ選手
出典:エイミー・コガ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
アメリカからの出場ですが、2018年のプロテストに合格したJLPGA会員です。
2019年にはシード権を獲得、2020-21年シーズンにはシード選手として45試合に出場するも、予選落ちが多くシードを失いました。
2022年シーズンはQTランキング43位からリランキングは67位と苦しいところ。シード復活に向けてのきっかけにしたいですね。
「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」はアジア女性プロゴルフの活性化を目指す大会
紹介した意外にも、タイ、インドネシア、インド、オーストラリア、ベトナム、シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾、ミャンマー、香港の選手が参戦。
アジア太平洋地域の女性プロゴルフの活性化を目指す大会です。
よくある質問
Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの優勝賞金は?
A.シモーネ アジア・パシフィック・カップの優勝賞金はUSD500,000です。
日本円で6750万円です。(1ドル135円換算)
Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの競技日程は?
A.シモーネ アジア・パシフィック・カップはインドネシア ポンドックインダGCで、8月18日~8月20日の日程で開催されます。
Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの日本からの出場選手は?
A.渋野日向子(しぶの ひなこ)選手、渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)、櫻井心那(さくらい ここな)選手、篠原まりあ(しのはら まりあ)選手です。
詳しくは日本からの出場選手をご確認ください。