シモーネ アジア・パシフィック・カップはフィリピンのプリンセス・スペラル選手が逃げ切って優勝! 日本選手最上位は櫻井心那選手の4位タイ

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【8/22更新】「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」の優勝選手と大会結果をチェック【渋野日向子選手やメジャー覇者が参戦!】

2022.08.22
2022.08.18 POSTED
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【8/22更新】「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」の優勝選手と大会結果をチェック【渋野日向子選手やメジャー覇者が参戦!】
目次

8月18日~20日の日程で開催された「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」。JLPGAの会員でもある、フィリピンのプリンセス メアリー スペラル選手が12アンダーで優勝を飾りました。
2位は韓国のユ・ソヨン選手が9アンダー、3位はニュージーランドのリディア・コ選手が入っています。

更新情報

 ・<2022.08.22>大会ハイライトまとめ、優勝選手の情報を追加しました。

日本人選手の大会結果

日本から出場の4選手は、櫻井心那(さくらい ここな)選手が3アンダーの4位タイ篠原まりあ(しのはら まりあ)選手が1オーバー13位タイ渋野日向子(しぶの ひなこ)選手が7オーバー22位タイ渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手は12オーバー31位タイに終わりました。

渋野日向子選手の気になるクラブセッティングは?

優勝はフィリピンのプリンセス メアリー スペラル選手

初日は6アンダー2位タイから、2日目耐えるゴルフで7アンダーとして単独首位に立ったプリンセス メアリー スペラル選手が、最終日も5アンダーと順調にスコアを伸ばし、2位に3打差を付けて逃げ切りました。

JLPGAのインターナショナルプロフェッショナル会員

プリンセス メアリー スペラル選手はプリンセス・スペラルの名前で登録されたJLPGAの会員です。

2000年度生まれと2001年度生まれが同時受験となった、超難関2019年度のプロテストに8位タイで合格した、インターナショナルプロフェッショナル会員です。

世界ランキングポイントゼロからの優勝


出典:unnamed13.jpg (5413×3985)

前年2018年のQTを57位で通過。2019年は単年登録でレギュラーツアー2試合とステップ・アップ・ツアー15試合に出場して、賞金ランキング48位でした。

2019年のQTは79位で通過しましたが、2020-21年シーズンでの出場実績はありません世界ランキングのポイントもない状態から突然の優勝でした。

その他注目選手とチーム戦の結果

競技は個人戦と並行して2人1組のチーム戦も行われました。

チーム戦優勝・韓国2


出典:3.jpg (1920×2322)

個人戦2位ユ・ソヨン選手が9アンダー個人戦6位イ ボミ選手が2アンダー、チーム成績11アンダーで韓国2が優勝でした。

チーム戦2位・フィリピン

個人戦優勝のプリンセス メアリー スペラル選手とアメリカ・エプソンツアーが主戦場のポーリン・デル・ロサリオ選手の組み合わせでチーム成績は7アンダーでした。

チーム戦3位・ニュージーランド


出典:11.jpg (1920×2259)

リディア・コ選手が個人戦3位で8アンダー、欧州女子下部ツアーが主戦場の日本生まれモモカ・コボリ選手が3オーバーでチーム成績5アンダーでした。

チーム戦15位・JAPAN1


出典:8.jpg (1920×2428)

渋野日向子(しぶの ひなこ)・渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)の姉妹チーム。ポイントゲッターの姉・日向子選手が7オーバー22位と振るわず、妹・暉璃子選手の12オーバーとでチーム成績は19オーバー15位に終わりました。

チーム戦5位・JAPAN2


出典:7.jpg (1920×1701)

櫻井心那(さくらい ここな)選手が3アンダー、篠原まりあ(しのはら まりあ)選手が1オーバーでチーム成績は2アンダー5位でした。

シモーネ アジア・パシフィック・カップ概要

2022年大会が初回となる新規大会アジア圏を中心に16の国から44名の選手が参戦予定。
シモーネ アジア・パシフィック・カップの詳細は次のとおりです。

正式名称 シモーネ アジア・パシフィック・カップ
開催コース インドネシア ポンドックインダGC
開催日 8月18日~8月20日
賞金総額 USD250,000
優勝賞金(獲得賞金) USD500,000

「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」の試合形式

3日間54ホールのストロークプレー個人戦と、2人1組によるチーム戦とが行われます。

日本からの出場選手

日本からはプロ3名とアマチュア1名が出場予定です。

渋野日向子(しぶの ひなこ)選手


出典:渋野、1打及ばず3位ー全英女子オープン 最終日|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会

1998年生まれの黄金世代。2018年のプロテストに合格
JLPGAでは優勝6回を挙げています。2019年「全英女子オープン」で海外メジャーを制覇
2022年シーズンからは、USLPGAツアーカードを取得して、アメリカツアーに本格参戦。2022年「全英女子オープン」で3位に入るなど実績十分です。
USLPGAとは違いますが、実力者が揃う海外の大会で優勝を狙ってほしいですね。

渋野日向子選手のクラブセッティング

渋野日向子選手の使用ドライバー

G410 PLUS

渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)

渋野日向子選手の妹さん。明治大学ゴルフ部在籍中の2年生です。
プロのトーナメントに出るのは初めてとのこと、どこまで通用するのか楽しみです。

櫻井心那(さくらい ここな)選手


出典:櫻井心那|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会

2004年2月生まれ、2021年度のプロテストに一発合格したルーキーです。
2022年シーズンはQTランキング117位で参戦。リランキングも140位と上位通過できず、ここまでレギュラーツアーの出場は3試合しかありません。それでも自身2戦目となった8月5日開幕の「北海道 meiji カップ」では、最終日を最終組で回って2位タイに入る健闘を見せました。
昨週行われた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」では、首痛で棄権をしていますが、元気にプレーして底力を見せてほしいものです。

篠原まりあ(しのはら まりあ)選手


出典:篠原まりあ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会

1996年11月生まれ、2015年のプロテストに一発合格を果たし、その年の「LPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝に輝いて期待されました。
2019年には賞金ランキング46位でシード権を獲得していますが、2020-21年シーズンに失っています。
2022年シーズンはQTランキング57位で参戦するも、リランキングは89位と振るわず、ステップ・アップ・ツアーが主戦場。
復活のきっかけになればいいのですが。

篠原まりあ選手の使用ドライバー

2022 RMX VD DRIVER ヤマハ

韓国からの出場選手

韓国からは、プロ4名が出場予定です。

キム・ヒョージュ選手

今年4月のUSLPGAツアー「ロッテ選手権」で渋野日向子選手を振り切って優勝した選手です。
USLPGAツアーで5勝うちメジャー「ザ・エビアン選手権」でも勝っている実力者
まだアマチュアだった2012年、日本ツアーの「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」で、最終日61を出して7打差を逆転、日本のゴルフファンをびっくりさせました。

ユ・ソヨン選手

USLPGAツアー6勝うちメジャー2勝の選手です。日本では2018年の「日本女子オープンゴルフ選手権」で優勝して畑岡奈紗(はたおか なさ)選手の3連覇を阻止しています。

イ ボミ選手


出典:イボミ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会

2011年より日本ツアーに本格参戦。2012年に初優勝を挙げると、2017年までに21勝を積み重ねた実力者です。
その間、2015年と2016年には賞金女王に輝いています。
2018年にシード権を喪失、翌年直ぐに取り返しましたが、2020-21年シーズン再びシードを落として、2022年はQTを受けず前半戦を推薦で出場、リランキング55位でした。後半戦は、もう少し出場試合が増える可能性もありますね。

イ ボミ選手の使用ドライバー

ドライバーTW757 TYPE-S

ファン・ユミン

韓国期待の若手ゴルファー、最近プロに転向した有望株です。
いずれ、アメリカか日本のツアーに参戦するかも知れないですね。

ニュージーランドからの出場選手

ニュージーランドからは元世界ランキング1位リディア・コ選手が参戦。

リディア・コ選手

1997年4月生まれの25歳。14歳9ヶ月で豪州ツアーに優勝15歳4ヶ月でUSLPGAツアーに優勝した天才少女です。
2015年には17歳9ヶ月で世界ランキング1位に君臨しました。
一時調子を崩した時期もありましたが、復調一歩手前といったところ。正確なショットで安定した成績を残しています。
2022年は1月の「ゲインブリッジLPGA」でUSLPGA17勝目を飾りました。うちメジャー2勝、リオオリンピック銀メダル、東京オリンピックでは稲見萌寧選手とプレーオフを戦い、銅メダルでした。

アメリカからの出場選手

アメリカからはJLPGA会員エイミー・コガ選手が出場予定です。

エイミー・コガ選手


出典:エイミー・コガ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会

アメリカからの出場ですが、2018年のプロテストに合格したJLPGA会員です。
2019年にはシード権を獲得、2020-21年シーズンにはシード選手として45試合に出場するも、予選落ちが多くシードを失いました。
2022年シーズンはQTランキング43位からリランキングは67位と苦しいところ。シード復活に向けてのきっかけにしたいですね。

「シモーネ アジア・パシフィック・カップ」はアジア女性プロゴルフの活性化を目指す大会

紹介した意外にも、タイ、インドネシア、インド、オーストラリア、ベトナム、シンガポール、マレーシア、フィリピン、中国、台湾、ミャンマー、香港の選手が参戦。
アジア太平洋地域の女性プロゴルフの活性化を目指す大会です。

よくある質問

Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの優勝賞金は?

A.シモーネ アジア・パシフィック・カップの優勝賞金はUSD500,000です。
日本円で6750万円です。(1ドル135円換算)

Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの競技日程は?

A.シモーネ アジア・パシフィック・カップはインドネシア ポンドックインダGCで、8月18日~8月20日の日程で開催されます。

Q.シモーネ アジア・パシフィック・カップの日本からの出場選手は?

A.渋野日向子(しぶの ひなこ)選手、渋野暉璃子(しぶの きりこ)選手(アマチュア)、櫻井心那(さくらい ここな)選手、篠原まりあ(しのはら まりあ)選手です。
詳しくは日本からの出場選手をご確認ください。

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