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アラサー女(普通体型)が100切りするまでにしたこと
ゴルフをはじめたばかりの頃、周りのゴルファーさんが『100切りたい!』『今日は100切れなかった!』など、100という数字をすごく大切にしているのを見て(なんでそんなに100を切りたいんだろう・・・?)と不思議に思ったことはありませんか。
筆者は、初めてのラウンドはスコア131でしたが、そこから100を切れるまで1年ちょっとかかりました。
当初は100という数字に興味すら抱かなかった筆者ですが、スコアが120、110と縮んでいくにつれ、『100を切りたい…』という想いがフツフツと湧いてきました。しかし、100切りというのは、追いかければ追いかけるほど、意識してしまってなかなか手が届かない・・・そんなもどかしい数字でした。
そんな100切りですが、ある日突然私のもとへやってきました!
やってきたのは突然でしたが、それまでに自分なりに色々と工夫したり、試したこともたくさんあります。そこで今回は、100切りを達成するまでにやってみたこと、効果があったことなど、まとめてみたいと思います。
なかなか100が切れない、100が近いようで遠い…そんな方は、もしよかったら参考にしてみてください。
また、自分はこんなことをしてみたらよかった!これがオススメ!ということがあれば、ぜひぜひコメントで教えていただけたら嬉しいです!
苦手なクラブは封印!まずは「ある程度」飛ばす!
ティーグラウンドに立ってドライバーを握ると、誰しも『今日イチの飛距離を…』と意識せずにはいられないものですよね。しかし「とにかく100を切りたい!スコアを縮めたい!」というときはミスをしないことに全力集中するのがおすすめです。
飛距離ではなく、「当たりが多少悪くてもフェアウェイ、もしくはフェアウェイ寄りの平らそうなラフには落としすぞ!」と、欲張らずにクラブを振るのがおすすめです。
筆者はクラブの振り方がウッドと相性がいいらしいので(思いっきり横振りです…!)、ドライバーやウッドは苦手意識は少ない方ですが、それでもゴルフを始めたばかりの頃は、ウッドで3回連続空振り…なんてこともよくありました。
特に3番ウッドはシャフトも長くて当たりにくいので、100切りするまでは封印していました。
その代わり、わりと当たりやすいユーティリティには全力集中していました。飛距離はなかなか稼げませんでしたが、とりあえずある程度しっかり前に飛ばすことが最優先。「1打目ドライバーを打ったら、とりあえずユーティリティを握りしめてボールを探しに行く。」くらいの考えでユーティリティを打っていました。
いやいや、飛距離を諦めたらゴルフじゃないよ・・・という方のお気持ちもよく分かります!
スコアが多少悪くても、めちゃめちゃいい当たりをした時の快感が得られるならそれでいい!という気持ちにもなりますよね。私も初期はなんだか妥協してゴルフをしているみたいでつまらない…という気持ちにもなりました。
そんな時は「100を切った時の達成感を味わうために高等テクであるスコアメイクをしているんだ…!」と気持ちを切り替えて、プロゴルファーになったつもりでクラブを振っていました(笑)。
アプローチは10ヤード刻みで練習!
個人的に1番効果があったのがこちらです。
「10ヤード刻みで練習なんて、練習場に毎週日曜日の朝来ているベテランゴルファーみたいじゃん…そんな細かいこと練習してる場合じゃないよ。」
「ドライバーもユーティリティもアイアンも、色々練習しなきゃいけないのに…!」
焦る気持ちもわかります…!ですが、この練習は今でも役立っている練習法なんです…!一旦ご紹介させてください…!!
10ヤード刻みの練習方法
②腕を9時~3時にして、マン振りと同じスイングスピードで50ヤード飛ぶように練習する
③②ができたら、クラブを10cm短く持って、40ヤード飛ぶように練習する
④腕を8時~4時にして、クラブを普通に持ち、30ヤード飛ぶように練習する
⑤④ができたら、クラブを10cm短く持って、20ヤード飛ぶように練習する
ポイントは
・スイングスピードを緩めなくても安定するようにする
・クラブの持つ位置を調整することで、同じ打ち方でも飛距離をコントロールできるようにする
の2点です。
このやり方が万人ウケするとは決して思っていません!
が、距離ごとに打ち方を4種類も5種類も変えていたら頭の中がこんがらがってしまいます。シャフトの持つ位置だけ変えたり、スイングスピードは一定にしたりするだけで、すごく打ち分けが楽になりますよ。
この練習に真面目に取り組んだ結果、打ち分けがある程度できるようになった途端に、それまで100切れできなかった筆者が94というスコアをたたき出しました。
パターは今だに初心者、と言われるくらい下手ですが、このアプローチのおかげで、大きく崩すことがだいぶ減った気がします。(そのかわり、アプローチウェッジを握らずしてグリーンに乗った時は基本3パットです…( ゚Д゚))。
ゴルフスイングトレーナー GST-7BLE
ユピテルのスイング計測器「ゴルフスイングトレーナー GST-7BLE」を使った練習をしたこともあります。練習というより、目的は「どこまでスピードが上がるのか」を試すことでしたが…。 ゴルフスイングトレーナー GST-7BLEは、ヘッドスピード、ボールスピード、ミート率、推定飛距離の4つを1画面に表示してくれる優れモノ。電波法対応マイクロ波センサー採用で精度が高く、飛距離アップには欠かせません。 練習ではありませんでしたが、一緒に行ったごるトク編集部のメンバーには、最初の測定時には42.5m/sだったヘッドスピードが、最終的には46.3m/sまで上がったメンバーがいました。数字が目に見えると、やる気にも繋がりますね。
■関連コラム:【ヘッドスピードを上げる会】ユピテルのスイング計測器「GST-7 BLE」どこまでスピードが上がる?
とにかく無理をしない、刻む
もしミスショットをして林に入ってしまったら…ちょうどいいところにバンカーがあってグリーンが狙いにくい…そんな時は、もうとにかく無理をしない!
筆者は基本的には、スコアが気になるというより、なんだか逃げている気がして、1%でも確率があるなら狙ってみたい!と木と木の間を狙ってみたり、バンカーだらけのグリーンでも刻まず狙って打つ!というタイプでした。無理をしてでも可能性を信じるという気持ちは大切ですが、かなりの確率でかえって痛い目にあいます…笑。
木に当たってさらに深みにハマったり、バンカーの変なところに落ちて2打も3打も叩いたり…普段から80台でまわっている人のこの2~3打と、100を切れるか切れないかの瀬戸際の人の2~3打は、重みが違います。たった1打でさえも後になってみたら、あれがなければ切れたのに…という気持ちになることもしばしば。林に入ったら、たとえ後ろに出すことになっても安全なところから出す、バンカーに入りそうだったら、飛距離を落としても刻んで安全なところから打つ、というふるまいを心掛けましょう!初心者のうちは安全なプレーを心掛けることが大切です。
パターを2パットまでにおさえるように練習する(理想!)
こちらは、筆者のただの理想、本当はこれができたらもっとよかった!というやつです。
ドライバーのチョロやアイアンショットが崖みたいな斜面に行ったときは『あー!!ミスったー!』と落ち込むのに、パッティングの1打はなんとなく雑になってしまって、ショックもそれほどではない、というのは初心者あるあるでしょうか。
筆者はいまだに3パットしょっちゅうしているのでもはや慣れてきましたが、ドライバーの1打もパターの1打も、同じ1打!という気持ちを持って、パッティングの練習に力を入れるようにしてみまs…したいですよね!
筆者の父は80台でまわるベテランゴルファーですが、それはそれは毎朝、真剣にパターマットを使って練習し、時には人の部屋を改造してアプローチ練習もしてくれています。(→よろしければweb漫画もご一読くださいね!)
どんな雑誌やサイトを見ても、パター練習は基本!と、パターの重要性をうたっているので、100切りを目指している方は、ぜひパター練習もしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。もっと具体的な内容を期待されていた方がいたらごめんなさい…(汗)。
もちろん理想としては、というか頭の中ではいつだって、『あれ、これドライバーうまくいったら2打目オンできる距離だし、パー余裕なんじゃ…?』と毎ホールのように妄想しちゃいます。どのクラブもまんべんなくミスが少ない、というのが理想です。ですが、なかなかコースに出るとそうはいきませんよね。
ちょっとしたミスだったのに、積み重ねるとあっという間に100を超えてしまう…そんな奥深いゴルフでは、グリーン周りまではできるだけミスを減らして、グリーン周りは極力しっかり狙ってスコアを縮めていくことが大切です。
もちろん、趣味でゴルフをしている方は、楽しくゴルフをすること、が何より大切だと思うので、100切りにとらわれすぎてしまうのもストレスになりますよね。できなかったことより、出来るようになったことを数えたりして、楽しく100切り目指してくださいね。
他にも、おすすめの方法、ぜひぜひコメントお待ちしてます(*´ω`*)
WEB漫画『N家の事情』ではゴルフに関するエピソードをマンガ形式でご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
初心者におすすめのユーティリティは?
筆者が初心者の頃に向き合い続けたユーティリティ。初心者の方におすすめのユーティリティをご紹介しておきますね!ゼクシオ イレブン ハイブリッド
ゼクシオ イレブン ハイブリッドは、正確なインパクトを可能にする新技術の「WEIGHT PLUS(ウエイトプラス)」と、フェース全体の反発エリアを拡大する新開発の「CANNON SOLE(キャノンソール)」を採用したユーティリティです。かつてないほどに飛ばすことができるので、飛距離を伸ばしたい方におすすめ。振りやすく、ミスにも強い1本ですよ。ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | ゼクシオ イレブン ハイブリッド |
発売年 | 2020年 |
ロフト角(クラブフェースの傾き) | 18°(H3)/20°(H4)/23°(H5)/26°(H6) |
ヘッド体積 | 130cc |
シャフト | ゼクシオ MP1100 カーボンシャフト |
ブリヂストン TOUR B X-H
ブリヂストン TOUR B X-H ユーティリティは、アイアン感覚で使えるコントロール性能に優れたユーティリティ。T字にリブを配置する「POWER T-RIB」が、ソールの剛性を向上してくれるので、クラウン・フェースのたわみを増幅してくれます。さらにフェース部を肉厚設計にすることで、ミスヒット時の許容性を高めているそうです。どんな時でも安定した飛距離を出せる1本ですよ。安定性重視の方には特におすすめです!ブランド名 | ブリヂストン |
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クラブ名 | ブリヂストン TOUR B X-H ユーティリティ |
発売年 | 2020年 |
ロフト角(クラブフェースの傾き) | 18°(H2)/21°(H3)/24°(H4) |
ヘッド体積 | 104cc(H2)/102cc(H3)/100cc(H4) |
シャフト | N.S.PRO MODUS3 TOUR105/N.S.PRO 950GH シャフト |
プロギア Q(キュー)
プロギア Q(キュー)は、ディープフェースと低重心設計を組み合わせたユーティリティです。 フェースとクラウンをチタンに、ソールをステンレスにすることで、ボールの拾いやすさと上がりやすさを向上させています。ラフや傾斜地のような悪いライからもショットしやすいのが魅力です。抜けが良く、難しい状況の一打にも対応しやすい1本なので、まだまだ方向性が安定しない方におすすめ。ブランド名 | PRGR |
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クラブ名 | プロギア Q |
発売年 | 2018年 |
ロフト角(クラブフェースの傾き) | 18°(Q18)/23°(Q23)/28°(Q28)/33°(Q33) |
ヘッド体積 | 164cc(Q18)/162cc(Q23)/96cc(Q28)/98cc(Q33) |
シャフト | Q18/Q23/Q28/Q33 |
よくある質問
Q.100切りするためにどんな練習をした?
A.10ヤード刻みで練習しました。「スイングスピードを緩めなくても安定させる」、「同じ打ち方でも飛距離がコントロールできるようになる」をポイントに取り組みました。ラウンド中は苦手なクラブより相性の良いクラブで振るようにしました。
Q.飛距離と刻むプレーだとどっちを意識した?
A.刻むプレーを意識しました。100を目指す人の2~3打は重みが違うので、無理をせず安全なプレーを意識すると100切りも夢じゃないでしょう。
Q.パターを打つ時の心構えは?
A.「2パットまでにおさえる!」と決めて臨みましょう。パターの重要性はどの雑誌やサイトを見ても語られているので、目標を決めてパター練習もしてみましょう。