今回は11月10日～12日の日程で開催された2022年JLPGAステップ・アップ・ツアー「山口周南レディースカップ」の様子をレポートします。

8ホールに及ぶプレーオフを制して新海美優選手が初優勝

優勝争いは最終日を2アンダー首位タイでスタートした、藤田光里（ふじた ひかり）選手と新海美優（しんかい みゆ）選手との一騎打ちの展開。
それぞれに抜け出すチャンスを生かせないまま、18ホールを終わっても両者2アンダーと決着がつかずプレーオフへ。

突入したプレーオフでもがっぷり四つでお互いに譲らず、史上初となる8ホールを戦い、最後は新海美優選手が初優勝を飾りました。
3位には1アンダーで並んだ、安田彩乃（やすだ あやの）、山田成美（やまだ なるみ）、常文恵（つね ふみえ）の3選手が入っています。

最終組は藤田光里、新海美優、エイミー･コガ3選手の組み合わせ

最終日最終組は2アンダー首位タイに並んだ、藤田光里選手、新海美優選手、エイミー･コガ選手の組み合わせ。
安田彩乃選手は1オーバー10位タイで3組前から、山田成美選手はイーブンパー5位タイで2組前から、常文恵選手は1アンダー4位で1組前からのスタートでした。

前半は3人3様のまま勝負は後半へ

前半は最終組のそれぞれが3人3様。藤田選手が3アンダーにすると、コガ選手は2アンダーのまま、新海選手は1アンダーに落として後半を迎えましたが、まだ誰が抜け出してもおかしくない展開でした。

どちらも抜け出せずプレーオフに突入

後半に入るとコガ選手が3ボギーで脱落。代わりに14番、15番を連続バーディとした新海選手と、前半3アンダーと首位に立ちながら抜け出しきれない藤田選手が3アンダーで並んで最終18番ホールへ。
どちらにも優勝のチャンスはありましたが、ここを並んでボギー。2アンダーとしてプレーオフに突入しました。

藤田光里選手使用ドライバー

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史上最長8ホールに渡るプレーオフ

18番ホールを使って行なわれたプレーオフはどちらも譲らない粘りのゴルフを展開。
JLPGAツアー初めてとなる8ホールに及びましたが、8ホール目で約1mのパーパットを外した藤田選手に対して、新海選手が約30cmのパーパットを決めて勝負がつきました。

賞金ランキング2位の座は最終戦へ

賞金女王は*櫻井心那*で確定

ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング2位までの選手には、来季レギュラーツアー前半戦への出場資格が与えられます。
今季ここまでの賞金ランキングは、既に賞金女王が確定している櫻井心那（さくらいここな）選手が¥25,114,100でダントツの1位。

2位に¥14,491,000で宮澤美咲（みやざわみさき）選手、3位に¥11,401,380で篠崎愛（しのざきまな）選手、4位に¥9,874,000で西山ゆかり選手と続きます。

賞金ランキング2位逆転には*篠崎選手の優勝が条件

11月16日開幕の最終戦「京都レディースオープン」の優勝賞金は¥3,600,000。西山選手は優勝しても届かないため、逆転の可能性は¥3,089,620差の篠崎選手にしか有りません。
ただし篠崎選手は優勝が条件。
優勝しても宮沢選手が単独8位以上に入ると、追いつけません。

よくある質問

Q.JLPGAステップ・アップ・ツアー「山口周南レディースカップ」の優勝選手は誰ですか？

A.JLPGAステップ・アップ・ツアー「山口周南レディースカップ」の優勝選手は新海美優選手です。
詳しくは＜8ホールに及ぶプレーオフを制して新海美優選手が初優勝＞をご覧ください。

Q.2022年ステップ・アップ・ツアー賞金女王は誰ですか？

A.2022年ステップ・アップ・ツアー賞金女王は櫻井心那（さくらいここな）選手です。

Q.2022年ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング2位争いはどうなっていますか？

A.現在2位は宮澤美咲選手、3位は篠崎愛選手となっており、11月16日開幕の最終戦「京都レディースオープン」での結果次第となっています。
詳しくは＜賞金ランキング2位の座は最終戦へ＞をご覧ください。