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【7/13リランキング大会結果更新!】辻梨恵選手や岩井ツインズが後半戦の出場権獲得!【国内女子ゴルフ JLPGAツアー】
7月7日~10日の日程で開催されたJLPGAツアー第19戦「ニッポンハムレディスクラシック」終了後、第1回目のリランキングが行われ、出場優先順位が入れ替わりました。次戦7月21日開幕の「大東建託・いい部屋ネットレディス」からリランキング上位者から順に出場資格が割り振られます。
更新情報
2020~2021年シーズンは堀琴音選手が大躍進
出典:堀琴音|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2018年より採用されたリランキング制度。2018年は原英莉花選手が117位から28位に、2019年は、稲見萌寧選手が103位から14位にランクを上げてその後の活躍に繋げました。
2020-21年シーズンは堀琴音選手が167位から37位に順位を上げて、その後初優勝に輝いたのは記憶に新しいですね。
辻梨恵選手や岩井ツインズも上位通過
2022年シーズン、大きく順位を上げて後半戦の出場権を掴んだのが157位から25位に大躍進を果たした辻梨恵(つじ りえ)選手。
岩井ツインズの岩井明愛(いわい あきえ)、岩井千怜(いわい ちさと)選手も揃って上位通過。
2020年度プロテスト1位合格の佐久間朱莉(さくま しゅり)選手、2021年度プロテスト1位合格の尾関彩美悠選手も後半戦次回リランキングまでの出場権を手に入れました。
122人抜きの辻梨恵(つじ りえ)選手
出典:辻梨恵|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
QTランキング157位から、主催者推薦限度の8試合に出場。予選落ちが1回あるものの、「リゾートトラスト レディス」の5位タイで獲得した76.80ptが大きく貢献。
トータル180.30ptで25位に躍進しました。
辻梨恵選手の使用ドライバー
岩井ツインズは双子姉妹揃って後半出場権獲得!
昨年のQTでは揃って失敗に終わった岩井ツインズ。リランキングも揃って上位通過です。
岩井明愛(いわい あきえ)選手
出典: 岩井千怜|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
QTランキング70位から8試合の出場で3試合に予選落ちを喫しましたが、決勝に進出した5試合は、トップ20が4回、うちトップ10が2回とまんべんなくポイントを稼いで30位に浮上しました。
岩井明愛選手使用ドライバー
岩井千怜(いわい ちさと)選手
出典:岩井千怜|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
QTランキング90位から9試合に出場、136.95ptを獲得して33位に入りました。お姉さんより1試合多い出場は「リシャール・ミル ヨネックスレディスゴルフトーナメント2022」で2位タイに入って、次戦への出場資格を獲得したためです。
このときの2位タイのポイント105ptが大きく貢献してくれましたね。
岩井千怜選手使用ドライバー
佐久間朱莉(さくま しゅり)選手は余裕の4位通過!
出典:佐久間朱莉|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
QTランキング14位からの参戦で19試合に出場。354.82ptで堂々の4位通過でした。全体のメルセデス・ランキングでも26位に入り、このままいけばシード入り濃厚です。
2020年プロテストトップ合格しています。
佐久間朱莉選手の使用ドライバー
尾関彩美悠(おぜき あみゆ)選手
出典:尾関彩美悠|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
QTランキング58位から9試合の出場で28位にランクアップ。後半戦出場資格を獲得しました。前半は予選落ちがおおかったものの、後半2度のトップテン入りでポイントを稼ぎました。
全体のメルセデス・ランキングは66位。シード入を目指してスタートラインに立てましたね。
その他の注目選手
元祖天才少女と言われる金田久美子(かねだ くみこ)選手が87位から18位に大躍進。QTを受験しなかったイ ボミ選手が8試合の出場で55位にランクインしました。
いずれにしろ、リランキングを勝ち抜いた選手とシード選手の熱い戦いが、直ぐに始まります。
2022年度リランキングとは?
リランキング制度とは、シーズン途中にシード選手と該当シーズン優勝者以外のトーナメント登録プレーヤーの試合出場優先順位を、ここまでのメルセデスポイント獲得順に見直す制度。
リランキング制度は1年に2回実施予定
2022年シーズンは、第1回目が7月7日開催の「ニッポンハムレディスクラシック」。
2回目が9月23日開幕の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」に予定されています。
リランキング対象者
リランキング対象者は、シード選手と該当シーズン優勝者以外のトーナメント登録プレーヤー。
2022年シーズンはシード選手以外の優勝者はないため、前半戦出場権を持っている7名とQTランキングで参戦中の全ての選手が対象になります。
前半戦出場権対象者は、昨年度賞金ランキング51位~55位の3名とメルセデス・ランキング51位~52位までの2名に、ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング2名を加えた7名です。
昨年度賞金ランキング51位~55位の3名
2020-21年シーズン賞金ランキング51位~55位の5名のうち、以下の3名が対象者です。
ささき しょうこ選手
出典:ささきしょうこ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020-21年シーズン賞金ランキング51位。2017年~2019年まで3季連続のシード選手。ここまで優勝3回の実力者です。
2022年シーズンも「アース・モンダミンカップ」で優勝争いをするなど、爆発力は健在。18試合の出場でメルセデス・ランキング20位とシード圏内です。
淺井 咲希(あさい さき)選手
出典:淺井咲希|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020-21年シーズン賞金ランキング52位。2020-21年のシード選手。今季復活させたいところですが、ここまで18試合の出場でメルセデス・ランキング106位、暫定リランキング58位と苦しい位置で前半戦最終試合に臨みます。
淺井咲希選手の使用ドライバー
林 菜乃子(はやし なのこ)選手
出典:林菜乃子|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020-21年シーズン賞金ランキング53位。昨シーズン初シード入りを目前にして逃しました。今季は18試合に出場、最初のうちは予選落ちが多く低迷しましたが、最近では首位スタートの試合もあってランキングもアップ。メルセデス・ランキング51位につけています。
暫定リランキングは18位でこちらは問題ありません。
林菜乃子選手の使用ドライバー
昨年度メルセデス・ランキング51位~55位の2名
2020-21年シーズンメルセデス・ランキング51位~55位の5名のうち、対象者は以下の2名でした。
河本 結(かわもと ゆい)選手
出典:河本結|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020-21年シーズンメルセデス・ランキング53位。初シードの2020年にアメリカツアーに参戦。
2021年日本ツアーに復帰するも試合数が少なく、シードを逃しています。ここまでは18試合に参戦してメルセデス・ランキング61位。
暫定リランキングは25位と問題ないため、シード圏外からの巻き返しを図りたいところ。
河本結選手のクラブセッティング
河本結選手の使用ドライバー
鶴岡 果恋(つるおか かれん)選手
出典:鶴岡果恋|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020-21年シーズンメルセデス・ランキング55位。2020-21年シーズンは惜しくもシード入を逃しましたが、2022年シーズンは18試合に出場して、予選落ちが12回と結果が出せていません。
メルセデス・ランキング85位、暫定リランキング42位とギリギリの順位です。
鶴岡果恋選手の使用ドライバー
昨年度ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング上位2名
それぞれステップ・アップ・ツアー19試合に出場、複数回の優勝で賞金ランキング上位2名に入ってレギュラーツアー前半戦出場権を手に入れました。
賞金ランキング1位リ ハナ選手
出典:リハナ|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
2020年度プロテストに合格したばかりのルーキーです。2022年シーズンは18試合に出場してメルセデス・ランキング69位、暫定リランキング29位につけています。
後半戦出場権は問題なさそうですが、シードに向けてはもう少し頑張りが欲しいところですね。
賞金ランキング2位小野 祐夢(おの ひろむ)選手
出典: 首位・小野祐夢はリズムでゲキ変『優勝を狙います』|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
18試合の出場で予選落ち11回、メルセデス・ランキング90位、暫定リランキング46位と厳しい位置につけています。
ただ、直近の「資生堂 レディスオープン」では2日目を終わって首位に並ぶ実力の持ち主。先ずはリランキングを少しでも上げて後半の出場試合を増やしたいですね。
QTランキング上位者
QTランキング1位は下川めぐみ(しもかわ めぐみ)選手、2位は石川明日香(いしかわ あすか)選手、3位は川岸史果(かわぎし ふみか)選手でした。
石川選手はメルセデス・ランキング39位でシード圏内、川岸選手は57位とまずまずの成績ですが、下川選手は107位、暫定リランキング59位と苦戦中です。
リランキングは何位までが出場できる?
リランキング対象者の出場可能順位は、それぞれの試合の総出場人数によって決まります。例外はありますが、3日間大会なら108名、4日間大会で120名。主催者推薦人数を引いて、3日間大会で90名、4日間大会で100名がJLPGAに割り振られた出場枠です。
計算上は36位までが全試合に出場可能
現在のシード選手は、産休復帰者1名と永久シード選手1名を合わせて54名。
したがって90名枠の3日間大会で、36位まで、100人枠の4日間大会で46位までが、出場可能な順位になります。
36位に入っておけば次のリランキングまでのほぼ全試合の出場が可能です。
シード選手の状況次第
後は、シード選手全員が全試合に出場するわけではなく、空きが出ればその分下位に降りてくることに。海外メジャーの日程によっても空きの人数が変わってきます。
あわせて読みたい「ニッポンハムレディスクラシック」の大会日程や出場選手
よくある質問
Q.リランキング制度とは何ですか?
A.シーズン途中に、シード獲得選手と該当シーズン優勝者以外で、トーナメント登録プレーヤーの試合出場優先順位を、ここまでのメルセデスポイント獲得順に見直す制度の事です。
Q.リランキング制度はどのくらいの頻度でありますか?
A.1年に2回行われます。2022年度では2022年シーズンは、第1回目が7月7日開催の「ニッポンハムレディスクラシック」。2回目が9月23日開幕の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」です。
Q.前半戦出場権対象者はどんな選手ですか?
A.昨年度賞金ランキング51位~55位の3名とメルセデス・ランキング51位~52位までの2名に、ステップ・アップ・ツアー賞金ランキング2名を加えた7名が前半戦出場権対象者になります。