GOLF TODAY10月号「プラス10ヤードのラウンド直前練習」についてご紹介

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ドライバー・アイアンで飛距離UP!手上げ・肩の開き修正法

2021.10.25
2021.10.25 POSTED
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ドライバー・アイアンで飛距離UP!手上げ・肩の開き修正法
目次

ゴルフをもっと楽しみたい方に向けて発行されている月刊誌「GOLF TODAY」。10月号で紹介されていた「プラス10ヤードのラウンド直前練習」は飛距離を伸ばしたい方必見の情報ばかりでした。そこで今回は、雑誌の内容にプラスして、ごるトク編集部おすすめの「ドライバー・アイアン飛距離UP!~手上げ・肩の開き修正法~」をお届けします。

飛距離を伸ばすためには「手上げ」を直すべし!

「GOLF TODAY」では、飛距離が出ない理由の一つとして、手首だけを使ってクラブを持ち上げる「手上げ」があると述べられていました。肩を使わず手でボールを打つと、飛距離が伸びません。「手上げ」を直すためには、肩から始動するテークバックをクセづける必要があります。

肩から始動するテークバックを身に着けよう!

紙面では、かつてドラゴン大会に出場し、当時の女子日本記録を出した高島早百合選手が練習法を紹介していました。ミドルアイアンでペットボトルを後ろに押しながらテークバックする練習法です

練習方法は?

やり方は簡単。ヘッドのすぐ後ろに500mlのペットボトルを置き、ペットボトルを後ろに勢いよく飛ばしながらテークバックして、ボールを打つというものです。ポイントは、しっかりと肩を回すこと。肩を回す時は、右ひじが肩よりも高い位置にすること。頭の位置が動かないようにすることです。

この練習をすることで肩から始動して、上半身全体が回転するスイングができるようになると紹介されていました。

なんでミドルアイアン?

紙面に理由は明記されていませんでした。しかし、ミドルアイアン(5,6,7番のアイアンドライバー)は「クラブの基本」とも呼ばれているクラブ。スコアアップの鍵を握るクラブでもありますが、上手く打てない、難しいと感じている方も多いですよね。だからこそ練習が必要なクラブともいえるかもしれません。

手上げを直せば飛距離も伸びる!

テークバックをするとき「クラブのヘッドが先に動いて、そのあと腕と体が付いてくる」という方はいませんか?その打ち方が「手上げ」の打ち方です。

手首や腕だけでボールを強く叩こうと意識しすぎてしまうと、手でクラブを上げがちになります。手上げをしてしまうと、クラブのフェースが開き過ぎたり、インサイドに引き過ぎたりして、肩や腰の回転が弱くなってしまいます。これが手上げで飛距離が出ない原因です。

飛距離を出すための理想のスイングは、体の回転とクラブの動きが連動することです。そのために、まず手上げを直すように心掛けましょう。

手上げを直すためには、正しいテークバックの形を意識しながら繰り返し練習するしかありません。

手上げをしないテークバックのコツ

・アドレスする時に両脇を閉める
・肩→腕→クラブヘッドの順に動かすように意識する
・クラブと腕の重みを感じるように引く
・右の股関節を後ろに引くイメージでスイングする
・肩を90度、腰を45度くらいまで回転させる

これらを意識することで、手上げをしないテークバックができるようになります。シャドウスイングを繰り返して、正しいテークバックの動きを体に染み込ませましょう。

ヘッドスピード

ヘッドスピードが上がればキャリーの飛距離を伸ばすことができます。その際、ヘッドスピードを上げようとして、力任せに振ってはいけません。過剰な腕力と握力は、むしろ邪魔になってしまいます。いかに効率よくヘッドスピードを上げるかが重要です。

ヘッドスピードを上げるための練習法

ヘッドスピードを上げるには、無駄に力まないように意識することが大切です。正しい力加減を掴む練習法として、脱力した状態で両手をパーに、その状態から素早くグーの形にした時くらいの力がちょうどよい感覚です。とはいえ感覚をつかむまでが難しいので、何度か繰り返して練習しましょう。

また、素振りで、インパクト後の球を打った後の動作であるフォロースルーの形を意識することも有効な練習の一つです。フォロースルー時に、左脇が締まって右手が左手の上にあること、シャフトが立ち上がっていることを意識しましょう。まずはゆっくりスイングして、理想の形にします。安定してきたらスイングのスピードを上げて、慣らしていきましょう。

ヘッドスピードを上げるために!HANDY SPEED STICK

3種類のウェートが付いた素振り練習用の器具です。1日に少しずつ重さを変えて素振りを行うことで、スイングが安定し、体のバランスが整います。それに伴ってヘッドスピードの上昇も期待できます。

アイアンで飛距離を伸ばすには?

アイアンの役割は、狙ったところに打つことです。飛距離を伸ばせばよい、というわけではありませんが、狙った距離に届かせるためにも、飛距離を伸ばす練習をしておいて損はありません。アイアンで飛距離を伸ばすためには、アイアンショットの基本となる「ダウンブロー」の練習をしましょう。

ダウンブロー

ダウンブローとは、クラブが降下している時にインパクトする方法です。アイアンはこのダウンブローの打ち方が基本となります。バックスピンがかかりボールが停まりやすくなると言われているダウンブロー。しかし、最下点の手前を打つダウンブローは、ボールが芝に埋もれていてもボールをとらえやすくなり、飛距離が伸びることも期待できます。

ダウンブローは習得が難しく、悩まされている方も多いテクニックです。

ダウンブローを習得するための練習法

ダウンブローがうまくいかない原因の一つが、ダウンスイングの時に左肩が開いてしまうことです。左肩が開かないようにするには、素振りで意識づけをすることが大切です。

チェックする項目は以下です。

・肩が開いていないか
・右ひじが下を向いているか
・手首とクラブの角度が90°になっているか

また、スイングをする時、グリップがボールより飛ばす方向にはみ出しているハンドファーストで打つように意識しましょう。手元が左足を過ぎてから、ヘッドが手元を追い越すようにスイングするのがコツです

ダウンブローを身に着けるなら!右利き用レベル&ダウンブロー育成クラブ

フェースが無く、穴が開いているクラブです。ヘッドのソール部分がボール下を潜り抜けるようにスイングして練習します。正確なダウンブローができると、ソール部分がボールに触れないため、その場所に留まるという仕組みです。自分がダウンブローのスイングができているかどうかを体感できるアイテムです。

家でも飛距離を伸ばす練習を!

今回はGOLFTODAYで紹介されていた練習法にプラスして、家でもできる練習法を紹介しました。ゴルフ技術の向上は日々の練習の積み重ねです。毎日少しずつ練習して、本番でのスコアアップを目指しましょう。

よくある質問

Q.手上げとは?

A.腕や腰の回転がなく、手首や腕の力を利用して打つような打ち方を言います。手で打つと、クラブのフェースの開き過ぎや、インサイドに引き過ぎることによって肩や腰の回転が弱くなり、飛距離が伸びづらくなります。

Q.ダウンブロー時に左肩が開かないようにするには?

A.「右ひじを下に向ける」「手首とクラブの角度を90°にする」などを意識すると左肩が開きにくくなります。

Q.手上げになってしまう人のテークバックはどこを意識する?

A.両脇を閉めて構えること、スイング時に右の股関節を後ろに引くイメージを持つ、肩を90度回転させる、などを意識すると正しいテークバックに近づきます。

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