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テニス経験者がゴルフで悩んだこと&直すためにやったこと
ゴルフを始めたいと思ってる方の中には、過去に球技を経験したことがある方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
ごるトク編集部 中野も、小学校&中学校でずっとテニスをしていました。テニスでの経験がいい意味で役立ったこともあったのですが、悪い方向に影響したこともあり…。直すのに苦労しました。
そこで今回は「テニス経験者のゴルフの悩み」についてお伝えしたいと思います。すこしでもお役に立てたらうれしいです。
止まっているボールなのに…打てない…
ゴルフを始める前は「動いてる球ずっと打ってきたんだから、止まってる球とか余裕でしょ( ^ω^ )」なんてふざけたことを思っていました。もちろん見事に初回で打ち砕かれたワケですが…。なんてったって空振りオンパレードでしたからね。動いてない…のに…
もちろん、お悩みやクセは人それぞれだと思います。中野もティーチングなどの経験があるわけではない普通のゴルファーですので、参考程度に楽しんでいただけますと幸いです。ほかのテニス経験者さんも、お気軽にコメントくださいね!
ゴルフで役立ったテニスの経験
ゴルフで役立ったテニスの経験は、
・払い打ちがしやすいのでウッド系が得意だったこと
の2点です。
身体を捻る動作に慣れている
テニスってわりといろんな打ち方があると思うのですが(例:サーブやボレー)、硬式テニスだと特に、しっかり身体を使ってボールを打たないといけないシーンが多いんです。
プロのテニスの試合を観ていると、サーブの1球目では「そんなに身体反らすの!?」と思うくらい身体を反らせています。パワーを溜め込んで一気に身体を捻って打っているんです。
もちろん、中野のサーブはあそこまでのクオリティではありません(笑)。しかし、テニスをやっていたおかげで、しっかり腰を使って身体をまわすことに慣れているので、飛距離も出やすい気がします。
ちなみに中野の両親もテニス経験者、両親の知り合いもテニス経験者、地元の同級生もテニス経験者のゴルファーばかりですが、わりと飛距離が出る人が多い印象です。
体格なども影響しますが、67歳の女性で、ドライバー200y近く飛ばす女性もいますし、同級生の男の子は、ドライバーで300y飛ばしています。
全員が全員ではありませんが、テニス経験者のゴルファーは身体をしっかりまわすのが得意だったり、もともと慣れている人が多いと思います。
払い打ちしやすいのでウッドが得意
また、個人的には払い打ちもしやすかったです。
払い打ちは、クラブのヘッドを地面に滑らせるように打つ打ち方のこと。払い打ちはウッドと相性がいい、という意見の方も多いですよね。
中野の同級生の女の子(テニス経験者)は、ゴルフ初心者のころから、AとS以外はウッドで揃えていました。これも「テニス経験者はウッド系が打ちやすい」という傾向ゆえだと思います。
テニスをしている母も、母の友人も、ウッドやユーティリティはミスが少なくアイアンが苦手という人が多いです。テニス経験者あるあるなのかもしれません。
ゴルフで苦労したテニスの経験
ゴルフで苦労したたテニスの経験は、
・身体が開いてしまうこと
の2点です。
スウェーしてしまう
スウェーとは「スイング時に体や体の軸が左右に動いてしまうこと」を指します。スウェーすると身体が左右に動いてしまうので、軸がブレます。
軸がブレるとクラブが構えたところに戻って来にくくなるので、ダフったりトップったりする原因になります。要はショットが安定しなくなるので、できるだけスウェーはしないほうがいいと言われています。
しかしゴルフを始めたばかりの頃はよくテイクバックで身体が右に流れてしまっており、空振りばかりしていました。
身体が開いてしまう
また、テニスはボールを打つ瞬間は身体が開いていることが多いです。
出典: ぼぶのテニスまとめ
しかしゴルフで身体が開いた状態のままボールを打とうとすると、ヘッドが振り遅れる原因になったり、フェースの向きが開きやすくなってスライスボールが出る原因になります。
出典:ちょいメタゴルファーのフィットネス ゴルフレッスン-ゴルフダイジェスト・オンライン
さらに、身体が開くのと同時に上半身が起き上がってしまっていると、トップする原因にも繋がってしまいます。最初の頃はこの現象にとても苦労しました。 初心者の頃は特に、ボールの行く末が気になるので、顔が上がりやすくなる人も多いです。中野に関しては、テニスの癖でただでさえ身体が開きやすいのに、顔まで上がってトップどころか、ボールを上から叩いてしまうこともよくありました。
テニスの癖を直すためにやったこと
そんな「スウェーの癖」と「身体が開く癖」を直すためにやったことを、簡単にですがご紹介したいと思います。
スウェーの癖を治すためにやったこと
スウェーの癖を直すためにやったことは、テイクバックの時にとにかく右膝を徹底的に固定することです。
構えた時から右膝の位置を変えないように意識するだけで、下半身が右に流れてしまうのをかなり防ぐことができました。
最初の頃は右の内腿がめちゃくちゃ筋肉痛になったりしましたが、ちゃんと踏ん張れてる証拠だと思って練習しました。これは今でも意識しています。
プラスして、頭も動かないようにすると、上半身もブレにくくなるのでよりショットが安定しやすくなります。
初心者の頃はスイングの時に色々意識することが多かったり、ラウンド中はあっちこっち走りまわってカートにも乗れないので、後半だんだん疲れてきます。するとこの踏ん張りがきかなくなって、空振りしたりトップしやすくなっていました。
今でも疲れるとだんだん身体がスウェーしやすくなってくるので、ラウンド中は右膝は毎回意識するようにしています。
身体が開く癖を直すためにやったこと
身体が開く癖を直すために、最初は「左に壁があると思ってスイングする」という練習をしました。しかし中野にはいまいち合わなくて、うまく身体が回せなくなってしまいました。
個人的に合っていた練習法が「頭をしっかり残して、右肩が顎につくまで頭を残す練習」です。
身体が開いてしまうと右肩だけでなく左肩も一緒に前を向いてしまいますが、右肩が顎につくまで頭を残すように意識すると、自然と身体が開くのを抑えることができました。
正直身体は今でも多少開いて打っていることが多いと思います。
球筋がフェードボールなので、一時期はドローボールが打ちたくて色々試行錯誤しました。しかし、結局飛距離が落ちたり意識しすぎて引っかけたりするので、今はいったんこのスタイルに落ち着いています。
テニスの癖を直すときに役立ったアイテム
ザ・王道!バランスボール
個人的にテイクバックの時にスウェーしてしまう癖に効いたのが、バランスボールを足で挟んでスイングするというものです。よくゴルフレッスンなどでも使われる練習方法だと思います。足で挟むことで、右ひざが開きにくくなり、下半身が安定しやすくなりました。
ついでに筋トレにも使って内腿の筋肉を鍛えてみたところ、バランスボールがない時でも下半身が安定しやすくなりました。1つ持っておくととても便利です。
目印になる!?ファンデーション
身体が開くのを直すために「スイング時に右肩が顎につくまで頭を残す」ことを意識していました。
このときの目安として、練習が終わった後に、右肩にファンデーションがついているかどうかを目安にしていました。
服が汚れる!とご心配の方もいらっしゃるかもしれませんが、石鹸で落ちるタイプのファンデーションなら、普通の洗濯でキレイに落ちるのでおすすめです。
「お化粧してます感」がいい意味で全然ないので、男性の方が使ってもいいかと思います…!
まとめ
いかがでしたか?「テニス打ちの癖が抜けなくて、ゴルフで悩んでいる…」という方の参考になったら嬉しいです。
めちゃめちゃ素人の意見なので、間違っているところもたくさんあったかもしれません(汗)。
そのやり方じゃダメだよ!もっとこうしたらいいのに、等々ご意見があれば、ぜひコメント欄よりコメントもお待ちしております!
よくある質問
Q.テニスの経験で苦労することはありますか?
A.人によってテニスの癖が出て苦労することがあります。 テイクバックで身体が右に流れてスウェーしてしまうことや、身体が開いてスライスボールを打ってしまうことが挙げられます。
Q.スウェーの癖を治すためにどこに意識する?
A.テイクバックの時に右膝を固定することを意識すると良いでしょう。さらに、頭も動かないようにすると、よりショットが安定しやすくなります。
Q.身体が開く癖を直すためにはどんな練習法がある?
A.「左に壁があると思ってスイングする」「頭をしっかり残して、右肩が顎につくまで頭を残す練習」などの演習法があります。人により向き不向きがあるので、ご自身に合った練習法を試すのがおすすめです。