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スコア100切りを目指せ!アプローチ上達のためのウェッジの打ち方!
初心者ゴルファーにとって、大きな壁と言えるスコア100切り。ドライバーやアイアンでグリーン近くまで運べても、そこからのアプローチショットが苦手な方も多いのではないでしょうか。アプローチで失敗して、スコアが上がらない・・・初心者ゴルファーなら、そんなふうに悩んでいると思います。
今回は、スコアメイクに重要な「ウェッジの上達法」についてご紹介します。
ウェッジを極めて100切りに一歩前進!
スコアアップは、アプローチが上手くいくかどうかにかかっています。
なぜアプローチが大切なの?
コースでのショット数の比率は平均で、フルショットが40%、ショートゲーム数が60%。ショートゲーム数の方が、ショット数が多いのです。
つまり、先にショートゲームの練習をすることで、効率よくスコアを伸ばすことができます。
そして、ショートゲームの肝になるのがアプローチ。アプローチができれば、ピンそばまで寄せることが出来るようになります。
その分、パット数も少なくなる、というわけです。
アプローチで活躍するウェッジをマスターしよう!
アプローチで活躍するクラブと言えばウェッジです。ウェッジは苦手意識を持っている方が多く、ミスショットをしてしまいがち。
アプローチが上手くなるためには、ウェッジの使い方をマスターすることがポイントです。
ここからは、ウェッジの打ち方が上手くなるコツを紹介します。
この記事を読んで、自信を持ってアプローチに臨めるようにしましょう!
ココだけは抑えておきたい!ウェッジの基本
ウェッジの種類は主に3種類で、ロフト角によって分類されています。
PW→AW→SWの順で打てる距離が短くなります。ウェッジによってそれぞれ役割が異なるので、シーンや目的に合わせてウェッジを選ぶことが大切です。
・AW…アプローチウェッジ。一般的なロフト角は50°~53°。ピッチとランが打ちやすくなる。90ヤード前後のアプローチの時に使う。
・SW…サンドウェッジ。一般的なロフト角は56° もしくは58°。バンカーからボールを出しやすい設計になっている。ボールがバンカーに入った時に使う。
ウェッジが上手く打てない理由は?
「アイアンは打てるのに、ウェッジになった途端打てなくなる」という方も多いですよね。では、なぜウェッジだと上手く打てないのでしょうか?
その原因は「手加減ショットを意識し過ぎていること」と「上げようとし過ぎていること」の2点です。
手加減ショットを意識し過ぎているから
ウェッジは、短い距離を打つアプローチショットで使用します。
アプローチショットで「この強さで打つとピンを超えてしまうかも…」と気にし過ぎてしまうと、体にブレーキがかかり、スイングのスピードが弱くなってしまいます。
これにより「ウェッジが上手く打てない」結果になってしまうのです。
上げようとし過ぎているから
ボールを上げようとしてトップしてしまう方は、上げようとし過ぎている可能性があります。というのも、多くのゴルファーは、ボールを上げようとするとリーディングエッジが寝てしまうからです。
ウェッジの場合はロフト角が50度前後あるので、ヒットさせるだけでボールが上がります。「上げよう」と意識し過ぎてしまうとウェッジの良さを活かせず、結局ミスに繋がってしまいます。
ウェッジが上手くなりたいなら「距離の打ち分け」を身に着けよう!
ウェッジを上達させるためには、ミスを減らすだけではなく、ウェッジ自体を上手く打てるように練習する方法もあります。
その際におすすめなのが、距離の打ち分けを身に着けることです。
ウェッジは、種類によって適したシーンや飛距離が変わります。また、ウェッジの種類を変えるだけでなく、スイングの幅を変えることでも、打ち分けすることができます。
ウェッジの距離の打ち分けをマスターすることで、「このシーンには、このウェッジで、どんな風に打つのがいい」とわかるようになります。
この感覚を身に着けることで、アプローチをする時に手加減をしてしまうことや、ボールを上げようと意識してしまうことが少なくなります。
それでは、ウェッジの種類別にスイングの幅で飛んでいく目安の距離と、それぞれの幅の打ち方を紹介します。
肩の高さのスイング
PW…80~90ヤード
AW…60~70ヤード
SW…40~50ヤード
【女性飛距離の目安】
PW…50~60ヤード
AW…45~55ヤード
SW…40~50ヤード
①スタンスは肩幅よりもわずかに狭めに構える。
②ボールはスタンスの中心に置く。
③手の高さを右肩と同じくらいの高さまでバックスイング。
④スイングする時に、右ひざが左ひざに近づくように移動させ、左足を踏み込みながらインパクト。
⑤手を左肩の高さまで振り抜く。
腰の高さのスイング
PW…40ヤード
AW…30ヤード
SW…20ヤード
【女性飛距離の目安】
PW…30ヤード
AW…25ヤード
SW…20ヤード
①肩幅くらいに足を開いてスタンスし、足幅の半分くらい右足を左足の方に寄せます。
②足幅の半分くらい右足を左足の方に寄せる。
③手が腰の高さに来るようにバックスイング。
④右ひざが左ひざに寄るようにインパクト。
⑤手の位置が腰の位置に来るまで振り抜く。
ひざの高さのスイング
PW…20ヤード
AW…15ヤード
SW…10ヤード
【女性飛距離の目安】
PW…20ヤード
AW…15ヤード
SW…10ヤード
①肩幅くらいに足を開いてスタンスをして、右足を2歩分くらい左足に近づけて幅を狭くします。
②右足を2歩分くらい左足に近づけて幅を狭くする。
③クラブヘッドをひざの高さまでバックスイング。
④右ひざを左ひざに寄せるようにインパクト。
⑤ひざの高さまでクラブを振り抜く。
ここで紹介した飛距離は目安ですので、自分のスイングでどこまで飛んでいくかを練習で確認・把握しておきましょう。
おすすめウェッジ
タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ
このウェッジは、重心を打点に合わせることで、弾道と飛距離のコントロール性を高めています。安定してインパクトできるので、思い通りのショットが打ちやすいウェッジです。
プレーヤーごとに様々なラインナップが用意されているので、自分にピッタリのウェッジを見つけることが出来ます。
最安値をチェック!こちらの記事では、初心者向けのウェッジの選び方を詳しく解説しています。参考にしてみてくださいね。
ウェッジへの苦手意識を克服しよう!
今回はウェッジの苦手を克服できるような「打ち分けの方法」についてご紹介しました。ウェッジの打ち分けができる様になれば、ミスが減り、自信を持ってアプローチできるようになりますよ。
そのためには、ショートコースでの練習がおすすめです。ショートコースは、実際のラウンドと同じ環境の、距離が短く練習に適したコースのことです。そのため、気軽に楽しみながら練習することができます。
ウェッジは種類によって役割や得意とする距離が異なります。また、打ち方によっても、距離が大きく変わってきます。ぜひ、自分に合ったウェッジと打ち方を見つけましょう!
よくある質問
Q.アプローチの上達が100切りのために必要な理由は?
A.アプローチはショートゲームの肝だからです。コースでのショット数は平均でショートゲームが6割を占めるため、ショートゲームを練習すると効率よくスコアを伸ばすことができます。また、アプローチでピンそばまで寄せることが出来るようになると、パット数が減り、100切りに近づくでしょう。
Q.ウェッジが上手く打てない原因は?
A.「短距離のショット時に力加減を意識し過ぎていること」や「上げようとし過ぎていること」が挙げられます。短距離で力加減を意識し過ぎると体にブレーキがかかり、スイングが弱くなりやすいです。また、ボールを上げようと意識してトップしてしまうこともミスに繋がる一つです。まずは意識から変えてみましょう。
Q.ウェッジの打ち分けの練習はどこがおすすめ?
A.ショートコースでの練習をおすすめします。「このシーンには、このウェッジで、どんな風に打つのがいい」という感覚をつかむことで、ウェッジの打ち分けが身につくようになります。