2022年1月27日から30日にかけて、ドバイのゴルフクラブで「2022年ドバイデザートクラシック」が開催されました。皆様、もう試合はご覧になりましたか？

「まだチェックできていない！」という方のために、ごるトクでは、2022年ドバイデザートクラシックの優勝選手や大会の様子をまとめました。ごるトクが注目していた選手についても紹介しています。

試合をご覧になった方も、そうではない方も、こちらの記事を読んで2022年ドバイデザートクラシックを振り返ってみてください。

更新情報

出典：ALBA.Net

ビクトル・ホブラン選手が逆転優勝

2022年ドバイデザートクラシックで優勝したのは、当時世界ランキング5位のビクトル・ホブラン選手でした。

出典：ALBA.Net

初日、予選ラウンドを「66」の13位でスタートしたビクトル・ホブラン選手。第二ラウンドこそ5位タイまで順位が上昇しましたが、第三ラウンドでは再び13位タイに落ちています。この時点で、第三ラウンド首位のジャスティン・ハーディング選手とは6打差でした。

試合の行方が大きく変わったのは最終ラウンドの16番のことです。この時、5位タイにまで順位を上げていたビクトル・ホブラン選手は、約10.8mのバーディパットを決めました。さらに、17番パー4ではワンオンを狙い成功。その後、イーグルによって一気に首位に追いつきます。最後にはリチャード・ブランド選手とのプレーオフを制して、見事に逆転優勝を果たしました。

第三ラウンドまでは予想ができなかった展開に、リアルタイムで試合を観戦していた方は、誰もが驚いたことでしょう。ビクトル・ホブラン選手自身も「勝てると思わなかった」とコメントしています。

2022年ドバイデザートクラシックの結果で、世界ランキング5位から3位へと浮上したことにも注目です。若手ならではの勢いから目が離せません。

ローリー・マキロイ選手は単独3位

ごるトクが注目していた選手の1人、ローリー・マキロイ選手は、最終ラウンドを3位の結果で終えています。

出典：ALBA.Net

初日、46位タイでスタートしたローリー・マキロイ選手。第二ラウンドでは5位タイ、第三ラウンドでは単独2位まで浮上します。過去に二度、ドバイデザートクラシックで優勝を果たしているローリー・マキロイ選手ですから、「このまま優勝するのでは…」と予想した方が多いでしょう。

迎えた最終ラウンド、1つでもバーディを獲れば優勝を掴めたローリー・マキロイ選手ですが、それは叶いませんでした。18番で打ったボールが池に落ち、パーパットによる挽回もできず惜敗してしまいます。この結果に、ローリー・マキロイ選手は悔しそうな姿を見せました。

それでも、単独3位という決して悪くない成績を残しています。ドバイデザートクラシックは、ローリー・マキロイ選手と相性が良いと言われる大会。来年こそは、三度目の優勝を掴み取ってファンを熱狂させるのではないでしょうか？

金谷拓実選手・川村昌弘選手は予選落ち

日本人では、2021-2022年の賞金ランキングで2位の座に輝いた金谷拓実選手や、「旅人ゴルファー」として知られる川村昌弘選手が2022年ドバイデザートクラシックに出場しました。残念ながら、どちらも予選落ちしています。

出典：ALBA.Net

金谷拓実選手は、初日2ボギー1ダブルボギーで通算8オーバー。順位は115位でした。川村昌弘選手は1バーディ3ボギーで通算6オーバー。順位は109位です。

同じ日本人ですから、おふたりが決勝ラウンドまで進めなかったことは残念に思います。しかし、金谷拓実選手も川村昌弘選手も、素晴らしい腕を持つプロゴルファーに違いありません。加えてこれまでにも、ドバイデザートクラシックに出場した経験があります。2023ドバイデザートクラシックへの出場が、今から楽しみに待たれます。

ドバイデザートクラシック　概要

ドバイデザートクラシックは、毎年アラブ首長国連邦にあるドバイで開催されています。PGAツアーに次ぐ規模を誇る、ヨーロピアンツアーのゴルフトーナメントです。

※ヨーロピアンツアーは、2022年から「DPワールドツアー」へと名称が変更される予定です。

ドバイデザートクラシックは、1989年に欧州ツアー初の中東開催としてスタートしました。強豪ぞろいのゴルフトーナメントとして有名で、歴代優勝者にはタイガー・ウッズ選手やローリー・マキロイ選手が名を連ねています。

その他、2022年ドバイデザートクラシックの詳細は次の通りです。

正式名称	Slync.io・ドバイ・デザート・クラシック
開催コース	エミレーツ・ゴルフクラブ
開催日	2022年1月27日～2022年1月30日
賞金総額	＄8,000,000

2022年ドバイデザートクラシックの競技日程

2022年ドバイデザートクラシックは、2022年1月27日（木）～2022年1月30日（日）の4日間にわたって開催されます。初日の1月27日（水）は7：10（日本時間12：10）開始の予定です。

予選ラウンド

決勝ラウンド

2022年ドバイデザートクラシックのテレビ放送の予定は？

ゴルフファンなら、強豪のゴルファーが集まるトーナメントはぜひチェックしたいところ。しかし、残念ながら現在のところ、2022年ドバイデザートクラシックの様子がテレビ放送される予定はないようです。ゴルフニュースを配信しているGDOニュースやALBA.Netがトーナメントの様子を追っているので、つど確認してみてはいかがでしょうか？

YouTubeでは、DPワールドツアーの公式アカウントより、トーナメントの様子がライブ配信される予定です。また、年によっては優勝選手のハイライト動画がアップロードされています。大会の様子や優勝選手の見応えあるプレーが気になる方は、YouTubeをご覧ください。

【YouTube】ドバイデザートクラシックの関連動画一覧

2022年ドバイデザートクラシックの注目選手

金谷拓実選手

スーパールーキーとして注目を集めている金谷拓実選手は、2021年に開催されたドバイデザートクラシックにも出場しています。欧州ツアー初出場にもかかわらず、最終ラウンドを通算8アンダーの9位タイで終えました。2021-2022シーズンは国内賞金ランキング2位と、1年を通して好調。2022年ドバイデザートクラシックでの活躍にも期待が高まります。

2021年最新・金谷拓実選手のクラブセッティング

川村昌弘選手

昨年、惜しくも予選落ちしてしまった川村昌弘選手ですが、今年は出場が予定されています。パナソニックオープンで過去3番目の年少記録を出した後、アジアや欧州で広く活躍している川村昌弘選手。世界の強豪達と渡り合ってきた成果は、2022年ドバイデザートクラシックで発揮されるのでしょうか？

ローリー・マキロイ選手

ローリー・マキロイ選手の2022年ドバイデザートクラシックへの出場は、昨年の12月から既に話題になっていました。同大会にて、2009年と2015年の2回、優勝を獲得しているローリー・マキロイ選手ですが、出場は2018年以来。以前よりもパワーアップしたプレーを見ることができるのでしょうか？

開催地はドバイ「エミレーツゴルフクラブ」

ドバイデザートクラシックは、毎年ドバイのエミレーツゴルフクラブ（エミレーツGC）で開催されています。

エミレーツゴルフクラブは、太平洋クラブが提携している海外のゴルフ場の1つです。特に8番コースは、高層ビル群と広大な砂漠を見渡せる絶景が、ゴルファーの間で高く評価されています。また、冬ゴルフを快適に楽しめるゴルフ場としても紹介されています。

太平洋クラブが直接運営している国内のゴルフ場も、「日本プロゴルフ選手権大会」や「TOTOジャパンクラシック」など、数々のトーナメントの開催地として選ばれてきたほどに魅力的です。中でも太平洋クラブ 御殿場コースは、毎年「三井住友VISA太平洋マスターズ」が開催されています。ゴルフファンなら誰もが知るゴルフ場の1つ。一度訪れてみてはいかがでしょうか？

太平洋クラブ 御殿場コース

広大なグリーンで、のびのびとしたプレーが楽しめます。全面改修の際、あの松山英樹選手が監修したコースとしても有名です。ハザードの形状を工夫することで難易度を高めているので、戦略性が求められます。

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ドバイで開かれる欧州ツアーの行方は？

2022年ドバイデザートクラシックは、強豪達による熱い戦いが繰り広げられることから、真のゴルフファンならぜひともチェックしておきたいトーナメントの1つ。日本人代表の金谷拓実選手や川村昌弘選手が、海外のゴルファーを相手にどんな戦いを見せてくれるのか、ローリー・マキロイ選手の素晴らしいプレーは披露されるのか、続報を楽しみにお待ちください。

よくある質問

Q.「2022年ドバイデザートクラシック」の優勝選手は？

A.ビクトル・ホブラン選手です。逆転優勝を果たすまでのハイライトは「ビクトル・ホブラン選手が逆転優勝」にてまとめています。

Q.ごるトクの注目選手の結果は？

A.ローリー・マキロイ選手は3位、金谷拓実選手と川村昌弘選手は予選落ちという結果でした。詳しくは「ローリー・マキロイ選手は単独3位」をご覧ください。

Q.「ドバイデザートクラシック」とは？

A.PGAツアーの次に大きい規模の、DPワールドツアー(旧ヨーロピアンツアー)のゴルフトーナメントです。1989年から始まり、アラブ首長国連邦にあるドバイで毎年開催されます。賞金や開催コースは「ドバイデザートクラシック　概要」に記載しています。