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ヘッドスピード38~40m/sで一番飛ぶゴルフボールって?マイベストを探してみた
ドライバーショットはとにかく飛ばしたい!!いくら自分に合ったドライバーを選んでも、ボールが合っていないと飛距離に対する最大のパフォーマンスは期待できません。ボールにも、ゴルファーによって向き不向きがあるのです。飛距離やスピン量などボールに求める機能によって選ぶボールは違います。今回はヘッドスピード38~40m/sのアマチュアでもよく飛ぶボールに焦点を当てて探してみました。ボール選びの参考にご活用ください!
更新情報
- ・冬のゴルフボール情報を追加しました
冬のゴルフボールがうまく飛ばない理由
冬にゴルフをした人で、どうもボールが飛ばないと感じた人は多いと思います。大きな理由は大気の密度。
冬になって気温が下がると大気の密度が高くなります。そうすると空気抵抗が大きくなって、どうしてもボールの飛距離が落ちるのです。
もう一つが、ボールそのものの硬化現象。気温の低下によってボールのコアが硬くなると、これまでどおりの力を加えてもコアを同じように潰せなくなることも。
その状況では十分な反発力が得られなくなり、結果飛距離が落ちてしまいます。
この他にも寒さで体が十分に動かなくて、いつものスイングができないなどの理由が考えられます。
大気密度による空気抵抗は仕方がないとして、練習前のストレッチを十分にして体を温めておくことや、気をつけてゴルフボール選びをすることで、飛ばない原因が少しでも取り除けるかもしれません。
冬のゴルフボール選びで気を付ける事
春から夏にかけてのゴルフ場と秋から冬にかけてのゴルフ場では、ゴルフ場の気温や芝の状態が違ってきます。
特に冬のゴルフ場では気温の低下とともに状態が一変。寒さや、芝の変化に合わせてゴルフボール選びにも気を付けたいものです。
point①いつもよりボールが硬くなる
ボールはゴムや合成樹脂を材料に作られています。従って、冬になって気温が低下するとボールそのものが硬くなるのは避けられません。
ボールのコアが硬くなると、ボールがつぶれにくくなり十分な反発力が得られないことに。
また、ボールがつぶれることで抑えられていたバックスピンも多くなり、飛距離が更に落ちる状況も考えられます。
冬のゴルフでいつもと同じパフォーマンスをゴルフボールに期待するなら、コアが柔らかめのボールを選ぶほうが良さそうです。
point②探しやすい色
春から夏にかけてと秋から冬にかけてのゴルフ場では、ラフや木立周りの色合いにも変化が見られます。
夏場見つけやすかった黄色系やオレンジ系のカラーボールは、落ち葉や枯れた芝の中に入れば見つかりにくくなることも。
こんな所で無くなるわけないと思っていたボールが、見つからないとストレスも最大限まで増大、後々のプレーに影響を与えかねません。
冬のゴルフ場では、無難な白かカラーボールなら緑系が適しているようです。
point③ラフの芝が枯れてボールがよく転がる
夏場あれだけ勢いよく繁っていたラフの芝も、冬場はすっかり枯れてしまって見る影もありません。
芝に勢いがなくなったラフは恐れるに足らず。ラフに入れてもボールが転がってくれるため、ランを稼いで飛距離を伸ばす絶好のチャンスです。
そのためには、キャリーもそこそこでランが多いボールがオススメ。バックスピンが少なくてあまり高く上がらないボール、中弾道系のボールがピッタリのようです。
ヘッドスピード38~40m/sの冬におすすめのゴルフボール
空気密度が高くなり飛距離が落ちる冬のゴルフ。そこにボールが硬くなったり、寒さで身体が動かなかったりと、飛距離が伸びる要素は何一つありません。
空気密度は気温が上がるのを待つとして、体の硬さはストレッチで解消。ボールに対しては、なるべく軟らかいボールを使うことで、冬場のゴルフを楽しんでください。
HONMA D1ボール(2022年モデル)【BT2201】
ボールタイプ | ディスタンス |
---|---|
ボールの軟らかさ | ソフト |
推奨ヘッドスピード | 全領域 |
構造 | 2ピース |
弾道 | 棒状の強弾道 |
アウターカバー | 高耐久 アイオノマーカバー |
インナーカバー | - |
コア | ロースピンラバーコア |
ディンプル | 368 |
カラー | ホワイト、イエロー、オレンジ、グリーン |
発売 | 2022年3月 |
新配合よる最大の反発力と低スピン化を実現したロースピンラバーコアと、高耐久アイオノマーカバーの組み合わせで、真っ直ぐ遠くに飛ばす2ピースボールです。
368個のディンプルが棒状で強弾道な飛行を実現しています。着地後のランも期待できそうですね。
ディスタンス系ボールでありながら、ヘッドスピードは全領域に対応。これなら冬の寒さで少々ヘッドスピードが遅くなっても飛んでいってくれそうですね。
前モデルと比較して、ヘッドスピード38m/sで1.4ヤード、42m/sで2.1ヤード飛距離がアップしています。
GDOでHONMA D1ボールをもっとみるタイトリスト TOUR SOFT
ボールタイプ | ディスタンス |
---|---|
ボールの軟らかさ | ソフト |
推奨ヘッドスピード | 全領域 |
構造 | 2ピース |
弾道 | 中弾道 |
アウターカバー | 4CEカバー |
インナーカバー | - |
コア | 大型高速コア |
ディンプル | 346 |
カラー | ホワイト、イエロー |
発売 | 2022年5月 |
大きなコアと薄いカバーが特徴。大型の高速コアと独自の配合技術による4CEカバーとの組み合わせで、ティーショットでのさらなる飛距離とソフトな打感を両立させています。
新開発の346個のディンプルで空力性能が増大、中弾道ながら最高到達点を伸ばし納得の飛距離を実現しました。
薄いソフトな打感の4CEカバーで、ショートゲームのスピン性能にも対応。ソフトな打感とさらなる飛距離に加えて優れたコントロール性能まで揃った本物のパフォーマンスを与えてくれるゴルフボールです。
GDOでタイトリスト TOUR SOFTをもっとみるテーラーメイド ソフトレスポンス ボール (22’)
ボールタイプ | ディスタンス |
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ボールの軟らかさ | ソフト |
推奨ヘッドスピード | 平均的ヘッドスピード |
構造 | 3ピース |
弾道 | 中高弾道 |
アウターカバー | ソフトアイオノマー |
インナーカバー | 柔らかさと反発性能の高いマントル |
コア | 新開発のソフトコア |
ディンプル | エクステンディッドフライトディンプル |
カラー | ホワイト |
発売 | 2022年6月 |
コアからカバーまで柔らかさを追求した、現行のテーラーメイドのボールので一番軟らかいボールです。
新開発のソフトなコアを柔らかくて反発性能が高いマントルで覆い、さらにより柔らかくなったアイオノマーカバーで包んだ3層構造。
コンプレッション50の柔らかさで、アマチュアゴルファーの平均的なヘッドスピードに対して、初速向上と飛距離アップを提供しています。
女性ゴルファーに最適な3ピースボールです。
テーラーメイド独自のディンプル形状「エクステンディッドフライトディンプルパターン」が空気抵抗を少なくするとともに、落下時の揚力をコントロール。スピンを抑え飛距離の向上を実現しました。
GDOでテーラーメイドソフトレスポンス ボールをもっとみる
ヘッドスピードが遅くても飛ぶボールの条件とは
ボールの向き不向きを例えるなら、ドライバーのシャフトに似ています。シャフトには柔らかいものと硬いものがフレックスによって分かれています。フレックスを自分の数値に合わせないと、ボールに最適なパフォーマンスを与えることはできません。
ヘッドスピードが速ければしなりすぎて方向が定まらず、遅ければしならないので飛ばせないのと同じで、ヘッドスピードによって合うボール合わないボールがあるのです。
ゴルフボールがとぶ、「飛距離の3要素」とは
ゴルフボールの飛距離の3要素は、「ボール初速」、「打ち出し角度」、「スピン量」です。
このなかで同じドライバーを使っても、ボールの性能が飛距離に大きく影響してくる項目は、「ボール初速」と「スピン量」です。「打ち出し角度」は主にクラブのロフト角によって決まります。
速ければ早いほど飛ぶ「ボール初速」
「ボール初速」を上げるためには、インパクト時の衝撃でボールを潰しておいて、元の球形に戻ろうとするエネルギーを利用する必要があります。
硬いボールを潰すとエネルギー量は大きくなりますが、ヘッドスピードによっては十分潰れないケースも出てきます。自分のヘッドスピードに合わせて、十分潰れるボールを選ぶことが重要です。
少ないほうがよく飛ぶ「スピン量」
一方の「スピン量」は、同じクラブを使っても、ボールの潰れ具合によって変わってきます。ボールが潰れるとボールの半径は小さくなるのですが、その分回転運動に必要な力は大きくなります。つまり、潰れたボールは回転しにくく、スピン量は少なくなるのです。
バックスピンやサイドスピンのかかりやすいボールは、吹け上がりや曲がる可能性が多くなり、少ないほうがよく飛びます。
そこで今回は、平均的な男性ゴルファーに多く、また一部女性ゴルファーも当てはまるであろう「ヘッドスピード38~40m/sのゴルファー」がよく飛ぶと評判のディスタンス系ボールを紹介します。
ヘッドスピード38~40m/sでも飛ぶボール
一目で分かるボール比較表
前提条件
ヘッドスピードがそれほど速くなくてもしっかり潰れる柔らかいコアを、弾性のあるカバーで包んだ構造が条件です。
ブリヂストン TOUR B JGRボール
ボールタイプ | ディスタンス系 |
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ボールの軟らかさ | ふつう |
推奨ヘッドスピード | 35~45m/s |
構造 | 3ピース |
弾道 | 高弾道 |
アウターカバー | Neo BOOST POWER カバー |
インナーカバー | HR-DRIVE インナーカバー |
コア | 新配合マッスルコア |
ディンプル | デルタウィング・ディンプル338 |
発売 | 2021年2月 |
新配合の「マッスルコア」搭載で、潰れるコアとコア外周の剛性を高めて、復元力をアップした3ピースボール。ヘッドスピード40前後のドライバーショットでもしっかり潰れてスピン量は少なく、しっかり弾いて初速を高めます。
また、「Neo BOOST POWERカバー」を採用、ソフトな打感はそのままに表面の反発力を高め、338個のデルタウイングディンプルが最適な弾道で飛距離アップを実現します。
GDOでブリヂストン TOUR B JGRボールをもっとみるダンロップ ゼクシオ リバウンド ドライブボール
ボールタイプ | ディスタンス系 |
---|---|
ボールの軟らかさ | ソフト |
推奨ヘッドスピード | 35~45m/s |
構造 | 3ピース |
弾道 | 高弾道 |
カバー | スーパーソフトRBカバー |
コア | 新配合マッスルコア |
ディンプル | デルタウィング・ディンプル338 |
ミッド | 高反発RBミッド |
柔らかい「スーパーソフトRBファストレイヤーコア」を硬い中間層「高反発RBミッド」で包み、さらに柔らかいカバー「スーパーソフトRBカバー」で覆った3ピースボール。
軟・剛・軟の3層で形成する「リバウンドフレーム構造」により、潰して弾くに加えてソフトな打感とアプローチにおけるスピン性能を与えてくれます。言い換えると飛び、打感、スピン、すべての性能に優れたボールです。HS35~45程度に対応しています。
GDOでダンロップゼクシオ リバウンド ドライブボールをもっとみる
キャロウェイ E・R・C SOFTボール
ボールタイプ | ディスタンス系 |
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構造 | 3ピース |
弾道 | 高弾道 |
カバー | 新ハイブリッドカバー(パラロイド耐衝撃強化剤配合) |
カバーパターン | ヘックス・エアロネットワーク パターン |
コア | ハイエナジー・コア |
中間層 | ハイスピード・マントル |
新開発のハイエナジー・コア&マントルシステムを採用。ボール初速を出しやすい傾向にあるシングルコアがしっかり潰れて、ハイスピードマントルと連動することで、高初速の弾道へと変換されます。
さらにカバーには、高硬度のアイオノマーと低硬度のアイオノマーに耐衝撃強化剤を配合して、弾力性、柔軟性、耐久性を備えたカバーを完成。低スピンで高初速を実現しながら、グリーン周りにおけるスピン性能も併せ持つボールになりました。
GDOでキャロウェイ E・R・C SOFTボールをもっとみるタイトリスト VG3ボール
ボールタイプ | ディスタンス系 |
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ボールの軟らかさ | ソフト |
推奨ヘッドスピード | 全領域 |
構造 | 3ピース |
弾道 | 高弾道 |
カバー | 高弾性フレキシマー ハイスピードカバー |
コア | 低コンプレッション・デュアル/多層コア |
ディンプル | 312ディンプル |
発売年 | 2022年 |
センターがより大きくなった、低コンプレッションのデュアル多層コアにより、ボールスピードの向上と低スピン化を実現。
ドライバーのみならずアイアンショットにおいても、驚異的とも言える飛距離性能を発揮します。さらに打感はソフト。
高弾性フレキシマー ハイスピードカバーと312個のディンプルが安定した弾道を与えてくれます。サイドスタンプによりアライメント機能が強化されました。
GDOでタイトリスト VG3ボールをもっとみるまとめ
初心者~アベレージゴルファーで「ヘッドスピード38~40m/s」の方におすすめのボールを紹介しました。
中堅ゴルファーにもおすすめのボールも紹介していますので、是非参考にしてみてください。
さらに!!紹介した「ヘッドスピード38~40m/s」の方におすすめのゴルフボールを含んだ、11種類のゴルフボールを、ごるトク編集部で試打してきました! 「人気のゴルフボールの飛距離は?」「価格が高い方が飛ぶのか?」「男子と女子で飛距離は違う?」気になるその結果は?!
ちなみに筆者の場合はブリヂストン「TOUR B JGR」。キャディバッグには常備薬のように入っており頼りにしています。コスパも打感も良いと感じる逸品です。
その他のゴルフボール記事
今回紹介したゴルフボール
HONMA D1ボール(2022年モデル)【BT2201】
タイトリスト TOUR SOFT
テーラーメイド ソフトレスポンス ボール (22’)
ブリヂストン TOUR B JGRボール
ダンロップ ゼクシオ リバウンド ドライブボール
キャロウェイ E・R・C SOFTボール
タイトリスト VG3ボール
よくある質問
Q.飛距離に関係するボールの要素は?
A.ボールの硬さとスピンのかかりやすさです。インパクト時の衝撃でボールを潰し、元の球形に戻ろうとする時にエネルギーが生じ、飛距離に影響するのである程度潰れる硬さがおすすめです。スピンのかかりやすさについてはスピン量が少ないほど飛距離が伸びるのでディスタンス系を選ぶことをおすすめします。
Q.ゴルフボールのコアってなに?
A.ゴルフボールはいくつかの層が重なり合うことで構成されていますが、その中心になる部分のことをコアと呼びます。3ピースや2ピースというのは何層に分かれているかを表しているもので2ピースのボールは比較的安価で購入することが可能です。
Q.スピン系ボールとディスタンス系ボールの違いは?
A.スピン系のボールはスピンがかかりやすく、コントロールを重視したい上級者の方におすすめです。対してディスタンス系のボールはスピン量を抑えることで飛距離を伸ばしやすく、初心者の方におすすめです。