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【10/13更新】小祝さくらプロのクラブセッティング【2022年スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント】
【2022年】スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント優勝で今季2勝目を果たした小祝さくら選手。
今回は、小祝さくら選手が優勝時に使用していたクラブセッティングを紹介します。また、小祝さくら選手のプレースタイルや、契約ブランドについても併せて紹介しています。
更新情報
- ・【2022年】スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント優勝
- ・最新のクラブセッティングをアップデート
【2022年】スタンレーレディスホンダゴルフトーナメントで優勝!
出典:小祝さくらもスイッチ オデッセイパターは今季女子ツアー31戦で24勝【国内女子ツアー LPGA】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン
小祝さくら選手は、10月7日~9日にかけて行われていた「【2022年】スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」で優勝を果たしました。今回の優勝で今季2勝目、ツアー8勝目となりました。
最終日は、単独首位でのスタート。しかし、2位以降の選手たちが次々と追いすがり、混戦となりました。一時首位を明け渡すも、小祝さくら選手は調子を崩すことなく、安定したゴルフを見せ、ボギーなしで「70」をマークし、トータルスコアは12アンダーという結果でした。
変更があったクラブセッティング
今回優勝したスタンレーレディスホンダゴルフトーナメントで使用していたクラブセッティングは、前回のリゾートトラスト・レディース時から大きな変更はありませんでした。
変更があったのは、ドライバーとパターです。変更の内容は以下の通り。
変更前 | 変更後 | |
---|---|---|
ドライバー | スリクソン ZX5 ドライバー(9.5度) | ダンロップ スリクソン ZX7プロトタイプ(ロフト9.5度) |
パター | ワールド山内 プロトタイプ | オデッセイ トリプル・トラック TEN |
ドライバーは、未発表モデルの新しいドライバーであると考えられています。ヘッドに「ZX7 MKⅡ」と記入されていることから、ZXの後継モデルである可能性が高いです。
すでに何人ものプロがこの新しいドライバーを導入しており、複数選手が結果を出しています。そのため、多くのゴルファーが今か今かと新しいZXの後継モデルの情報を待っています。
また、パターはキャロウェイの「オデッセイ トリプル・トラック TEN」に変更されています。
リゾートトラスト・レディース時に変更されたアイアンは、今大会でも採用されていました。Z585を5番~7番のみにして、代わりにダンロップ スリクソン ZX7の8番~PWを加えた構成で現在も使用しています。
変更されたパター
オデッセイ トリプル・トラック TEN パター
ブランド名 | オデッセイ |
---|---|
クラブ名 | トリプル・トラック TEN パター |
発売年 | 2020 |
タイプ | ネオマレットタイプ |
長さ(インチ) | 33/34 |
ウインドを無くし、ストレート化させることで、より構えやすくなっています。構えやすさだけでなく、打球感と打音の良さもアップし、より快適なショットを実現しています。
搭載されたマイクロヒンジ★インサートによって、インパクトしてすぐに回転をボールに加えることができるので、グリーン上のパフォーマンスを向上させてくれます。
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小祝さくら選手のクラブセッティングは?
ドライバー
スリクソン ZX5 ドライバー(9.5度)
ブランド名 | ダンロップ |
---|---|
クラブ名 | スリクソン ZX5 ドライバー |
発売年 | 2020年 |
ロフト角 | 9.5 |
ヘッド体積 | 460cc |
シャフト | Diamana ZX50 カーボンシャフト Speeder 569 Evolution VII カーボンシャフト Diamana TB50 カーボンシャフト |
ツアープロとスタッフの力を集結して開発された、ダンロップのドライバー。最大級のスピードを叶える「REBOUND FRAME」を採用しています。「REBOUND FRAME」は、剛性の高いエリアと低いエリアを交互に配置した4層構造を指します。剛のエリアはたわみをしっかりと受け止め、変形を抑えます。軟のエリアは大きなたわみを生み出します。剛のエリアと軟のエリアを組み合わせることで、驚異の飛びとやさしさを実現したドライバーです。
小祝さくら選手はツアーAD PT5(45インチ、硬さS)のシャフトを使用しています。
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スリクソン ZX フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | スリクソン ZX フェアウェイウッド |
発売年 | 2020年 |
ロフト角(クラブフェースの傾き) | 15°(3番)/18°(5番) |
ヘッド体積 | 176㎤(3番)/136㎤(5番) |
シャフト | Diamana ZX50 カーボンシャフト Diamana ZX60 カーボンシャフト |
ツアープロとスタッフの力を集結して開発されたダンロップのフェアウェイウッド。スリクソン ZX5 ドライバーにも使われている「REBOUND FRAME」が、飛距離性能と精度をさらに高めました。
スリクソン ZX フェアウェイウッドの5番と7番は、ヘッドのシャロー化による低重心設計が採用されています。加えてフェースを薄肉化することで、高い反発力を実現。より高い弾道で、大きな飛びを狙うことができます。
ごるトクでスリクソン ZX フェアウェイウッドをもっとみるユーティリティー
スリクソン Z H85 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | スリクソン Z H85 ハイブリッド |
発売年 | 2018年 |
ロフト角 | 19°(3番)/22°(4番) |
ヘッド体積 | 112㎤(3番)/109㎤(4番) |
シャフト | Miyazaki Mahana カーボンシャフト Miyazaki for HYBRID カーボンシャフト N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト |
高い打ち出しと安定したスピン性能を持つダンロップのユーティリティー。ヘッドの大型化と更なるフェースの薄肉化によって、反発エリアを拡大しているのが特徴です。これにより、安定した方向性を実現しました。
フェアウェイウッドの5番、7番と同様、クラウン部分には段差をつけた「ステップクラウン」が採用されています。適切な重心設計が可能となったことで、ダイレクトにグリーンを狙えるユーティリティーです。
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アイアン
スリクソン Z585 アイアン(5番~PW)
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | スリクソン Z585 アイアン |
発売年 | 2018年 |
セット内容 | 5番~9番、PW |
シャフト | Miyazaki Mahana カーボンシャフト Miyazaki for IRON カーボンシャフト N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト N.S.PRO MODUS³ TOUR105 DST スチールシャフト |
飛距離性能が向上したダンロップのポケットキャビティ型アイアン。大きな飛びを実現する秘密は、「スピードグルーブフェース」にあります。フェース周辺に溝を設けたことで、フェースがたわみやすくなり、反発性能が向上。アイアンに飛距離を求めるゴルファーのニーズを叶えます。
ソールには、V角度を緩やかに、かつ頂点を後方にした専用の「新・TOUR・V.T.ソール」を採用。ブロー角が緩やかなレベルスイングでの抜けの良さが進化しています。
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ダンロップ スリクソン ZX7(8番-PW)(2022年リゾートトラスト・レディース時追加)
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | ダンロップ スリクソン ZX7 |
発売年 | 2020年 |
セット内容 | 3~9番、PW、AW、SW |
シャフト | ダイナミックゴールド DST シャフト(NEWデザイン) N.S.PRO 950GH DST スチールシャフト N.S.PRO MODUS³ TOUR120 スチールシャフト |
高いスピン性能で高い操作性が特徴のアイアンです。打点付近を厚肉化することで、オフセンターショットの時でも柔らかく、吸い付くような打感と高い操作性を実現しています。
番手別に溝を変更することで、状況に合わせたコントロール性能を発揮します。
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ウェッジ
クリーブランド RTX-3 ウェッジ(ブレードタイプ)(50、58度)
ブランド名 | クリーブランド |
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クラブ名 | クリーブランド RTX-3 ウェッジ(ブレードタイプ) |
発売年 | 2017年 |
ロフト角 | 50°/58° |
バンス角 | 6°/9°/10°/12° |
シャフト | ダイナミックゴールドシャフト N.S.PRO 950GH スチールシャフト |
RTX(ローテックス)シリーズの1つであるクリーブランド RTX-3 ウェッジのブレードタイプ。操作性重視のヘッド形状を採用しています。
V字型ソールの「NEW Vソール」は、抜けが良く、キレの良いショットを生み出します。重心位置をフェースセンターに近付けた「フィール・バランシング・テクノロジー」は、飛距離性能、方向安定性、スピン性能、打感を向上させました。グルーブを狭く深く、かつピッチを狭くした「第3世代のローテックスフェース」は、スピンの安定性を高めています。これら3つの進化で、よりピンの近くへと飛ばせるウェッジです。
GDOでクリーブランドRTX-3 ウェッジをもっとみる
パター
ワールド山内 プロトタイプ
ブランド名 | ワールドクラフトデザイン |
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クラブ名 | ワールド山内 プロトタイプ |
発売年 | 2021年 |
タイプ | ネオマレット |
長さ | 非公開 |
2021年4月にスタートしたブランド・ワールドクラフトデザインのパター。小祝さくら選手のパッティングスタイルを分析したうえで開発されました。人間工学に基づき、使い手に合った転がりと打感、打音で作られています。ヘッド素材は、海水に10年つけてもサビないと言われている特注のステンレスを採用しているとのことです。
公式サイトでワールド山内プロトタイプをもっとみる
ボール
スリクソン Zスター XV シリーズ
ブランド名 | ダンロップ |
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ボール名 | スリクソン Zスター XV シリーズ |
発売年 | 2021年 |
ボールタイプ | コントロールとディスタンスの中間 |
ティンプル数 | 強弾道338スピードディンプル |
カラー | ホワイト/プレミアムパッションイエロー/ロイヤルグリーン |
プレーナンバー | 1/2/3/4/5/6/7/8 |
進化した飛距離性能とスピンコントロール性能を持つダンロップのゴルフボール。新開発された「高反発ファストレイヤー大径2層コア」により、インパクト時のエネルギー効率が高まりました。ボールスピードアップが実現されています。
同じく新開発の「高反発アイオノマーミッド」は、硬度を高めたことでロングショット時のスピンを抑制。風にも強い飛びがさらに進化しました。
ごるトクでスリクソン Zスター XV シリーズをもっとみる小祝さくら選手のプレースタイル
安定したドライバーショット
小祝 さくら選手は、安定したドライバーショットが強みです。抜群の安定感を誇る秘密は、アドレスにあります。
小祝 さくら選手のアドレスは、骨盤を前傾させている点が特徴。これにより、下半身を存分に使ったスイングをしています。
かつての小祝 さくら選手は、骨盤を後傾させるアドレスでした。しかし、2021年から現在のアドレスに変えています。アドレスを変えて、下半身の力を存分に使えるようになったことから、ヘッドスピードがもっとも速いタイミングでインパクトができるように。飛んで曲がらないスイングを手に入れました。「ゴルフはアドレスが8割」と言われる理由がよく分かる例です。
連戦でも戦えるタフさ
出典:アイアンは2機種ミックス 小祝さくら優勝ギア【国内女子ツアー LPGA】|GDO
2022年5月26日~29日にかけて行われていた「リゾートトラスト・レディース」で、小祝さくら選手は優勝を果たしています。リゾートトラスト・レディースでの優勝は、実に9か月ぶりでした。
リゾートトラスト・レディースで、小祝さくら選手は全米女子オープンに出場する選手として唯一出場。全米女子オープンは6月2日~5日まで。
さらに翌週の6月9日から開催から「宮里愛サントリーレディスオープン」にも出場。日本とアメリカでの、忙しい連戦となりました。
しかし、小祝さくら選手は疲れを感じさせないプレーを見せ、連戦とは思えないような好成績を残しています。
連戦の試合に耐えられる体力と精神力も、小祝さくら選手の大きな強みと言えるでしょう。
大会の様子をチェックする
428契約ブランド
小祝 さくら選手は、ダンロップとクラブの契約をしています。パターを除くすべてのクラブがダンロップ製、ボールもダンロップの商品です。
ダンロップはゼクシオ、スリクソンの2大シリーズが有名なブランドです。アベレージゴルファー向けと言われるゼクシオに対して、スリクソンは上級ゴルファー向け。愛用しているトッププロも多くいます。
アマチュアゴルファーからプロゴルファーまで、幅広いゴルファーのニーズを叶えるゴルフクラブを提供しているのがダンロップの魅力です。
ごるトクでDUNLOP (ダンロップ)の最安値をチェックパターのみ新興ブランドの製品を採用していた
ダンロップ製のクラブが目立つ中で、別のブランドによって製作された製品「ワールド山内 プロトタイプ」が使われていました。
製作したのは、2021年4月にスタートしたばかりのワールドクラフトデザイン。北海道を拠点に、プロの声を活かしたパター作りをしています。
2021年8月、小祝 さくら選手が2週連続優勝を達成したことを機に、彼女が使用するパターへと注目が集まりました。
そのパターが、当時ほぼ知名度のなかったワールドクラフトデザインの製品です。小祝 さくら選手の優勝後は、全国から問い合わせが殺到。
1本100万円を超えるパターに、1週間程度で約150本もの注文が入ったそうです。
「実際に使ってみたらいい感じだった」とコメントする小祝 さくら選手。2022年の夏からオデッセイのパターに変更していますが、新しいブランドのパターは今後も注目です。
小祝 さくら選手の更なる進化と活躍に期待
リゾートトラスト・レディースでは、全米女子オープンに出場する選手として唯一出場した小祝さくら選手。
慌ただしいスケジュールの中でも、今回の優勝で全米女子オープンに向けて勢いをつけられたのではないでしょうか?これからの小祝さくら選手の活躍に目が離せませんね!
よくある質問
Q.小祝さくら選手の使っているドライバーは何ですか?
A.2022年10月現在ダンロップ スリクソン ZX7プロトタイプを使用しています。このモデルはまだ一般発売されていないモデルなので、発売され次第詳細をお届けします。
Q.小祝さくら選手のクラブ契約はどこですか?
A.小祝さくら選手はダンロップとクラブ契約を行っています。パターのみワールド山内 プロトタイプを使用していますが、それ以外はダンロップ製品です。
Q.小祝さくら選手のプレースタイルの強みは?
A.小祝さくら選手は「安定したドライバーショット」です。詳しくは<安定したドライバーショット>で紹介しています。