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ヘッドスピードを上げて飛距離アップ!ヘッドスピードを上げるコツとは
ゴルフをしていると、「ヘッドスピード」という言葉をよく聞きますよね。
しかしゴルフを始めたばかりの頃はヘッドスピードが何を示していて、どんな影響があるのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
ヘッドスピードって何?ヘッドスピードが上がると何がよくなるの?ヘッドスピードを上げるためにはどんなことをしたらいいの?そんなヘッドスピードに関することをご紹介していきたいと思います。
ヘッドスピードとは
ヘッドスピードとは、クラブがボールに当たる時の、クラブのヘッドの速さを数値化したものです。
ヘッドスピードが早ければ早いほど、ボールに大きな力が加わるので、飛距離が伸びることになります。
もちろん、飛距離を出すにはヘッドスピードだけが関わっているわけではありませんが、ボールに力を与える大きな要因になっているため、飛距離を伸ばしたいと悩んでいる方はヘッドスピードを上げることを意識してみるのがおすすめです。
ヘッドスピードの計り方
ヘッドスピードを計るのにはいくつか方法があります。
1. ゴルフショップで測ってもらう
ゴルフショップでは、クラブを試打できるところもありますよね。 そういった試打ができるところでは、どんなクラブが合っているか調べるためにスイングの測定器を設定していることが多いです。
お店によっては、フィッティング専用のスタッフが在籍していて、どのクラブが合っているか、どんなシャフトが向いているか、など細かく教えてもらうことができます。
ただ、ゴルフショップでの測定は、個人的にヘッドスピードだけ自分で測定するというのは難しいケースもあり、スタッフに見てもらうのかどうか、有料なのか無料なのか、お店によって変わってくるので一度事前に確認しておくといいでしょう。
2.練習場で測定する
練習場によっては、席に測定器がついているところもあります。
もしくは一部の席にだけ測定器がついているところもあるので、その席でセルフで自分のヘッドスピードを確認することができます。
ヘッドスピードだけでなく、スイング映像を確認したり、プロのスイング映像を比較できるものもあります。練習場によって、別料金がかかるところと、打席遼に含まれているところがあるので、事前に問い合わせしてみましょう。
3.市販の計測器を使って自分で測る
ゴルフショップや通販サイトでは、自分でヘッドスピードを計れる計測器が売っています。
メーカーによって計測できる項目は変わってきますが、ヘッドスピード以外にも、ミート率やボールスピードなどを計測できるものが多いです。
だいたい1万円前後で購入でき、スマホやPCと連動してデータを蓄積できるものもあります。
ヘッドスピードと飛距離の関係
ヘッドスピードは、速いほど飛距離が出やすくなりますが、ヘッドスピードがどれくらいだと、飛距離がどれくらいになるか、大体の目安を計算することができます。ヘッドスピードと飛距離に関しては、下記のように計算することができます。
ヘッドスピード×5.5=飛距離
例えば、ヘッドスピードが40m/sの場合、飛距離はだいたい220ヤードということになります。 もちろん、これにスピン量や風、まっすぐ打てているかなど他の要素も関係してくるので、一概にこれで正確な飛距離が出せるわけではありませんが、目安にするといいでしょう。
ヘッドスピードの平均
では、ヘッドスピードの平均はどのくらいなのでしょうか。
一般的な男性のアマチュアゴルファーだと、ドライバーのヘッドスピードはだいたい38~43m/sです。 計算すると飛距離がだいたい200~230yになります。
女性のアマチュアゴルファーだと、ヘッドスピードはだいたい33m/sで、飛距離は150yになります。
飛距離を伸ばす方法は、ヘッドスピードを速くする以外にもありますが、平均よりもヘッドスピードが遅く飛距離もあまり出ない、という方は、まずは平均くらいのヘッドスピードを目指してみるのもいいかもしれませんね。
ヘッドスピードを速くする方法
では、ヘッドスピードを速くするには、どのようにしたらいいのでしょうか。
方法1.体幹を使って身体を先に捻る
ヘッドスピードを上げようと思うと、クラブを速く振らなければいけない!と腕をしっかり振りたくなりますが腕を速く振ってもなかなかヘッドスピードはアップしません。
大切なのは腕を速く振ることではなく、クラブのヘッドを走らせることです。クラブのヘッドを走らせるためには、腰→肩→腕→手首の順番で捻り、パワーを身体の中心から手先、クラブへと加速させながら伝えることが重要です。
どんなにしっかり腰をまわしても、手首のコックを使っても、それ一つではなかなかヘッドスピードを上げられません。身体の体幹を使い、身体の内側から外側に向かってパワーを加速させて捻るようなスイングを意識することで、ヘッドスピードがアップしやすくなります。
方法2.右脇を締める
クラブを振り上げた時に、右脇が開いてしまうとインパクトの瞬間にパワーが逃げてしまい、ヘッドスピードが減速する理由になってしまいます。
また、右脇が開くことで、トップの位置が高くなりすぎ、クラブの軌道がアウトサイドインになり、左に引っ掛けやすくなってしまいます。
ただし、右脇を強く締めすぎてしまうと、上半身の動きが制限されて硬くなり、かえってヘッドスピードが減速してしまいます。
目安としては、腋が軽く触れるか触れないかくらいがちょうどいいです。右脇が開いてしまっている方は、軽く締めるように意識してみましょう。
方法3.シャフトを変える
クラブのヘッドスピードを上げるには、自分のスイングではなくシャフトを変えるという方法もあります。
一般的に、シャフトは重いより軽い方が身体への負担が軽くなり、体幹がブレにくくなるのでヘッドスピードは上がります。
しかし軽ければ軽いほどいいかというとそういうわけでもなく、早打ちや手打ちの原因になり、かえってヘッドスピードが落ちてしまうため、自分の筋力や体格に合ったシャフトの重さにすることが大切です。
また、シャフトは長いほど、遠心力が使えるためヘッドスピードは上がりますだいたい、シャフトを1インチ長くすると、ヘッドスピードは1m/s上がると言われています。
しかしこれも、単純に長くすればいいというわけではなく、長いと扱いずらくなり、ミート率が下がってしまい、結果として飛距離は落ちてしまいます。
また、シャフトが長いほどヘッドは左右にブレやすくなるため、ボールも左右に曲がりやすくなってしまいます。
まっすぐ飛ばしたい、ミート率を上げたい、という方はシャフトが短めのほうが扱いやすいですが、ヘッドスピードを上げたいという方は、少しシャフトを長くしてみるのもおすすめです。
まとめ
ヘッドスピードは、クラブがボールに当たるときの、ヘッドの速さのことですが、ヘッドスピードが速いほどボールにパワーが伝わるので、飛距離が出やすくなります。
ヘッドスピードを計るには、練習場やゴルフショップで測ってもらうほか、計測器を自身で購入して測る方法があります。
また、ヘッドスピードを上げるには、体幹を使って身体からしっかり捻るように意識したり、クラブを振り上げた時に右脇が開かないようにする、自分の体格や筋力に合ったシャフトに変える、ということがおすすめです。
ヘッドスピードがなかなか上がらなくて悩んでいる方は、よかったら参考にしてみてください。
よくある質問
Q.ヘッドスピードと飛距離はどうやって計算する?
A.「ヘッドスピード×5.5=飛距離」を目安にすると良いと言われています。飛距離アップを目標にしている方はヘッドスピードを上げるように工夫してみるのがおすすめです。
Q.ヘッドスピードを速くする方法は?
A.体幹を使って身体を先に捻る、右脇を締める、シャフトを変えるなどの方法があります。
Q.ヘッドスピードの計り方は?
A.ゴルフショップで測ってもらう、練習場で測定する(練習場によって有料の場合もある)、市販の計測器を使って自分で測るなどの方法があります。