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スイング時に前傾姿勢ができないのはなぜ?筋トレとコツを紹介!
ゴルフの基本といわれているスイング時の前傾姿勢。しかし、前傾姿勢を保つのってむずかしいですよね…。アマチュアゴルファーで悩んでいる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。月刊ゴルフダイジェスト12月号でも、前傾姿勢を保つための筋トレ法が取り上げられていました。 そこで今回は雑誌の内容にくわえ、「前傾姿勢を保つコツ」ごるトク目線でお伝えしたいと思います。前傾姿勢をキープしてスコアアップに繋げましょう!
前傾姿勢ができないのは仕方ない?
様々なミスショットに繋がりやすい、前傾姿勢が崩れたスイング。スイングが不安定、ボールが真っすぐ飛んでいかない、などの原因の多くが「前傾姿勢ができていないため」だと言われています。
「前傾姿勢ってなんでこんなに難しいの?」と思われる方も多いと思います。
それもそのはず。人間にとっては、上体が起き上がってしまうのがごく自然な動きだからです。自然な動きではない前傾姿勢は、保つのが難しくて当たり前というわけですね。とはいえ、ゴルフが上手くなるには、前傾姿勢を保つ必要があります。そのために、筋肉をつけたり、意識をしたりして、前傾姿勢でショットを打てるようにしなければなりません。
前傾姿勢に効果的なトレーニングは?
ゴルフの前傾姿勢を保つためには、トレーニングが有効です。
前傾姿勢を保つために鍛えるべき筋肉は、体幹筋と腸腰筋という筋肉です。ゴルフのスイングには、日頃の姿勢が大きく影響します。姿勢が崩れている人は、体幹筋が弱く、正しく体を支えることができていません。また、前傾姿勢を保つ時には、腸腰筋が大きな役割を果たしています。体幹筋と一緒に腸腰筋を鍛えることで、綺麗な前傾姿勢を保つことができるようになりますよ。
筋トレで体幹筋を強化して、綺麗な姿勢を維持できる身体を手に入れましょう。
おすすめ筋トレ
カールアップ
①仰向けになり、両ひざを90°に曲げ、地面と脛が地面と平行になるくらいまで持ち上げます。
②両手をまっすぐ伸ばし、手のひらを地面側に向けて、腰の高さまで持ち上げます。
③その状態のまま、上体を起こし、背中が丸まり切ったところで10秒間キープします。
スクワット
①前傾姿勢になり、胸の前で腕を組みましょう。
②膝がつま先より前に出ないようにかかとに重心を乗せ、お尻を突き出すように腰を下げます。
※スクワットに両手を上げる動作を加えると、上半身や体幹にも効果的です。全身をバランス良く鍛えることができます。
ランジ
①直立して胸の前で両手を組みます。この時、足の幅は肩幅くらいに開きます。
②右足を、太ももの裏が床と平行になるくらいまで前に踏み出し、腰を落とします。この時、膝がつま先寄り前に行かないように注意します。
③足を開いたまま立ち上がり、②を片足ずつ繰り返し行います。
前傾姿勢を保ったままスイングするには?
トレーニングと並行して行いたいのが、前傾姿勢を保ってスイングする練習です。筋トレをして前傾姿勢を保つための筋力を手に入れても、スイングに取り入れなければもったいないですよね。
おすすめの練習法は、お尻を壁にくっつける練習法です。
壁にお尻に軽くつけ、前傾姿勢のアドレスを作ります。右のお尻が壁から離れないように意識しながらテークバック。ダウンスイングでは、左のお尻が壁から離れないようにスイングする、という練習法です。お尻が離れてしまう人は、上体が起き上がってしまっている証拠。繰り返し練習を行うことで、前傾姿勢を崩さずにスイングできるようになりますよ。
おすすめの練習器具はこちら
スイングパートナーⅡ
42インチと36インチの2種類の長さから選ぶことができるゴルフ練習用のスティックです。このうち、短い36インチのスティックを使ってスイングの練習をすると、自然と前傾姿勢を作ることができます。前傾姿勢のイメージを作りやすく、自宅でのスイング練習に最適です。スイングだけでなく、ストレッチにも使うことができる万能スティックです。
前傾姿勢を保つことで、ゴルフのスコアアップが見込めます。トレーニングと練習を繰り返して、前傾姿勢でスイングできるように頑張りましょう!
よくある質問
Q.前傾姿勢で使う筋肉は?
A.「体幹筋」と「腸腰筋」という筋肉です。綺麗な姿勢を維持するために体幹筋、前傾姿勢を保つために腸腰筋を使います。
Q.腸腰筋とはどこの筋肉?
A.大腰筋・小腰筋・腸骨筋を合わせて「腸腰筋」と呼びます。上半身と下半身をつなぐ位置にあり、関節の安定や正しい姿勢の維持に重要な筋肉です。
Q.前傾姿勢を鍛えるにはどんな筋トレが良い?
A.腹筋を鍛える「カールアップ」や、下半身全体を鍛える「スクワット」、腸腰筋や太ももを鍛える「ランジ」などが挙げられます。継続することが大切なので無理せず取り組みましょう。