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ゴルフの平均スコアはどのくらい？初心者が目指すべきスコアは？
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ゴルフを始めたばかりの人の中には、スコアはどれくらいが普通なのか、まずはどのくらいのスコアでまわれたら周りの人に迷惑がかからないのか、どのくらいのスコアを目指して頑張った方がいいのか、という目安があまり分からない、という人も多いのではないでしょうか。筆者もゴルフを始めた頃、コースデビューではどのくらいのスコアが一般的なのか、どのくらいのスコアを目指せばいいのか、などよく分からないままラウンドしていました。 では、初心者ゴルファーはまずどのくらいのスコアを目安に頑張るのがいいのでしょうか。
ゴルファーの人口はどのくらい？
そもそもゴルフをする人というのは、どのくらいいるのでしょうか。ゴルフをする人の周りにはゴルフをする人が集まりやすいので、周りにたくさんいる気がしますが、実際はどのくらいいるのでしょうか。 ゴルフをする人は、公益財団法人の「レジャー白書2020」によると、平成31年の時点では年に1回以上ゴルフに行く人は、580万人いるという結果が出ています。約20人に1人くらいの割合で、ゴルフをしている人がいるということになりますね。ただ、この中には年に1回だけ会社のコンペに参加している、というような人も含まれるので、毎月コンスタントに行っている、という人はもっと少なくなりそうですね。経験年数ごとのスコア平均
公益財団法人 日本パブリックゴルフ協会の平成24年の調査によると、経験年数ごとの平均スコアは下記のようになっています。
ゴルフ歴 70台 80台 90台 100台 110台 120台 130台以上 総計 1年未満 0.6% 0.1% 0.2% 1.2% 4.0% 10.8% 20.0% 3.5% 3年以内 2.4% 1.1% 2.4% 5.4% 15.0% 30.7% 36.7% 6.9% 5年以内 6.1% 2.8% 4.6% 9.6% 16.4% 17.6% 16.7% 7.9% 10年以内 8.5% 6.4% 10.2% 15.1% 18.5% 13.3% 16.7% 11.6% 15年以内 7.9% 10.9% 11.3% 13.9% 11.3% 8.8% 3.3% 11.4% 20年以内 12.8% 14.9% 15.4% 16.0% 12.0% 8.4% 6.7% 14.1% 21年以上 61.0% 63.7% 55.7% 38.2% 22.4% 10.2% 0.0% 44.2% 総計 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
引用元：公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会 平成24年度 調査・研究事業報告書「PGSゴルフ需要調査」
経験年数1～３年の初心者ゴルファー
経験年数１年未満、３年以内の初心者ゴルファーは、110台、120台、130台以上が1番多くなっています。特に1年未満のゴルファーは130台以上が1番多いので、まずは130くらいを目指すのがおすすめです。
また、初心者ゴルファーはグリーン周りでスコアが増えてしまいやすいです。グリーンになかなか乗らずに何打も刻んでしまったり、行ったり来たりしてしまったり、グリーン周りだけで3打、4打と打ってしまうこともあるでしょう。そのため、アプローチの練習をするだけでスコアが縮まりやすいです。練習場に行くと、ドライバーやアイアンなど、フルショットするクラブをメインに練習してしまいやすいですが、アプローチの練習、パターの練習も行うことで、スコアはぐっと縮まるでしょう。
参考コラム①：初心者におすすめしたい！ゴルフクラブの選び方
参考コラム②：ドライバーの選び方を初心者向けに徹底解説！
経験年数5～10年の中級者ゴルファー
経験年数が5～10年になってくると、130台の人が減り、100前後のスコアの人が増えてきます。中には70台、80台でまわる人も出てきますが、100前後、120台、130台でまわる人のほうが多くなっています。「100切り」という言葉があるように、ゴルファーにとって100を切るというのは1つの壁になってきますが、5年、10年と経験を積むと、100を切れる人が増えてきますね。中級者ゴルファーがスコアを伸ばし、100切りするためには、ショットを安定させることと、欲をかかずにボギーを狙う、ということがコツになってきます。100切り、というと難しくかんじますが、18ホール全部ボギーでまわったとしても、スコアは90になります。もちろん、全部ボギーでまわる、ということも難しいのですが、中級者ゴルファーになってくると、パーを取れることも多くなってくるので、できればパーを狙いたい、という気持ちが強くなります。しかし、無理してパーを狙ったがために、ミスをしてダボ、トリ、と打数が増えるくらいなら、最初から無理せずボギーを狙う、くらいの気持ちの余裕があったほうが、結果的にうまくいきやすいです。
ゴルフの難しいところは、「いかにミスを減らすか」というところですよね。どんなにティーショットがよくても、どんなに2打目、アプローチがよくても、他でミスをしていると、ホールアウトした時には思ったよりスコアが悪い、ということにもなりやすいです。100を切りを狙う、それ以上のスコアを狙う、ということになると、ショットは上手さよりもミスがない、安定している、ということが大切になってくるので、練習ではショットを安定させられるように、本番では欲をかかずに気持ちに余裕を持って打つ、というのがコツになってきます。
経験年数15年以上の上級者ゴルファー
経験年数が15年以上になると、120台、130台でまわる人がもっと減り、100を切る人が増えます。70台、80台でまわる人も多くなってきますが、どのくらいのペースでゴルフに行っているかということも大きく関係してくるでしょう。100は安定して切れる、70台、80台でまわることも多い、という上級者ゴルファーになると、ラウンドでは大きなミスはほとんどなく、ちょっとミスをしてもすぐにカバーできる、という人がほとんどでしょう。ショットが安定しているので、何打もOBをしたり、グリーンで3打、4打も打ってしまった、ということはほとんどなく、ずば抜けて何かが上手いというより、とにかくミスが少ない、ということがコツになってきます。
ただ、経験年数だけは長いけど、毎年1～2回しか行っていない、練習もたまに行くくらい、という人もいるので、100以上でまわる人もたくさんいます。
周りに迷惑をかけないのは130台くらい
ゴルフは、何打でまわらなければならない、という決まりはありませんが、あまり打数が多いと後ろが詰まってしまったり、一緒にまわっている人に迷惑がかかってしまうことがあります。もちろん、誰しも初心者の頃、というのがあるので、いきなり上手くはなりませんし、焦れば焦るほどミスショットが増えてしまう、ということも多くの人が経験するものなので、「焦らなくて大丈夫だよ」と声をかけてくれる人も多いでしょう。しかしできるだけ迷惑をかけたくない、という人は130台くらいでまわれるように意識してみるのがおすすめです。130台であれば、1ホールあたり平均して7打くらいになるので、トリプルボギーペースです。これくらいであれば、大きく後ろが詰まるということもないでしょう。心配な方は、コンペなど知らない人とラウンドしたり、4人でラウンドするのは控え、2人、3人でラウンドしたり、あまり気を遣わなくていい仲間内でラウンドを重ねるのがおすすめです。
まとめ
ゴルフは、スコアが全てではないので、自然の中でスポーツをするのが気持ちいい、仲間内でわいわいするのが楽しい、という理由で続けている人も多いのではないでしょうか。または、仕事とお付き合いで続けなければならない、という人もいるでしょう。そのため、スコアを縮めることにはそんなにこだわりがない、という人もいるでしょうが、やはり自分のスコアは一般的なゴルファーと比べてどのくらいなのかな、というのは気になる人が多いのではないでしょうか。初心者ゴルファーであれば120台、130台の人が多く、中級者ゴルファーになると、100前後でまわる人が増えます。15年以上のベテランゴルファーになると100を切る人が増え、70台、80台でまわる人も多くなります。
初心者で、とりあえず何打を目指したらいいかわからない、という人は、まずは130台を目標にするのがおすすめです。130台であれば周りの人にも迷惑がかかりにくいので、コンペに参加する、仕事関係の人とラウンドする予定がある、という方は130台を目指して練習してみましょう。
よくある質問
Q.初心者はどのくらいのスコアを目指せばいいの？
A.まずはスコア130を目指しましょう。130台になったら、120台と徐々にスコアを伸ばしていくのを目標にステップアップしていきましょう。
Q.スコアはどれくらいになれば周りに迷惑をかけない？
A.スコア130くらいを目安にすると周りに迷惑はかけないでしょう。しかし、周囲を気にしすぎると緊張してしまい、スコアがどんどん悪くなってしまい逆に迷惑をかけてしまうなんてことも...。そのため、あまり気にしすぎずリラックスしてプレーしましょう。
Q.100切はどのくらいでできるようになる？
A.ゴルファーの目標でもある100切をしている層は経験年数5～10年の中級者ゴルファーからちらほら出てくる傾向にあります。 100切を目指すには継続的な練習や正しいフォームを身に付けるなど、地道に練習することが大切です。