2022年2月10日から2月13日にかけて、、2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンが開催されました。PGAツアーの中でも、とりわけ熱気に包まれる本大会は、昨年までに引き続き、日本からは松山英樹選手が出場しています。

こちらでは2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンについて、優勝選手や大会のハイライトをまとめました。ごるトクが注目していた選手も紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。

更新情報

スコッティ・シェフラー選手がツアー初優勝

出典：GDO

今大会では、25歳のスコッティ・シェフラー選手が、通算16アンダー「268」で優勝しました。

スコッティ・シェフラー選手は、過去に新人王（フィル・ミケルソン・アワード）を獲得する、プロ転向の翌年に最優秀選手に選ばれるなど、輝かしい成果を出しているプロゴルファーの1人です。一方、ツアーでの優勝経験はこれまでありませんでした。今回が念願のツアー初優勝になります。

初日、スコッティ・シェフラー選手はスコア「68」の18位タイからスタートしました。2日目には「71」の44位タイと、かなり順位を落としているものの、3日目に「62」をマークし、一気に3位タイまで挽回。一気に3位タイまで浮上します。

3日目の勢いのまま、最終日に13番からの3連続バーディ、さらに17番にもバーディという驚きのプレーを見せたスコッティ・シェフラー選手。首位を走るパトリック・カントレー選手に並びます。

その後、パトリック・カントレー選手とのプレーオフで3ホール目にバーディを奪い、ツアー初優勝を果たしました。

パトリック・カントレー選手、プレーオフに敗れて惜しくも2位

出典：GDO

最終日、スコッティ・シェフラー選手との熱いバトルを繰り広げたのは、2020-2021シーズンのPGAツアー最優秀選手・パトリック・カントレー選手です。55週連続で世界アマチュアランキング1位の座に就いていた、驚異の経歴を持っています。あの松山英樹選手に勝利して、ローアマチュアになったことも有名です。

パトリック・カントレー選手は、2日目16番にバーディパットを決めています。ガッツポーズでギャラリーの声援に応える姿に注目が集まりました。3日目は「68」をマークし、スコッティ・シェフラー選手と同じ3位タイで終えています。

最終日は通算16アンダー「268」でスコッティ・シェフラー選手と並びましたが、プレーオフにて惜敗。優勝は叶いませんでした。しかし、2022年に入ってからのパトリック・カントレー選手は、安定して上位にランクインしています。次の大会こそは優勝を掴み取るのではないでしょうか。

日本代表の松山英樹選手は8位

出典：GDO

過去に2回、優勝経験がある松山英樹選手は、今回は8位です。

スコア「66」の7位タイで迎えた最終日。首位とは3打差と、充分に逆転を狙えました。逆転優勝を目指し、奮闘した松山英樹選手でしたが、前半の8番、9番連続ボギーが響き、結果、通算13アンダー「271」の8位タイで大会を終えました。

それでも、最後まで諦めずにプレーし続けた松山英樹選手の姿は、多くのファンの胸に残ったことでしょう。最終日の後半には2連続バーディを決め、イーグルチャンスを演出するなど、充分に試合を盛り上げてくれました。

松山英樹選手自身は、今回の結果には満足していない様子です。2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンでの悔しさをバネに、次回の大会ではいっそうパワーアップしたプレーを見せてくれることを期待します。

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン　概要

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンは、毎年2月に開催されるPGAツアーの大会です。例年70万人以上と、PGAツアーで屈指のギャラリーを誇ります。中でも16番ホールは、全周をギャラリーが囲み、スタンドが超満員になることから、本大会の名物と言えます。

歴代の優勝者に名を連ねるのは、マーク・カルカベッキア選手やフィル・ミケルソン選手。また2016年と2017年には、松山英樹選手が2連覇を達成しています。

その他、2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの詳細は次の通りです。

正式名称	ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン
開催コース	TPCスコッツデール
開催日	2022年2月10日～2022年2月13日
賞金総額	＄8,200,000
優勝賞金	＄1,314,000

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの競技日程

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンは、2022年2月10日（木）～2022年2月13日（日）の4日間にわたって開催されます。

予選ラウンド

決勝ラウンド

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンのテレビ放送の予定は？

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンは、下記スケジュールでの放送が予定されています。

【インターネット配信】ゴルフネットワーク

【インターネット配信】GOLFTV

【BS放送】NHKBS1

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの注目選手

松山英樹選手

世界が注目するプロゴルファーの1人である松山英樹選手は、今年で9年連続9回目の出場です。2016年、2017年には2連覇を達成するなど、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンとの相性が良いとも言われています。

2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンでは、3回目の優勝を実現することができるのでしょうか？

2021年最新・松山英樹選手のクラブセッティング

ジョン・ラーム選手

世界ランキング1位のジョン・ラーム選手は、1月に出場した大会3つのうち、2つの大会でトップ5入りを果たしています。もう1つの大会も14位と上位。ここ最近の調子は好調と言えるでしょう。この勢いで、2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンでも好成績を残すのではないかと思われます。

ジョーダン・スピース選手

先日開催された「AT＆Tペブルビーチプロアマ」で2位の成績を収めています。過去には「全米ジュニア」で、タイガー・ウッズ選手以来2人目となる複数回優勝をしたり、史上最年少でフェデックスカップ年間王者になったりと、輝かしい経歴を持つプロゴルファーです。2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンでの活躍にも期待が高まります。

開催地はアリゾナ「TPCスコッツデール」

ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンが開催されるのは、アメリカのアリゾナ州にある「TPCスコッツデール」です。砂漠の中に作られていて、コース内にはたくさんのサボテンがあります。「これぞアリゾナ」と思わせる風景です。

コースは設計家のジェイ・モリッシュ氏と、プロゴルファーのトム・ワイスコフ氏によってデザインされています。技術が必要な11番ホールや、距離を飛ばさなければ好成績を狙えない15番ホールなどがあり、やりごたえのあるコースです。

ジェイ・モリッシュ氏とトム・ワイスコフ氏のコンビは、日本国内のゴルフ場のコースデザインも手掛けています。

茨城県「豊里ゴルフクラブ」

出典：楽天GORA

豊かなコースのうねりと自然の木々、美しい花々が魅力のゴルフコースです。ティからグリーンやハザードが見えるので、攻略ルートを決めてプレーができます。全体的に距離が長く、飛ばし屋におすすめのコースです。自然が作り出す風景を眺めつつ、戦略的なプレーを楽しめるゴルフコースとなっています。

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熱気溢れる大会で、どんなプレーが繰り広げられるのか？

毎年70万人超えの観客が集まるウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン。今年も熱気に包まれた激しい戦いが繰り広げられることでしょう。

松山英樹選手、ジョン・ラーム選手、ジョーダン・スピース選手以外にも、2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンには名だたるプロゴルファーがたくさん出場します。PGAツアー屈指の大規模な大会をお見逃しなく！

よくある質問

Q.「2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」の優勝選手は？

A.スコッティ・シェフラー選手です。通算16アンダー「268」でツアー初優勝となりました。優勝までの道のりは「スコッティ・シェフラー選手がツアー初優勝」をご覧ください。

Q.競技日程や優勝賞金は？

A.2022年2月10日から13日の4日間にわたり開催されました。優勝賞金や開催コースなどの詳細は「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン　概要」に記載しています。

Q.ごるトクの注目選手は？

A.松山英樹選手、ジョン・ラーム選手、ジョーダン・スピース選手です。松山英樹選手の結果は8位でした。各選手の成績は「2022年ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの注目選手」にてまとめています。