特集記事
テーマで探す
ゴルフ漫画
ゴルフニュース
最新コラム
月別アーカイブ
鈴木愛プロのクラブセッティングを紹介【2022年最新】
過去2回、2017年と2019年に賞金女王に輝いている実力者の鈴木愛選手。しかし、長いスランプに悩まされ、2020-21年では2年ぶりとなる優勝を果たしました。2022年でもその実力は健在で、優勝には手が届かなかったものの、2022年アクサレディスでは優勝争いに食い込み、3位という好成績で大会をおえています。今回は、そんな鈴木愛選手のクラブセッティングを紹介していきます。
更新情報
2022年もまだまだ成長中の鈴木愛選手
鈴木愛選手は現在27歳で、生涯出場試合数は221試合に達しています。そんな鈴木愛選手を追いかける若い世代の選手が力をつけており、全体的にレベルが上がってきていると鈴木愛選手は話しています。
2022年3月25日から開催されたアクサレディスでは、鈴木愛選手は一時単独首位に躍り出て、結果は3位。悔しさもにじませていましたが、全体的な課題が見つかったともコメントしており、すでに次の戦いに目を向けているようです。
また、若いころよりも落ち着いてプレーができたと話しており、歳を取ったことでいいが増えていると、2022年も自身の成長を感じているようです。
2022年シーズン前にフェアウェイウッドの番手変更と新たなパターの追加
2022年シーズンを迎えるにあたり、クラブセッティングの大きな変化はありませんでした。変更があったのは、フェアウェイウッドの番手と新たなパターの追加です。
以前は「G425 MAX フェアウェイウッド」の3番と5番を使用していましたが、現在は5番を7番に変更しています。
また、「PING 2021 PUTTER ANSER 2」のパターに加え、「G Le2 ECHO」というパターを追加しています。
追加されたパター
ピン G Le2 ECHO
女性にうれしい、長さが自由に変えられるパターです。しっかりとした打音とソフトな打感を可能にした二重構造のインサートで距離感が安定します。ピンクがあしらわれており、かわいいデザインです。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | G Le2 ECHO |
発売年 | 2019年 |
ヘッド重量 | 360g |
鈴木愛選手のクラブセッティング
鈴木愛選手は2度目の賞金女王となった2019年、日本人初の3週連続優勝を成し遂げました。また、パーオンホールでの平均パット数1位に3回輝くなど、他にもいくつかの記録を持っています。そんな力のある鈴木愛選手ですが、2019年の優勝を最後に、2年間のスランプに苦しんでいました。
今回は、スランプから脱し、2年ぶりとなる悲願の優勝を果たした2021資生堂レディスで使用していたクラブセッティングを紹介します!2022年の最新クラブセッティングでは、先述のフェアウェイウッドの番手が変更、パターが追加となっています。
ドライバー
G425 LST ドライバー(10.5度)
低スピン設計で、強弾道を生み出すことができるシャープなヘッドが特徴的なドライバーです。弾道が調整できる3つのウェイトポジションが前作よりも進化しており、ブレずに叩くことができます。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン G425 LST ドライバー |
販売年 | 2020年 |
ロフト角 | 8.5°/9.5°/10.5° |
ヘッド体積 | 445㎤ |
シャフト | ALTA J CB SLATE PING TOUR 173-55 PING TOUR 173-65 PING TOUR 173-75 ALTA DISTANZA SPEEDER NX Speeder EVOLUTION VII TENSEI CK Pro Orange TENSEI Pro White 1K |
FW&UT
G425 MAX フェアウェイウッド (3番14.5度、5番17.5度)
極薄で高強度のフェースの面積をソールとクライン部分まで拡大。新フェース・ラップ・テクノロジーと新スピンシステンシー・テクノロジーという新しい2つのテクノロジーが、これまでにない高さとキャリーを生み出します。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン G425 MAX フェアウェイウッド |
販売年 | 2020年 |
ロフト角 | 14.5°(3番)/17.5°(5番)/20.5(7番)/23.5(9番) |
ヘッド体積 | 176㎤(3番)/167㎤(5番)/152㎤(7番)/148㎤(9番) |
シャフト | ALTA J CB SLATE PING TOUR 173-55 PING TOUR 173-65 PING TOUR 173-75 ALTA DISTANZA SPEEDER NX Speeder EVOLUTION VII TENSEI CK Pro Orange TENSEI Pro White 1K |
G425 ハイブリッド (4番22度、5番26度)
最大のたわみと初速を生み出す新フェース・ラップ・テクノロジーと、ミスヒットした時でも最適な弾道を実現して飛距離ロス減らす新スピンシステンシー・テクノロジーの搭載。深低重心の高MOIヘッドなので、グリーンをスムーズに狙えます。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン G425 ハイブリッド |
販売年 | 2020年 |
ロフト角 | 17°(2番)/19°(3番)/22°(4番)/26°(5番) 30°(6番)/34°(7番) |
ヘッド体積 | 128㎤(2番)/127㎤(3番)/125㎤(4番) 124㎤(5番)/120㎤(6番)/116㎤(7番) |
シャフト | ALTA J CB SLATE ALTA DISTANZA BLACK 40 PING TOUR 173-85 AWT 2.0 LITE N.S.PRO 850GH neo N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 N.S.PRO MODUS³ TOUR 115 N.S.PRO MODUS³ HYBRID TENSEI CK Pro Orange |
アイアン
i210 アイアン (6番~W)
ツアー通算12勝を誇るi200アイアンの進化系です。i200よりも柔らかい打感を実現したエラストマーCTP。打感だけでなく、操作性もさらに進化しています。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン i210 アイアン |
販売年 | 2018年 |
ロフト角 | 19°(3I)/22.5°(4I)/26°(5I)/29.5°(6I) 33°(7I)/37°(8I)/41°(9I)/45°(PW)/50°(UW) |
シャフト | N.S.PRO 850GH neo N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 DG EX TOUR ISSUE |
ウェッジ
グライド 2.0 ウェッジ SS (50度、54度、58度)
ソフト素材である「431ステンレススチール」のフェースに、疎水性を高める加工を施し、濡れた地面でもソールが滑りやすいのが特徴です。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン GLIDE 2.0 ウェッジ SS |
販売年 | 2017年 |
ロフト角 | 46°/50°/52°/54°/56°/58°/60° |
シャフト | AWT 2.0 WEDGE* N.S.PRO 950GH N.S.PRO MODUS3TOUR 105 DG S200 |
パター
2021 アンサー2 パター
ソフトPEBAXが心地よい打感を実現し、ショートパットで繊細なタッチを可能としています。ハードPEBAXがしっかりとした打音を実現し、ロングパットではしっかりとした打音が丁度良い距離感を生み出します。
ブランド名 | ピン |
---|---|
クラブ名 | ピン 2021 アンサー2 パター |
販売年 | 2021年 |
ロフト角 | 3 |
ボール
タイトリスト プロ V1x ボール
新配合コアと進化したケース層がボール初速を向上させ、バックスピン量を低減。高い飛距離性能を実現しています。
ブランド名 | タイトリスト |
---|---|
ボール名 | プロ V1x ボール |
販売年 | 2021年 |
ディンプル数 | 348 |
カラー | ホワイト/イエロー |
プレーナンバー | ホワイト:1/2/3/4/5/6/7/8/11/33/55/77 イエロー:1/2/3/4 |
鈴木愛選手のスイングの特徴
鈴木愛選手の特徴は、体を大きくうまく使った個性的なスイングです。テークバック時から体を積極的に動かしています。下半身はなるべく動かさずに、体を打ち出し方向とは逆に動かしながら捻転しています。
切り返しの時、下半身を沈みこませながらクラブ振り下ろしています。これは、地面反力を使う動作で、多くのプロのスイングに見られるものです。そして、右側に寄っていた重心を打ち出し方向に移動させながらダウンしていっています。そして完璧なハンドファーストでインパクトさせている、というのが鈴木愛選手のスイングです。
この個性的なスイングから放たれるドローボールが鈴木愛選手の持ち球です。
鈴木愛選手のキャディを務めた女性がかわいいと話題に
鈴木愛選手が2年ぶりに優勝した2021年資生堂レディスで、鈴木愛選手のキャディを務めた女性がかわいいと一時話題になりました。
そのキャディを務めた女性の正体は、鈴木愛選手の高校時代の親友です。鈴木愛選手は「本当に優しい人」と話していました。試合中、鈴木愛選手の気持ちが折れそうな時に励ましの声をかけていたそうです。そんな友人の支えが、鈴木愛選手の好プレーに繋がったのかもしれませんね。ゴルフの試合は選手のゴルフ技術はもちろんですが、こういったキャディとの絆もゴルフの見どころの一つです。
出典:中日スポーツ・東京中日スポーツ
資生堂レディスは悪天候の中開催され、大混戦の中鈴木愛選手は逆転をして勝利を収めています。2年ぶりの優勝が決まった時、鈴木愛選手は涙を流していました。
鈴木愛選手は練習の虫
鈴木愛選手は自他ともに認める練習の虫です。大会期間中は1人最後まで残ることも多く、スランプ期間もひたむきに練習を続けていました。
そんな鈴木愛選手は、TwitterやInstagramなどのSNSのアカウントを持っていません。「Instagramをやるなら練習したいし、早く寝たい」と話しており、ここでも練習へのストイックさを感じることができます。
また、鈴木愛選手は、以前Facebookのアカウントを乗っ取られた経験があります。その経験も、SNSに対して後ろ向きになってしまってる理由の一つなのかもしれません。
スランプを抜けた鈴木愛選手の活躍に注目
賞金女王に輝いた経験のある鈴木愛選手。長かったスランプを抜け、2022シーズンはどのような活躍をしてくれるのか、注目です。
よくある質問
Q.鈴木愛はどんな選手?
A.11歳のころからゴルフを始め、2013年にプロテスト合格。同年の下部ステップアップツアーで初優勝を果たすと、翌年2014年には「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で優勝を遂げています。2017年には初の賞金女王に輝き、2019年にも二度目の賞金女王の座を獲得しています。
Q.鈴木愛のプレーの特徴は?
A.身体を大きく使った個性的なスイングから放たれるドローボールと性格なパッティングが特徴です。平均パット数は1.76で6位と国内女子トップクラスの成績を残しています。(2022年6月1日現在)
Q.鈴木愛の契約ブランドは?
A.ゴルフ用品は「PING」と、ゴルフウェアは「ルコックスポルティフ」と契約しています。