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堀琴音プロのクラブセッティング【Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント】
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2014年にプロテストに合格をして、2015年にはLPGA新人賞を獲得するなど、注目を集めていた堀琴音選手。一時不振になったものの、2021年に堂々の初優勝。そして2022年の「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」で2度目の優勝を果たしました。今回は、堀琴音選手の最新クラブセッティングについて紹介します。
堀琴音選手のクラブセッティング
2022年3月18日から行われたTポイント×ENEOS ゴルフトーナメントで堀琴音選手は、最終日は単独首位で始まり、一時は首位の座を譲ったものの、抜群の安定感で首位に返り咲きました。ツアー初優勝から1年経たないまま優勝となり、堀琴音選手選手は「こんなに早く2勝できると思っていなかったので、うれしい」と話していました。
そんな堀琴音選手選手のクラブセッティングは特徴的で、いくつかのブランドが入り混じった構成をしています。堀琴音選手選手は現在クラブ契約をしていないため、自分に合っていると思ったクラブを使用しているのです。話題の最新クラブから、プロ転向当時から使い続けているクラブまで、クラブ契約フリーを最大限活かした構成となっています。
今回は、2度目の優勝となったTポイント×ENEOS ゴルフトーナメントで使用してたクラブセッティングを紹介します。
ドライバー
キャロウェイ ローグ ST プロトタイプ(10.5度)
ローグ ST プロトタイプ(10.5度)の詳細なデータは不明です。
堀琴音選手選手は、ローグ ST プロトタイプの使い心地を「風がアゲンストのときに強い球が打てるようになった」と話しています。
ローグ STシリーズは2022年から発売が開始された新しいシリーズです。プロトタイプではなく、一般に販売されているローグ STシリーズのドライバーは現在4種類あります。
ROGUE ST MAXドライバー
ROGUE ST MAXドライバーは、ややドローバイアスの設計です。高初速、ストレートな弾道を実現できます。飛距離と振りやすさを重視して開発され、使う人を選ばないスタンダードモデルです。
ROGUE ST MAX Dドライバー
右に出るボールを抑えたショットが打ちたい方にオススメのモデルです。つかまりの良さと、力強さを両立。ハイドロ―弾道を繰り返し打つことができます。
ROGUE ST MAX LSドライバー
プロ・上級者にオススメのモデルです。ニュートラルバイアスの低スピン設計となっており、安定した強弾道と高初速で、より大きな飛距離を目指せます。
ROGUE ST MAX FASTドライバー
スイングスピードを上げたい方にオススメのモデルです。軽量化されたヘッドと、超軽量シャフトを採用。加えて、ドローバイアスかつアップライトな設計で、今までよりも断然早くスイングすることができます。
キャロウェイ ローグ STのドライバーを探すフェアウェイウッド
キャロウェイ ローグ ST プロトタイプ(3番15度)
ローグ ST プロトタイプのフェアウェイウッドの詳細なデータも不明です。
堀琴音選手選手の他、何人もの選手がローグ ST プロトタイプのフェアウェイウッドを使用しています。
ドライバー同様、2022年から発売された新シリーズのフェアウェイウッドです。一般に販売されているローグ STのフェアウェイウッドは、現在4種類です。
ROGUE ST MAXフェアウェイウッド
一般的な大きさの丸形ヘッドに、ドローバイアス設計の、スタンダードモデルです。最大化されたスピードをそのまま弾道へ変換し、確かな飛距離を実現します。
ROGUE ST MAX Dフェアウェイウッド
ボールが上がりづらい、ボールが右に出るという悩みを抱えた方にオススメのモデルです。MAXよりもやや大きいヘッドで高い慣性モーメントを実現。さらに、ドローバイアスな設計と大きめのロフトが、捕まりの良さを可能として、優しく高弾道のショットを打つことができます。
ROGUE ST LSフェアウェイウッド
小ぶりなヘッドサイズかつ、ニュートラルバイアス設計の、上級者向けモデルです。ソールにスクリューウェイトを搭載し、操作性の良さと低スピンの強弾道を可能としています。
ROGUE ST MAX FASTフェアウェイウッド
スイングスピードを上げたい、高いボールを打ちたいという方にオススメのモデルです。前後に長さのある、軽量化された大きめのヘッドを採用しています。ドローバイアスと大きめのロフトが、スイングスピードと高いボールを実現できます。
キャロウェイ ローグ STのフェアウェイウッドを探すブリヂストン ツアーB X-F フェアウェイウッド (5番18度)
向上した許容性が高弾道なボールを実現。ハニカムストリングを搭載し、高初速かつ直進性の高い、ねじれない弾道を可能としています。
| ブランド名 | ブリヂストン |
|---|---|
| クラブ名 | ツアーB X-F フェアウェイウッド |
| 発売年 | 2020年 |
| ロフト角（クラブフェースの傾き） | 15°（3番）／18°（5番） |
テーラーメイド ステルス フェアウェイウッド (7番21度)
低・深重心設計を可能とする「3Dカーボンクラウン」を搭載。大きな飛距離と直進性を兼ね備えた、優しく飛ばせるフェアウェイウッドです。
| ブランド名 | テーラーメイド |
|---|---|
| クラブ名 | ステルス フェアウェイウッド |
| 発売年 | 2022年 |
| ロフト角（クラブフェースの傾き） | 15°（3番）／16.5°（3HL番）／18°（5番）／21°（7番） |
| ヘッド体積 | 190㎤（3番・3HL番）／165㎤（5番・7番） |
| シャフト | TENSEI RED TM50 ('22) Tour AD UB-6 SPEEDER NX 60 Diamana PD 60 |
ユーティリティ
ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE GR ユーティリティ(2012年モデル)(4番23度、5番25度 )
スイートスポットの位置が低めで、他重心の位置が平均的なユーティリティ。ヒール側に重心が寄り、ライ角がアップライトな設計で、球を捕まえやすいです。
| ブランド名 | ブリヂストン |
|---|---|
| クラブ名 | ツアーステージ X-DRIVE GR ユーティリティ |
| 発売年 | 2012年 |
| ロフト角 | 19°（U2番）／21°（U3番）／23°（U4番）／25°（U5番） |
| ヘッド体積 | 120㎤ |
アイアン
ブリヂストン ツアーB X-CB アイアン (6番～PW)
高い許容性とフィーリングを両立したアイアンです。高慣性モーメントデザインなので、ミスに強く、打点部の厚みをしっかり感じる打感です。
| ブランド名 | ブリヂストン |
|---|---|
| クラブ名 | ツアーB X-CB アイアン |
| 発売年 | 2017年 |
| セット内容 | 4番～9番、PW |
| シャフト | N.S.PRO MODUS3 TOUR120シャフト（スチール） N.S.PRO MODUS3 TOUR105シャフト（スチール） N.S.PRO 950GH シャフト（スチール） |
ウェッジ
ジューシー ジューシー tTウェッジ(51度、58度)
独自の製造方法によって、ウェッジワークに高い精度と信頼性を実現しています。使う人を選ばず、どんなゴルファーのアプローチスタイルにも対応できるソールバリエーションを用意。ショット別に設計されており、より自分に合うようにカスタマイズすることが可能です。
| ブランド名 | ジューシー |
|---|---|
| クラブ名 | ジューシー tTウェッジ |
| ロフト角 | 47°／51°／55°／58°／60° |
パター
テーラーメイド トラス TB2 トラスセンター パター
一般的なクラシックパターと比べて、ヘッドのねじれを80％制御。インパクト時の打感を60％向上しています。ミスヒット時のフェースのねじれを抑えて、ボールの直進性が向上しました。
| ブランド名 | テーラーメイド |
|---|---|
| クラブ名 | トラス TB2 トラスセンター パター |
| 発売年 | 2020年 |
| 長さ | 33インチ／34インチ／左利き34インチ |
ボール
ブリヂストン ツアーB X ボール
ドライバーショット時は高初速かつ低スピンとなり、大きな飛距離を実現。また、アプローチショット時は、低初速かつ高スピンとなり、しっかりと止まります。ショットによって初速とスピンが変わる「スピードコントロール・テクノロジー」を搭載しています。
| ブランド名 | ブリヂストン |
|---|---|
| ボール名 | ツアーB X ボール |
| 発売年 | 2022年 |
| ティンプル数 | 330個 |
| カラー | ホワイト／パールホワイト／イエロー |
| プレーナンバー | 0／1／2／3／4／5／7／8 |
堀琴音選手のスイングの特徴
プロデビューして間もないころは、新人賞を獲得するなど、好調を見せていた堀琴音選手ですが、2018年から調子が崩れ、大不振に陥ってしまいます。シード落ちや予選敗退などを繰り返し、ゴルフをやめたいと思った瞬間もあったそうです。しかし、堀琴音選手は諦めることなく、ゴルフを続けていました。
そんな低迷期を脱するべく、森守洋コーチと共にスイング大改造を行っていました。その結果が身を結び、2021年に初優勝、2022年には2度目の優勝を実現し、低迷期から脱することができたのです。
堀琴音選手が行ったスイングの改造の中でも、ダウンスイングで体が起きてしまうゴルファーや、早いタイミングで顔を上げてしまうゴルファーがマネできるポイントを紹介します。
切り返しでお腹をへこませて間を作る
堀琴音選手はショット前のシャドースイング時、切り返しを入念に確認しています。この時、切り返しでお腹をへこませることをイメージして、動作のチェックを行っているのです。
本来、堀琴音選手は手首やひじを柔らかく使う事ができなかったそうです。しかし、その状態で飛ばすとなると、相当なパワーが必要となります。切り返しでお腹を意識することで、前傾を崩さずにクラブを振り下ろすことができます。
お腹を柔らかく使う事がポイントです。うまくいかない方は、切り返し時に、へそとみぞおちの距離を短くするように意識してみてください。
堀琴音選手のインスタ可愛らしいオフの姿が見られる
堀琴音選手はインスタで頻繁に写真を投稿しています。中にはオフの姿もあり、仲のいい他の女性選手との2ショットも見る事ができます。
オフでの写真が多めなので、試合中にはなかなか見れないリラックスした堀琴音選手の姿を見たい方はぜひフォローしてみてくださいね。
早くも2勝目を挙げた堀琴音選手の今後に期待！
堀琴音選手は低迷期を脱し、今勢いに乗っている状態でしょう。復活に導いた森守洋コーチも、今後の活躍を楽しみにしているようです。今シーズンは何勝できるのか、期待が高まりますね！
よくある質問
Q.クラブ契約ってなに？
A.メーカークラブの使用契約を結ぶことです。14本中何本変更するかなどは契約の内容に異なり、ドライバーだけ契約したものに変える事もあれば14本すべて契約メーカーのものに変えることもあります。
Q.キャロウェイ ローグ ST はどこで買える？
A.楽天、Yahoo!、ゴルフ用品通販サイトなどで購入可能です。店舗でも購入可能ですが、最新クラブのたま品切れの可能性も高いため、通販サイトで購入するのがおすすめです。
Q.堀琴音プロは国内賞金ランキングは何位？
A.2022年3月現在西郷真央選手に続き２位です。賞金差は￥3,540,000となっており今後の試合から目が離せません。