特集記事
テーマで探す
ゴルフ漫画
ゴルフニュース
最新コラム
月別アーカイブ
初心者必見!おすすめのウェッジの選び方とは?
グリーン周りのショットに欠かせないのが、ウェッジです。
初心者の頃は、とりあえずクラブセットに入っているサンドウェッジ(SW)だけでラウンドしている、アイアンセットに入っているピッチングウェッジ(PW)を使っているという方も多いかもしれませんが、ウェッジには他にアプローチウェッジがあります。ウェッジを上手く使いこなせるようになると、スコアをグッと縮めることができますが、初心者の方は、どんなウェッジを選んだらいいか分からない、種類が多すぎて何を揃えたらいいか分からない、という場合も多いです。筆者もゴルフを始めたばかりの頃はサンドウェッジだけしか持っていませんでしたが、1後からピッチングウェッジとアプローチウェッジを購入しました。
では、初心者の方はどんなウェッジが向いているのでしょうか。また、どうやって選ぶのがいいのでしょうか。
ウェッジの役割
ウェッジとは、おもに100y以内のグリーン周りで使うゴルフクラブのことで、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジがあります。見た目は7番アイアンや9番アイアンと大きく変わりませんが、しっかりスイングしてもボールが上に上がりやすい設計になっているので、バンカーを越えたりグリーンをしっかり狙ってショットしたりしやすくなっています。また、深いラフからボールが出やすいものや、バンカーショットが打ちやすいものなど、様々な工夫がされているため、使いやすいものを揃えることでスコアを大きく縮めることもできるゴルフクラブです。
ウェッジの種類と特徴
ピッチングウェッジ
ピッチングウェッジはウェッジの中でも一番ロフト角が小さいクラブで、一般的に43°~48°のロフト角になっています。男性だと、平均でだいたい100yくらい飛ぶ人が多く、女性だと60yくらい飛ぶ人が多いです。アプローチウェッジを持っていない場合、グリーン周りではピッチングウェッジが一番お世話になるゴルフクラブです。
アイアンセットを購入すると一緒にセットになっていることが多いので、単体で購入することは少ないです。
アプローチウェッジ
アプローチウェッジは、ピッチングウェッジよりもロフト角が大きく、その分上に上がるため飛距離が出にくいゴルフクラブです。ピッチングウェッジより距離が短い時に使用するクラブで、人によってはピッチングウェッジで事足りるので、使わない人もいます。
ロフト角は49°~53°で、飛距離は男性だと90yくらい、女性だと50yくらいが一般的です。
サンドウェッジ
サンドウェッジは、ソールが厚めでボールの下をくぐるような設計になっていることが多いので、飛距離は出ませんが主にバンカーで活躍してくれます。
アプローチウェッジよりもロフト角が大きく56°~58°なので、ピンまでの距離が短い時に、アプローチウェッジのかわりに使用する人もいます。また、スピンをかけたい時やロブショットを打ちたい時にも、バンカー以外で使用する人が多いです。
初心者の人はどのウェッジが必要?
では初心者のうちは、どのウェッジを揃えておくのがいいのでしょうか。
初心者のうちは、まずはサンドウェッジを1本入れておくのがおすすめです。バンカーからボールを出すのは、きちんとソールが厚めでバンカーから出やすくなっていないと、初心者でなくても難しく感じるでしょう。そのため、まずはサンドウェッジを1本準備しておくのがおすすめです。
それ以外に、アプローチ用にピッチングウェッジ、またはアプローチウェッジのどちらか、もしくは両方を入れておくといいでしょう。アイアンセットやクラブセットを購入すると、ピッチングウェッジが入っていることが多いので、その場合はそのまま使用しましょう。
ロフト角は均等がおすすめ
ウェッジは、メーカーによってロフト角がそれぞれ変わってきますが、ピッチングウェッジから順番に、ロフト角の間隔が均等にあいているのが理想です。
例えば、クラブセットのピッチングウェッジが44°だったとします。そこにアプローチウェッジとサンドウェッジを加える場合、アプローチウェッジが50°、サンドウェッジが56°で6°刻みだと使いやすいです。
アプローチウェッジはナシで、ピッチングウェッジとサンドウェッジだけの場合はあまり気にしなくても大丈夫ですが、もしクラブセットやアイアンセットを購入してピッチングウェッジが入っている場合は、ピッチングウェッジのロフト角を確認し、そこから等間隔でアプローチウェッジ、サンドウェッジを選ぶようにしましょう。
ソールは大きくて幅広のモデルがおすすめ
初心者の人と上級者の大きな違いは、ミート率ではないでしょうか。ミート率が良く、ある程度ライが悪かったり深いラフやバンカーからのショットでも慣れていれば、色々なクラブを扱えるようになりますが、初心者のうちはミート率があまりよくないので、ミスショットが出やすく、バンカーからもなかなかボールが出ない、ということがよくあります。
そのため、ミスショットをカバーしてくれる、ソールが大きくて幅広のウェッジのほうが向いています。
ソールが大きく幅広だと、コントロール性が落ちてしまいます。ある程度上級者になると、細かい打ち分けなどをしてよりピンに近づけられるようコントロールして打ったりするので、操作性の高いモデルを選ぶ人も多いですが、初心者のうちは細かく打ち分けるのは難しいので、安定性重視で、ソールは大きく幅広のものがおすすめです。
バンカーが苦手ならバンス角が大きいものがおすすめ
初心者のうちから、バンカーショットが得意、という人は少ないですよね。なかなか出せずに3打も4打も打ってトラウマになったことがある、という人のほうが多いのではないでしょうか。
もしバンカーショットが苦手でなかなか出せない、という方は、バンス角が大きい商品がおすすめです。バンス角が大きいと、砂に潜りにくくなるので、バンカーでもしっかり球を打つことができ、バンカーから出しやすくなります。一方で、バンス角が大きいと、フェアウェイで打つときや硬いバンカーで打つときに邪魔になってトップしやすくなってしまいます。そのため、バンカー用にバンス角が大きいウェッジとは別に、フェアウェイからのアプローチ用に、バンス角が小さいウェッジもあると便利ですが、まずはサンドウェッジを1本ほしい、という初心者の方は、バンス角が大きめのものを選ぶのがおすすめです。
接地面が大きいソールがおすすめ
ウェッジのソールは、バンス角以外にも、接地面の大きさがメーカーによって変わってきます。ソールが全体的に平らな形をしているものは、インパクト時の接地面が大きくなり、ヘッドが刺さりづらくなるので、ミスショットに強くなります。その分、コントロール性が欠けるので、上級者の方は接地面の小さいモデルの方がいい、という方もいますが、初心者のうちは接地面の大きいソールを選ぶのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。ウェッジは、クラブセットに入っているものもあるので、新しく購入せずラウンドするという方もいますが、もし追加で購入する場合は初心者に優しいモデルを選ぶのがおすすめです。
筆者は、初心者のころサンドウェッジ1本しか持っていませんでしたが、ピッチングウェッジとアプローチウェッジを追加したら、やっぱりグリーン周りはとてもラクになりました。
いきなり全部揃える必要はないと思いますが、追加で購入する場合は、少しでも参考になったら嬉しいです。
よくある質問
Q.初心者が選ぶべきロフト角は?
A.メーカーや種類によってロフト角は異なりますが、それぞれのウェッジごとに均等にロフト角の間隔をあけるのが理想です。例えば、ピッチングウェッジが44°だったとして、アプローチウェッジとサンドウェッジを加える場合、アプローチウェッジを50°、サンドウェッジを56°にすることで全て6°刻みに角度が変わってきます。こうすることで全てのウェッジが使いやすくなります。
Q.初心者におすすめなのはどんなソール?
A.大きくて幅広のウェッジを選ぶと良いでしょう。初心者のうちはミート率が悪く、ミスショットが多くなりがちです。ソールが大きく、幅も広いと安定感が増し、ミスショットをカバーしてくれます。
Q.バンカーが苦手な初心者はどういうウェッジを選べば良い?
A.バンス角が大きいウェッジを選ぶと良いでしょう。 バンス角が大きいければ、砂に潜りにくくなり、バンカーであってもしっかりとボールを捉えることができます。「サンドウェッジを1本ほしい」という初心者の方はバンス角が大きいものおすすめします。