ゴルフ雑誌「ALBA tross view」。通称「アルバ」と呼ばれ、ゴルフ界隈では有名な雑誌ですよね。
勉強になるゴルフのテクニックはさることながら、小話的に挟まれている話も参考になるものばかり。特に今回は「ゴルフのためにカラダづくりも頑張りたい！」という方にぴったりのお話がありました。

たんぱく質…だけじゃダメ！糖質も大切に！

ゴルフでいいスコアを出すために筋トレをしている方も多いでしょう。筋トレのお供と言えば「たんぱく質」ですよね。

手ごろに飲めるプロテイン飲料や、サラダチキンなど、コンビニなどでも簡単に手に入れることができるたんぱく質。しかし、たんぱく質を摂れば筋肉が大きくなる、というわけではないらしいのです。

もちろん、たんぱく質は筋肉をはじめとした体の組織を作るために必要な栄養素です。
しかし、たんぱく質は体内で利用できる量が限られており、たくさん摂取したからといって全て筋肉になってくれるワケではありません。なぜなら、たんぱく質が体内で利用できる量は限られているからです。
男性の摂取目安は1日65グラム。女性の摂取目安は1日50グラムと言われています。

筋肉をつけるコツは、運動後に糖質を摂ること！
糖質はエネルギーを確保してくれるだけではなく、たんぱく質の分解を防ぐ効果があるそうですよ。

筋肉の合成に利用されるたんぱく質と、たんぱく質の分解を防ぐ糖質を一緒に摂ることで、効率よく筋肉を手に入れられます。

	男性（1日当たり）	女性（1日当たり）
タンパク質	65g	50g
糖質	300g前後	200~270g

※糖質の摂取量は身長や運動量によって異なります
参考：【医師監修】糖質の摂取量って1日何グラムが正しい？1日の食事例を紹介

6大栄養素も忘れないで！

また、筋肉を増やしたいなら、たんぱく質や糖質だけではなく、ビタミンや食物繊維などの六大栄養素をバランスよく摂ることも大切だそうです。

特にビタミンB群は、糖質・脂質・たんぱく質の代謝に必要な栄養素です。食物繊維は、たんぱく質ばかり摂ったことにより乱れた腸内環境を整えてくれます。

筋肉を増やすには、偏った食事ではなく、6大栄養素をバランスよく摂取できる食事が大切なんですね。

食事＋筋トレでさらに強化！

食生活だけでスコアが改善されるほどゴルフは甘くありませんよね。ゴルフで鍛えたい筋肉といえば体幹を支える腹斜筋と、スイングの要となる上腕三頭筋。

腹斜筋を鍛えれば、上半身全体を使いながら、構え～ショットまでなめらかにスイングできるようになります。その結果クラブに適切に力が伝わり、飛距離アップに繋がることも。ゴルファーだったら一度は意識したい部位です。腹斜筋を鍛えるならメディシングボールがおすすめ。値段も安価で試しやすいですよ。

上腕三頭筋も重要な筋肉です。上腕三頭筋を鍛えることでクラブを構えたときのブレを抑えることができ、安定してスイングすることができます。上腕三頭筋を鍛えるならダンベルがおすすめ。初心者の方は～5kg、普段から筋トレしている方は～10kgのダンベルを使用しましょう。普段の筋トレがスコアアップだけではなく、ダイエットにも繋がるかもしれませんよ！
■関連コラム：ゴルフは痩せる？ゴルフのダイエット効果と消費カロリー

ゴルファーにふさわしい食生活を！

ごるトク編集部にも常にプロテインバーを持ち歩いているメンズがいますが、それだけじゃダメなんですね…何事もバランスと適量が大切だということを改めて実感しました。

とはいえ、仕事で忙しい時や、朝早くにゴルフ場へ向かうとき、なかなか栄養素を考慮した食事をするのは難しいのも事実。

アルバの記事の中では、そんな方のためにオススメのコンビニ飯も紹介してくれていました。特にプレー後に肉まんを食べる、という内容にはビックリ！

なんでも糖質とたんぱく質を一緒に摂取できるのだとか。ぜひ雑誌もチェックしてみてくださいね。

よくある質問

Q.ゴルフに筋肉は必要ですか？

A.ゴルフには筋肉が重要です。飛距離を伸ばすためや、正しいスイングを身に付けるためにも筋肉はつけることがおすすめです。

Q.ゴルフに必要な筋肉はどこですか？

A.体幹を支える腹斜筋と、スイングの要となる上腕三頭筋がゴルフで重要な筋肉です。

Q.筋肉を鍛えるために摂取しなければいけない栄養素は何ですか？

A.下記の栄養素を満遍なくとることが重要です。 ①脂質
②糖質
③タンパク質
④ミネラル
⑤ビタミン
⑥食物繊維