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【2021年】人気ウェッジ10選まとめ!選び方のコツも解説
ウェッジは、主にグリーン周りでのアプローチショットに使用されるゴルフクラブです。グリーン周り以外では、バンカーから脱出する際のバンカーショットや、深い芝からボールを高く打ち上げるロブショットにも使われます。いずれも結果を左右する重要な局面ですから、自分に合ったウェッジを使うことは、スコアアップへの近道と言えるでしょう。
今回のコラムでは、2021年の人気ウェッジを紹介します。ウェッジの選び方のコツも解説するので、新しいウェッジをお探しの方はご参考くださいね。
ウェッジの選び方のコツは?
ウェッジ選びで大事なのは、ロフト角です。ロフト角は、打ち出すボールの高さや飛距離に関係します。ロフト角が小さいほどボールが転がりやすく、上がりにくくなります。反対に、ロフト角が大きいとボールが転がりにくく、上がりやすくなります。
ウェッジには「PW(ピッチングウェッジ)」、「AW(アプローチウェッジ)」、「SW(サンドウェッジ)」の3種類があります。厳密な定義はありませんが、ロフト角が小さいウェッジがPW、大きいウェッジがSW、中間のウェッジがAWにあたります。
使用するシーンから考えると、ロフト角が大きいウェッジのほうがボールを狙った位置に飛ばしやすいので、スコアの向上を期待できます。ただし、ロフト角が大きいSW寄りのウェッジは、ヘッドがバンカーに潜り、ダルマ落としのミスが起こりやすいという懸念点があります。このため初心者には向いていません。
初心者の方は、SWよりもロフト角が小さいAWが向いています。目安として、ロフト角56°までのウェッジを選ぶのがおすすめです。もしくは、ロフト角が違うPW、AW、SWの3種類を用意し、使用するシーンに合わせて使い分けましょう。
複数のウェッジを使い分ける場合は、PWのロフト角を基準に、各ウェッジのロフト角を4~6°間隔で選ぶのがポイントです。ウェッジの選び方については以下のコラムでも解説しています。ぜひご参考くださいね。
■関連コラム:
初心者必見!おすすめのウェッジの選び方とは?
2021年の人気ウェッジ10選をご紹介!
狙い通りの弾道を!タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ
従来のモデルに比べてインパクトの安定性が向上。狙い通りの飛距離・弾道で打つことができるタイトリストのウェッジです。あらゆるライ条件や弾道の高さに対応できる「ショットの多様性」、飛距離の打ち分けがしやすい「飛距離コントロール」、ドロップ&ストップを可能にする「スピンパフォーマンス」という3つの開発哲学に基づいてデザインされています。スコアアップをしっかりサポートしてくれる1本。
ブランド名 | タイトリスト |
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クラブ名 | タイトリスト ボーケイデザイン SM8 ウェッジ |
発売年 | 2020年 |
ロフト角 | 46°/48°/50°/52°/54°/56°/58°/60°/62° |
バンス角 | 4°/8°/10°/12°/14° |
シャフト | Dynamic Gold N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 |
悪条件にも負けない!クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ
ネック部に軽比重のセラミックピンをインサートし、余剰重量をトウ側へ配置する新技術「ZIPCOREテクノロジー」によって、ボール初速とスピン量が安定したダンロップのウェッジです。打感も向上し、思い通りにボールをコントロールできる性能を備えています。加えてRTX史上もっとも深い高精度のグルーブ設計を採用。ラフやWET時などの悪条件下でも優れたスピン性能を発揮します。
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ |
発売年 | 2020年 |
ロフト角 | 46°/48°/50°/52°/54°/56° |
バンス角 | 6°/10°/12° |
シャフト | ダイナミックゴールドシャフト N.S.PRO 950GH スチールシャフト N.S.PRO MODUS³ TOUR120 スチールシャフト |
アプローチショットにも!キャロウェイ JAWS ウェッジ クロム
大ヒットしたMACK DADDY 4 ウェッジの後継版。新たな形状の37Vグルーブを採用することで、スピン性能を高めたキャロウェイのウェッジです。溝の角度を緩やかにすることで、フェース上の溝のエッジを規制の範囲内で最大限鋭くしています。これにより、フルショットはもちろんアプローチショットでも、安定して大きなスピンが入ります。飛距離もコントロールしやすい1本です。
ブランド名 | キャロウェイ |
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クラブ名 | キャロウェイ JAWS ウェッジ クロム |
発売年 | 2019年 |
ロフト角 | 46°/48°/50°/52°/54°/56°/58°/60° |
バンス角 | 10°/12° |
シャフト | Dynamic Gold S200 N.S.PRO MODUS³ TOUR 105 N.S.PRO 950GH neo |
雨天でも使える!テーラーメイド ハイ・トウ ロウ ウェッジ
従来モデルのハイ・トウウェッジに、さらなるスピン性能をプラスしたテーラーメイドのウェッジです。スピン性能向上の秘密は、シャープで細く深くなったグルーブと、レーザーエッチングの組み合わせにあります。雨天時でも適度なスピンを生み出せる1本です。従来モデルから継続して採用されているハイ・トウデザインは、低い打ち出しとさらなるバックスピン量を確保できるデザイン。コントロール性能を高めつつ、フルスイング時には適切なスピン量を得ることができます。
ブランド名 | テーラーメイド |
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クラブ名 | テーラーメイド ハイ・トウ ロウ ウェッジ |
発売年 | 2021年 |
ロフト角 | 50°/52°/54°/56°/58°/60°/62° |
バンス角 | 7°/9°/10°/15° |
シャフト | Dynamic Gold STEEL N.S.PRO 950GH neo STEEL |
ヘッドがブレない!フォーティーン RM-4 ウェッジ
US PGAツアーで実績を積んだ後、生み出されたフォーティーンの新しいRMウェッジです。バックフェース面の左右方向に段差をつけた、新技術のステップブレード設計を搭載しています。これによりスピンコントロール性能とヘッドの操作性、打球フィーリングが向上しています。バックフェース面のフェース厚は、精密CNC ミーリングを施して徹底的に管理。ヘッドがぶれず、より安定したウェッジショットが可能です。
ブランド名 | フォーティーン |
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クラブ名 | フォーティーン RM-4 ウェッジ |
発売年 | 2020年 |
ロフト角 | 46°/48°/50°/52°/54°/56°/58°/60° |
バンス角 | 7°/8°/10°/11°/12°/14° |
シャフト | N.S.PRO TS-114w N.S.PRO TS-101w |
安定志向はこの1本!フォーティーン H-030ウェッジ
アベレージゴルファーなら安全確実に、上級者ならどんな状況からでもワンパット圏内に。プレイヤーレベルに応じたアプローチショットが打てるフォーティーンのロングセラーウェッジです。「もっとやさしく、もっと確実に寄せられるクラブ」を目指してヘッド全体を見直したことにより、どんな状況のライからでもボールをやさしく拾うことができます。アプローチショットのミスを心配せず、シンプルに安定して打てる1本。
ブランド名 | フォーティーン |
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クラブ名 | フォーティーン H-030ウェッジ |
発売年 | 2016年 |
ロフト角 | 38°/50°/56° |
バンス角 | 4°/8°/10° |
シャフト | N.S.PRO 950GH HTスチールシャフト FT-61wカーボンシャフト FT-51wカーボンシャフト |
雨でも止まる!ピン グライド3.0 ウェッジ
溝設計と番手別設計により、しっかりとスピンするGLIDEシリーズの第3世代にあたるピンのウェッジです。従来モデルよりも溝を1本増やした54~60°は、グリーン周りのどんな状況でもスピンがかかり、きちんと止まるようなショットを叶えます。疎水性の高いパールクローム仕上げにより、雨天時のような水に濡れた状態でもソールが滑ります。いつでも高いスピン性能を発揮する1本です。
ブランド名 | ピン |
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クラブ名 | ピン グライド3.0 ウェッジ |
発売年 | 2019年 |
ロフト角 | 46°/50°/52°/54°/56°/58°/60° |
バンス角 | 8°/10°/12° |
シャフト | N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 N.S.PRO 950GH neo N.S.PRO 850GH neo Z-Z115 DG EX TOUR ISSUE |
操作性抜群!キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G
バンカーが苦手な人でも楽に脱出できるキャスコのウェッジです。従来のドルフィンウェッジが着目してきた「潜らない」ソールに、新しく「刺さらない」要素を追加。バンカーや芝に刺さることを防ぎます。やさしさ、抜けの良さ、操作性の3つを揃えた扱いやすい1本です。加えてリーディングエッジを、従来モデルよりも後方にセッティングした新セミグースネックモデルを採用。球を運ぶイメージで打てるので、ボールを簡単につかまえることができます。
ブランド名 | キャスコ |
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クラブ名 | キャスコ ドルフィンウェッジ DW-120G |
発売年 | 2020年 |
ロフト角 | 44°/48°/50°/52°/54°/56°/58°/60°/64° |
バンス角 | センター:6°(44,48,50,52,54)/8°(56,58,60,64) ヒール:1°(44,48,50,52,54)/4°(56,58,60,64) トゥ:1° |
シャフト | N.S.PRO 950GH neo Dolphin DP-201 Dynamic Gold S200 N.S.PRO MODUS3 TOUR120 N.S.PRO 950GH N.S.PRO Zelos7 N.S.PRO Zelos6 Dolphin DP-151 |
シーンごとに実力発揮!クリーブランド CFX ウェッジ
ショートゲームに必要なスピンコントロール、打感、やさしさを備えたダンロップのウェッジです。フルショットやバンカー、ショートアプローチなど、シーンごとに効果的な性能を発揮する「ロフト別ソールグラインド設計」を採用しています。苦手なショットが楽しくなるような1本。ヘッド内の重量を最適配分し、重心位置をフェースセンターよりさらにトウ側に設定した「フィールバランシングテクノロジー」で、打感やコントロール性能の向上も図っています。
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | クリーブランド CFX ウェッジ |
発売年 | 2019年 |
ロフト角 | 46°/48°/50°/52°/54°/56°/58° |
バンス角 | 9°/10°/11°/12° |
シャフト | ダイナミックゴールド 115 シャフト N.S.PRO 950GH スチールシャフト Diamana for CG カーボンシャフト |
つかまりの良さが魅力!クリーブランド RTX F-FORGED
前モデルで好評だったグースネックに、フェースの重心位置をセンターに近づける独自の重心設計と、フェースを閉じたまま打てる新型設計を搭載したダンロップのウェッジです。寛容性が向上し、ミスヒットをしても飛距離のロスや球のバラつきを抑えます。前モデルより継続して採用しているグースネックとストレートなリーディングエッジは、つかまりの良さが魅力。独自の重心設計と併せて、やさしくボールを上げることが可能です。
ブランド名 | ダンロップ |
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クラブ名 | クリーブランド RTX F-FORGED |
発売年 | 2018年 |
ロフト角 | 48°/50°/52°/56°/58°/60° |
バンス角 | 10°/12°/14° |
シャフト | N.S.PRO 950GH スチールシャフト Miyazaki WG-60II カーボンシャフト メンズ Miyazaki WG-60II カーボンシャフト レディス |
自分にぴったりのウェッジに出会おう!
ウェッジはスコアを大きく左右する大事なクラブ。以前はアイアンセットで揃える方が多かったのですが、最近は単品で購入するケースが増えています。選び方のコツを抑えて、自分にとって使いやすいウェッジを購入しましょう。
よくある質問
Q.ウェッジを選ぶ時の目安のロフト角は?
A.定番と言われているのは52°、58°の2本です。58°のウェッジは、ボールを上げやすく、飛距離も出せることから多くのプロが使用しています。プロが愛用する58°のウェッジと、それよりも初心者向けの52°のウェッジが、定番のロフト角になったようです。初心者の方がロフト角からウェッジを選ぶなら、まず52°と58°を揃えると良いでしょう。
Q.ウェッジとアイアンは同じメーカーがいい?
A.メーカーを揃える必要はありません。ただし、ウェッジの重さは必ずアイアンに揃えてください。重さが違うと、狙った距離で打てなかったり、ミスが頻発したりする恐れがあります。重さを揃えることが難しい場合、せめてウェッジがアイアンよりも軽くならないようご注意ください。
Q.初心者はまず何のウェッジを買うべき?
A.ロフト角が小さいアプローチウェッジを最初に揃えておくと良いでしょう。ロフト角が大きいウェッジのほうがボールを狙った位置に飛ばしやすく、スコアの向上を期待できますが、ロフト角が大きいサンドウェッジ寄りのウェッジは、ヘッドがバンカーに潜り、ダルマ落としのミスが起こりやすく、初心者には向きません。