特集記事
テーマで探す
ゴルフ漫画
ゴルフニュース
最新コラム
月別アーカイブ
自分に合うパターグリップはどれ?おすすめのパターグリップもご紹介
なかなかうまくいかないパッティングショット。そんなパッティングショットを左右するのが、パター本体だけでなくパターグリップです。握り心地やしっくりくるかどうかで、思った通りのパッティングショットが打てるかどうか変わってきます。 そこで、パターグリップの選び方や、おすすめのパターグリップをご紹介していきます。
パターグリップとは
パターグリップとは、パターに装着するパター専用のグリップのことです。パッティングショットは繊細さも求められるため、自分の感覚にフィットするグリップを選ぶことがとても大切です。
また、ゴルフのスコアは4割がパット数が占めています。スコアを縮めるためには、パッティングショットをいかに少なくするかがカギを握っているので、打ちやすいパターグリップを選ぶのは、ゴルフ上級者から初心者まで、とても大切になってきます。
パターグリップの種類
パターグリップには、大きく分けて、形状と材質で種類が分かれます。
パターグリップの形状
パターグリップの形状にはテーパー型とノンテーパー型があります。
テーパー型
テーパー型とは、グリップの太さが、ヘッドに向かうほど細くなっている形のことです。
力の入れ具合や方向性を微調整をしやすいので、距離感がズレてしまう時など調整しながら打ちやすいです。
ノンテーパー型
ノンテーパー型は、グリップの太さが均一に作られています。
手首が固定されて安定感が増すので、パッティングショットがブレてなかなかうまくいかない時に合っています。
パターグリップの材質
パターグリップの材質には、主に3種類あり、ラバータイプやコードタイプ、レザータイプがあります。手に馴染む感覚がや滑りにくさ、お手入れのしやすさが変わってきます。
ラバータイプ
ラバータイプのグリップは、ゴム素材でできているため、硬すぎず柔らかすぎず、滑りにくいのが特徴です。
色々な形状に変化させやすく、価格もお手頃なものが多いため、初心者ゴルファーから上級者ゴルファーまで人気があります。
水で濡れてもサッと拭くだけでお手入れがしやすく、どのグリップにしようか悩んだ時も、まずラバータイプを選べば間違いない万人受けするタイプです。
コードタイプ
コードタイプは、ゴム素材に糸が織り込まれているもので、ラバータイプよりもさらに滑りにくくなっています。特に手汗をかきやすい方はラバータイプだと滑りやすくなることがありますが、コードタイプなら滑りにくく、パッティングショットに集中できます。
材質が硬めでしっかりしていて、耐久性もいいので、長い期間使うことができます。
レザータイプ
レザータイプは高級感があり、手に吸い付くような柔らかい感触が特徴です。パターヘッドがボールを打つ感覚が手に伝わりやすく、繊細さが求められる時に向いています。
デメリットとしては、水に濡れると滑りやすくなってしまうので、雨の日や、手汗をかきやすい方は、滑って操作がしにくくなるということが挙げられます。
パターグリップの選び方
パターグリップを選ぶときは、
- ・太さ
- ・形
- ・材質
- ・重さ
太さで選ぶ
パターグリップは太さも様々です。基本的には太くなるほどオートマチックにショットができ、細いほどコントロール性が上がります。
まっすぐ引いてまっすぐ打ちたい方は太め、緩やかな円を描くようにヘッドを開閉させながら打つ方は、細めが合うことが多いです。
最近では極太グリップという種類もあります。極太グリップは女子プロゴルファーにも人気のグリップで、手首のブレが抑えられるので、手首をこねてしまうような方に向ています。ただ、手が小さい女性は握りにくかったり、距離感が鈍くなるというデメリットもあります。
形で選ぶ
パターグリップの形は、太さがヘッドに向かって細くなるテーパー型と、太さが均一のノンテーパー型があります。
テーパー型は、繊細なパッティングショットに向いていて、微妙な距離感の調整などがしやすいという特徴があります。ノンテーパー型は、手首が固定されて安定しやすいので、ショットが安定しない方に向いています。
また、パターグリップには、丸い形と四角い形があります。
丸いタイプは握りやすく手に馴染みやすいというメリットがありますが、クラブの正面が分かりにくかったり、細いと引っかけやすいというデメリットもあります。
たいして四角い形は、目標に対してまっすぐ構えやすい、フェース面がブレにくいというメリットがあり、逆にはじめて使う時は、構えた時に少し違和感を感じやすいというデメリットもあります。
素材で選ぶ
パターグリップの素材は、ラバータイプやコードタイプ、レザータイプがありますが、滑りにくさと柔らかさが大きく変わってきます。
手汗をかきやすい方は、滑りにくいコードタイプがおすすめ、柔らかくパッティングショットの感覚をしっかり感じたい方はレザータイプ、どちらもまんべんなくいいところ取りしたようなのが、ラバータイプになります。
逆に、手が乾燥しやすいという方は、ラバータイプのほうがしっくりきやすいです。
価格はラバータイプが1番お手頃価格なものが多く、レザータイプが高価になります。
ラバータイプは価格もお手頃ですが、その分劣化が早く定期的に交換が必要になりやすいので、摩擦で表面が滑るようになってきたら、交換するようにしましょう。
重さで選ぶ
パターグリップには軽いものから、しっかり重さがあるものもあります。
軽いパターグリップ
軽いパターグリップは、ヘッドの重さをしっかり感じることができるので、ヘッドの重さを利用して振り子のようにストロークすることができます。
よりオートマチックにストロークすることができるのがメリットです。
重いパターグリップ
重いパターグリップは、ヘッドの重みを感じにくくなるため、ヘッドをよりコントロールしやすくなります。
パター本体によってもヘッドの重さは変わってくるので、どのくらいヘッドの重みを感じてショットしたいか、好みに合わせて選んでいくのがおすすめです。
パターグリップの交換方法
パターグリップは、グリップ交換を受け付けている店舗であれば、数百円で交換をしてくれます。
その日のうちに交換してくれるところもありますし、週末などの混み具合によっては少し時間がかかることもあります。
自宅で交換したい場合は、グリップ交換キットがあれば簡単に交換することができます。
グリップの交換時期
グリップを交換する方法の前に、交換時期を一度確認しておきましょう。
グリップの交換時期は、以下の3パータンを目安にするとおすすめです。
- ・表面がツルツルして滑りやすかったり、硬く感じるようになった
- ・グリップが劣化して割れたり、ボロボロとラバーが剥がれている
- ・指でよく力が入る部分がへこんできた
グリップ交換の流れ
1.グリップを剥がす
まずは不用になったグリップを、カッターでカットしていきます。普通のカッターでもカットできますが、クラブに傷がつくリスクもあるので、専用のカッターのほうが安心です。
2.テープを剥がす
グリップを剥がしたら、今度はクラブについているテープを剥がします。剥がしにくい時は、専用の液体をテープに含ませるとのりが融けて剥がしやすくなります。
3.テープを巻きつける
テープを剥がしたら、今度は新しい両面テープを巻きつけていきます。螺旋のようにぐるっと巻き付ける方法と、縦に貼り付ける方法がありますが、自分の中でやりやすい方法で大丈夫です。
4.グリップを挿入する
テープを巻き付けたら、両面テープの紙を剥がしてのりをむき出しの状態にします。そこに、交換液を吹きかけます。
交換液を吹きかけてのりが融けかけたところに、一気にグリップを挿入します。ためらってしまうとうまく全部入らずにイチからやり直しになってしまうので、思い切りが大切です。
滑りをよくするために、グリップの中にも交換液を吹きかけておくのもおすすめです。
5.微調整
グリップをしっかり入れたら、すべて入りきったか確認しましょう。もし奥までしっかり入っていなかったら、力を入れてグッと押し込みます。
最後にグリップの向きを確認、調整して完了です。
おすすめのグリップ交換キット
交換溶液、両面テープ、ミニグリップカッター、スターターがセットになった、グリップ交換キットです。グリップ交換に必要なものが全部揃っています。
おすすめのパターグリップメーカー
ゴルフプライド
ゴルフプライドは、ラバータイプのグリップを初めて開発したメーカーです。多くのプロからも人気があるメーカーで、パターグリップだけでなくドライバーやアイアンのグリップも人気があり、メーカーでの採用率もNo,1になっています。
多種多様なモデルでバリエーションも豊か、カラーも豊富なので、自分の好みに合ったグリップが必ず見つかります。
スーパーストローク
極太グリップで有名なスーパーストローク。極太かつ、ノンテーパー型のグリップが人気で、世界のプロでも愛用者が多いグリップを開発しています。
極太グリップなのに重すぎず、ヘッドの重みも感じながらパッティングショットができるグリップが人気になっています。
オデッセイ
オデッセイはグリップだけでなくパター本体も人気のメーカーになります。
高品質で耐久性も高く、長持ちするグリップが多いです。パターを購入する時に、自分好みのグリップを合わせてカスタマイズすることもできます。
2023年おすすめのパターグリップ10選
ゴルフプライド プロオンリー パターグリップ
素材 | ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 0.580インチ |
形 | テーパー型 |
重量 | 74.5g~88g |
クラシックなスタイルのパターグリップで、コントロール性とフィーリング性の高いラバーグリップです。表面につなぎ目がないシームレスタイプなので、違和感がなく手に馴染みやすいです。
グリーンで求められる正確性をしっかり実現してくれる人気のグリップです。
ゴルフプライド ツアーセンサー コンツアー パターグリップ
素材 | ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 0.580インチ |
形 | テーパー型 |
重量 | 約90±3.5g~約124±3.5g |
常にソフトな新素材「SNSR ラバー」で作られた、ツアーセンサーシリーズ。インパクト時にクリアな感触が得られるので、絶妙なタッチや距離感を再現しやすいグリップです。
手元を固定しやすい伝統的なピストルシェイプで、手首がぐらついてしまう方にもおすすめです。
スーパーストロークトラクション ツアー 2.0 パターグリップ
素材 | ポリウレタン、ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | ノンテーパー型 |
重量 | 約57±5g |
スーパーストロークの特許技術であるノーテーパーテクノロジーを採用したグリップです。フロントがフラットの円筒型で、握りやすさと方向性を兼ね備えています。
グリップエンドにウェイトを装着でき、ウェイトとヘッドの重みで振り子のように打て、ストロークが安定しやすくなります。
スーパーストロークトラクション ピストル GT 1.0 パターグリップ
素材 | ポリウレタン、ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | ノンテーパー型 |
重量 | 約83g |
クラシカルなピストル形状をベースに、スーパーストローク特有のノーテーパーテクノロジーを融合させた次世代のピストル型「ピストルGT」シリーズ。プロにも人気で、愛用者が多いグリップです。
手首の余計な動きを抑え、パターストロークが安定します。グリップ表面には2種類のスリットが入り、より滑りにくく進化しています。
オデッセイ パター グリップ スウォール 14 AM
素材 | ラバー |
---|---|
形 | テーパー型 |
重量 | 62±3g |
オデッセイの純正パターグリップです。テーパー型のシンプルなタイプで、カラーリングがオシャレなので、女性にも人気のデザインです。
重量も軽めめなので、パターヘッドの重みをしっかり感じてパッティングしたい方にぴったりです。
ピン フィンガーロック パターグリップ
素材 | ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | ノンテーパー型 |
重量 | 85±2g |
断面が6角形のようになっている、PINGの珍しいタイプのパターグリップです。握り心地がよく、円タイプや四角タイプよりも指の位置が安定しやすくなっています。
PINGのパターについているベーシックなグリップより太めの設計で、振り子のようにストロークさせたい方に向ています。
エリートグリップ&森永チョコボールコラボ パターグリップ
素材 | ラバー |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | ノンテーパー型 |
重量 | 46g |
エリートグリップと森永製菓のお菓子チョコゴールのコラボレーションパターグリップ。ピーナッツ、キャラメル、いちごの3種類があります。
見た目がかわいいので機能はイマイチかと思いきや、太いグリップは安定感があり、ストロークが安定しやすいです。プレゼントやコンペの景品にもぴったりです。
ゴルフプライド プロオンリー コード パターグリップ
素材 | コットンコード |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | テーパー型 |
重量 | 78.5g~90.0g |
ゴルフプライドのプロオンリーの、コードタイプパターグリップです。クラシックなデザインはラバータイプと同じですが、コードタイプなのでより滑りにくく、硬めの感触になっています。
少しずつ違う形状の3つのタイプがあるので、より快適なフィッテョングポジションのグリップを探すことができます。
オデッセイ オーワークス ツアー DFXコード パターグリップ
素材 | コード |
---|---|
グリップ口径 | 58 |
形 | テーパー型 |
重量 | 約77.5g |
オデッセイの純正パターグリップ。オデッセイのパター、O-WORKS TOURなどで使用されています。断面はキレイな円ではなく、少し楕円のようになっていて、パターの向きを合わせやすくなっています。
細めですがしっかり重量もあり、コントロール性が高いパターグリップになっています。
グリップマスター ツアークラシックラップ パターグリップ
素材 | レザー |
---|---|
グリップ口径 | 60 |
形 | テーパー型 |
重量 | 約70g |
クラシックな革巻きタイプのレザーグリップ。耐衝撃性に優れたプロタックレザーを使用、摩耗しやすいラバータイプと比べて、天然素材のレザーは摩耗してもグリップ力が低下しにくくなっています。
通気性のよいレザーなので、手汗や雨などの湿気にも強く、レザーのグリップの中では人気があり世界中で使われている皮グリップです。
自分に合ったパターグリップを見つけよう
いかがでしたか。パターグリップの選び方や、おすすめのパターグリップを紹介しましたが、参考になりましたか。
パターグリップを選ぶときは、以下の4点を参考にしてみましょう。
- ・太さ
- ・形
- ・材質
- ・重さ
また、ごるトクではパターグリップだけでなく、クラブやゴルフウェアなどの最安値情報をご紹介しています。買い替えや新しく購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
よくある質問
Q.パターグリップにはどんな種類がありますか
A.パターグリップには、大きく分けて太さ、形、素材、重さで種類が変わってきます。滑りにくさや、コントロール性能、安定感などが変わってきます。
Q.パターグリップはどんなことを基準に選んだらいいですか
A.パターグリップを選ぶときは、できるだけオートマチックに打ちたいか、もしくは絶妙にコントロールしながら打ちたいかを選ぶといいです。 オートマチックに打ちたい方は、グリップは太めがおすすめで、コントロール性能を重視するのであれば、細いグリップがおすすめです。
Q.グリップの素材にはどんなものがありますか
A.グリップの素材は、主に3種類で、ラバー素材、ラバーに糸を織り込んだコード素材、レザー素材があります。 ラバー素材は適度に柔らかく手に馴染みやすい、コード素材は汗や水に強く滑りにくい、レザー素材は手に吸い付くような感触で打感がしっかり手に伝わる、というメリットがあります。