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【11/1より最終戦スタート!】JLPGA2022年度プロテストがスタート! 3ステージ11月までの長丁場【JLPGA】
難関中の難関2022年度JLPGAプロテストが、千葉県ゴルフ倶楽部成田ハイツリーの1次予選A地区(8月3日~5日)を皮切りにスタートしました。
昨年はコロナ禍の影響で、2020年度と2021年度分が2回行われる変則日程になりましたが、今年より例年どおり1回の開催になります。
2022年度のプロテストは1次予選、2次予選を経て、最終プロテストを勝ち抜いた上位20位タイまでが合格となります。
更新情報
- ・最終戦の情報を追加しました
- ・選手情報を更新しました
最終戦が開始!熱い戦いを見逃すな!
最終戦が本日11月1日から11月4日で開催されます。
この結果で今年のプロとして羽ばたける選手が決定するので、白熱した戦いになる事でしょう。
開催地は茨城県の大洗ゴルフ倶楽部
出典:大洗ゴルフ倶楽部
最終プロテストは、茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催されています。
茨城県の大洗ゴルフ倶楽部は、日本でも有数の難関コースとして知られており、このコースの攻略が今回の勝利の鍵となってくるでしょう。
楽天GORAで大洗ゴルフ倶楽部をもっとみるJLPGA2022年度プロテストの概要
4月1日時点で満17歳以上の女子
出典:JLPGA プロテスト|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
第1次予選は8月~9月にかけてA~Eの5地区で順次行われ、受験者はどこを選んでも構いません。プロテストへの出場資格は、今年の4月1日で満17歳以上の女子(出生時)であることが大前提。
従って2005年4月1日までに生まれた女子となり、加えて、各ステージの出場資格を満たす者となっています。
そもそもプロテストとは
プロテストとは、JLPGA主催の年1回開催されるプロゴルファーになるためのテストです。
ゴルフの技術はもちろんの事、ゴルフに対する知識や社会人として通用する人材を育成する事を目的に、第一次予選からルールやマナーに関しても指導されます。
1次予選
1次予選への出場資格は、ハンディキャップ・インデックス5.0以下の者となり、2021年までの5.0程度の実力を有するものから、少し厳しくなっています。
証明書の提出は不要ですが、1ラウンド92ストローク以上叩けば次のラウンドには進めません。
1次予選A地区結果、注目選手は順当に2次予選に進出
出典:六車日那乃|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会
1次予選A地区は千葉県「ゴルフ倶楽部成田ハイツリー」を会場に8月3日~5日の日程で行われました。
主な受験者には、女子プロゴルファー青木瀬令奈の姉、青木茉里奈、臼井麗華の妹、臼井蘭世、植竹希望の妹、植竹愛海、高久みなみの姉、高久ゆうな、の各選手や、2020年度ナショナルチームの六車日那乃選手、レギュラーツアーでの活躍を支援する「DSPE」所属の高野あかり選手、日本大学出身の田邉美莉選手、サイトレッスンの中野なゆ選手など。
青木茉里奈選手が途中棄権した以外は全員が2次予選に進みました。
その他の1次予選4地区のスケジュール
日程 | 開催地 | |
---|---|---|
B地区 | 8月31日~9月2日 | 埼玉県「こだまゴルフクラブ」 |
C地区 | 8月16日~8月18日 | 三重県「ココパリゾート白山ヴィレッジゴルフコース キングコース」 |
D地区 | 9月7日~9月9日 | 滋賀県「信楽カントリー倶楽部 田代コース」 |
E地区 | 8月24日~8月26日 | 佐賀県「佐賀クラシックゴルフ倶楽部」 |
2次予選
2次予選は9月~10月にかけて3会場に分散して行われます。2次予選からは4日間72ホールの長丁場になり、出場資格は1次からの進出者に加えて、以下のカテゴリーが追加されます。
2次予選出場資格
前年度最終プロテスト出場者
前年2021年度の最終プロテスト進出者は112名、うち合格者は21名でした。従って、このカテゴリーからは91名に受験資格があります。澤田知佳選手、髙木優奈選手、山口すず夏選手など既にプロとして実績のある選手もたくさんいます。
6月の最終金曜日時点のロレックスランキング400位までの上位30名
このカテゴリーには314位の髙木優奈選手しかいないため、海外選手向けの門戸開放策だと思われます。
2次予選スケジュールと会場
日程 | 開催地 | |
---|---|---|
A地区 | 10月4日~10月7日 | 茨城県「静ヒルズカントリークラブ」 |
B地区 | 10月11日~10月14日 | 三重県「伊勢カントリークラブ」 |
C地区 | 10月11日~10月14日 | 広島県「呉カントリークラブ」 |
最終プロテスト
最終プロテストは11月1日~11月4日までの4日間72ホールの戦いです。
会場は茨城県大洗ゴルフ倶楽部、2次予選突破の選手に加え以下のカテゴリーが追加されます。
最終プロテスト出場資格
7月末時点の世界ランキング50位以内の者
実力のある海外プロ向けの門戸開放策ですね。
国内トップアマは最終プロテストから出場可能
今年のナショナルチーム女子メンバー
2005年4月1日までに生まれたナショナルチーム女子メンバーは、早稲田大学在学中の稲垣那奈子選手と東北福祉大学在学中の橋本美月選手の2名です。
稲垣那奈子選手
出典:「楽し過ぎて帰りたくない」稲垣那奈子がアブダビで味わう“特別な日々”【アマチュア その他】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン
稲垣選手は2000年8月生まれのプラチナ世代。来春卒業予定のため受験の可能性は十分。2021年関東女子学生ゴルフ選手権の優勝者です。
橋本美月選手
出典:アジア女子アマVの橋本美月「オーガスタ女子やメジャーに向けて準備を」 | アマチュア競技・イベント | ニュース・コラム・お知らせ | ゴルフネットワーク
橋本選手は、2021年の「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」に優勝。2022年の海外メジャー「アムンディ エビアン選手権」、「AIG女子オープン」と「オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」の出場権を手に入れました。ただ、来春卒業ではないため受験するかどうかは不明です。
過去3年間の日本女子アマチュアゴルフ選手権の優勝者
出典:完全Vでアマ日本一!寺岡沙弥香「年下がプロに…この優勝で少しは近づけたかな」 - サンスポ
2022年の優勝者は2002年生まれの寺岡沙弥香選手です。2020年度、2021年度共プロテストを受験。どちらも2次で不合格になっているため、今年はチャンスですね。ちなみに2021年は尾関彩美悠、2019年は西郷真央、2018年は吉田優利選手が優勝者です。
日本女子学生ゴルフ選手権の優勝者
2022年大会は8月末予定のため優勝者は未定です。2021年は 星川ひなの選手でしたが、プロテストには不合格でした。
日本女子オープンゴルフ選手権のローアマチュア
こちらも9月末開催予定のためローアマチュアは未定です。2021年は竹田麗央選手でしたが、見事プロテストに合格しました。
ステップ・アップ・ツアーの優勝者
ここまでで該当者はいませんが、最終テストまでにはアマチュアの優勝者が出るかも知れません。
7月の最終金曜日時点の世界アマチュアゴルフランキング上位10位までの者
出典:オーガスタ女子優勝の梶谷翼「実力がないです」 プロテストは合格圏に9打差で最終Rへ | THE ANSWER
2021年のオーガスタナショナル女子アマで優勝した、梶谷翼選手がここに入っています。昨年は最終まで進んでまさかの不合格でした。
2022年のプロテストには、シード権を持っているので出場するのかと思われましたが、最終戦の出場選手一覧に名前は記載されていないようです。今後の彼女の動向には注目が集まります。
合格率3.3%の狭き門
1次予選A地区での受験者は104名でした。単純に1次予選5地区で500名が受験する計算になります。そこに2次予選以降からの受験資格者が約100名。合計600名中合格者は20名強。倍率だと30倍、合格率3.3%の狭き門です。
よくある質問
Q.2022年度JLPGAプロテストはどのような日程で開催されますか?
A.2022年度JLPGAプロテストは1次予選(8月~9月、5会場に分散)、2次予選(9月~10月、3会場に分散)を経て、最終プロテスト(11月1日~11月4日)の日程で行われます。
日程の詳細はその他の1次予選4地区のスケジュールをご覧ください。
Q.2022年度JLPGAプロテストへの出場資格はどのようになっていますか?
A.JLPGAプロテストへの出場資格は、今年の4月1日で満17歳以上の女子(出生時)であることが大前提となります。
加えて、各ステージの出場資格を満たす者となっています。
詳細はJLPGA2022年度プロテストの概要をご覧ください。
Q.プロになれる人数は何人でしょうか?
A.最終プロテストを勝ち抜いた上位20位タイまでが合格です。
20人強の選手がプロになる事となります。