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今平周吾プロのクラブセッティング【2021年 フジサンケイクラシック】
若手プロゴルファーの中でも大人気の今平周吾プロ。9歳のときにゴルフを始め、高校一年生のときには日本ジュニアゴルフ選手権で松山英樹を破って優勝を果たしました。身長は165cmと決して高身長ではないながらも、毎年輝かしい成績を残しているプロゴルファーです。今回はそんな今平周吾プロのクラブセッティングをご紹介していきます。
ドライバー
ヤマハ RMX 116ロフト10.5度
ドライバーは「ヤマハ RMX 116ロフト10.5度」です。
シャフトはツアーAD TP6-X(44.75インチ)を使用しています。自分のスイングに最も合うドライバーを探したいという要望に応えるために作られた、比較的新しいモデルのドライバーです。スーパーデュアル弾力ボディを採用することで、前モデルと比べてヘッド単体で6.4ヤードの飛距離アップを実現しています。
またヘッドのヒール側とトゥ側両方に交換可能なウェイトを配置しており、自分好みにカスタマイズできる仕様になっています。これにより弾道・球筋をコントロールでき、飛距離も操作性も探求できる一本に仕上がっています。まさにプロゴルファーにもアマチュアゴルファーにも使いやすいドライバーです。シャフトは純正が用意されていないので、全てカスタムシャフトになります。
レビューまとめ
・こんなに自分にマッチしたドライバーは初めて
・ヤマハらしい柔らかい打感で飛距離もしっかり出せる
・ミスヒット時の許容範囲はそこまで広くないが芯に当たった時の気持ちよさと飛距離はクセになる
スプーン（3番ウッド）
テーラーメイド SIM2
3番ウッドは「テーラーメイド SIM2」です。ロフト角は15度を使用しています。
SIM2のフェアウェイウッドはソールの設置面積を最小限に抑えており、抜けの良さが特徴です。またテーラーメイド史上最も低い位置に重心を置いているため、低スピンで高弾道を描くことができます。ヘッドはやや小ぶりで操作性が高く、多くのプロゴルファー・上級者ゴルファーから人気があるアイテムです。
レビューまとめ
・まっすぐもしくはドローめのボールが出やすい
・高弾道でしっかり上に上がってくれるので飛距離も出やすい
・前作よりも構えた時の安心感があり打ちやすい
フェアウェイウッド（5番ウッド）
テーラーメイド M5
5番ウッドは「テーラーメイド M5」です。ロフト角は19度を使用しています。
M5のフェアウェイウッドにはツイストフェースが採用されているため、弾道のバラつきを低減し、まっすぐ飛ばしてくれます。飛距離のロスを防ぎたい方におすすめの一本です。また、ウェイトを調整できるため、自分好みの位置に合わせて使いやすくカスタマイズできます。
レビューまとめ
・ヘッドはやや小さめだけど安定感があって打ちやすい
・しっかり高弾道で飛んでくれて飛距離が伸びた
・打感もよく低スピンでボールがしっかり伸びてくれる
ユーティリティ
タイトリスト 910H
ユーティリティ「タイトリスト 910H」です。ロフト角は21度を使用しています。
タイトリスト910Hドライバーと同様に、ロフト角とライ角を自分好みに調整することができるシュアフィットツアー・システムを搭載しています。左右へのブレを軽減してくれるだけでなく、ユーティリティに求められる高いコントロール性も兼ね備えている一本です。
レビューまとめ
・自分のスイングに合わせて調整できるので右へのスライスが出にくくなった
・飛距離はそこそこだけど安定感がありミスショットが減った
・調整なしでも軽いドローボールで安定していてコースで活躍してくれています
アイアン（4番～PW）
ヤマハ RMX 116 TROURBLADE
アイアンは4番からPWまで「ヤマハ RMX 116 TROURBLADE」を使用しています。
RMX 116 TROURBLADEは日本刀と同じ「焼きなまし製法」を採用しているクラブ。鉄の軟らかさを確保し、よりプロ仕様の打感に近づけています。また、番手ごとにバックフェース上部の厚さを変えることで、各番手に合った重心距離を実現。狙い通りの弾道をサポートしてくれるアイテムです。特にショートアイアンは高さもスピンもコントロールしやすいように仕上げられています。
レビューまとめ
・打感が柔らかくモチっとした打感は他のクラブではなかなか味わえない
・ヘッドは小ぶりで上級者向けなイメージですが実際はとても打ちやすい
・ヤマハらしいおしゃれでシャープなデザインですが、構えた時は安定感があり長く使いたくなる逸品です
ウェッジ（52度）
タイトリスト ボーケイ SM7
ウェッジの52度は「タイトリスト ボーケイ SM7」です。
ボーケイ SM7のウェッジはスピンコントロール性能に長けたアイテム。ロフト角ごとに求められる距離感に応えてくれるので、難しいピンポジションでも狙った通りに打てるようサポートしてくれます。
レビューまとめ
・打感が良く狙った通りのところに打ち出せる
・少々アゴが高いバンカーでもフェースを開かずに打って出すことができる
・スピンがしっかり効くので短い距離でも狙った通り打てる
パター
オデッセイ EXO セブン ミニ
パターは「オデッセイ EXO セブン ミニ」です。
ボールに当たった時に順回転を与えてくれるマイクロヒンジ・インサートを採用しており、ソフトながらもソリッドな打感を実現。思った通りのところにパッティングすることが可能です。また通常のヘッドサイズでも慣性モーメントが大幅に高まっているため、安定したストロークと転がりを可能にしてくれます。
レビューまとめ
・打感がやわらかくボールをコントロールしやすい
・球の転がりが良く方向性もいいので安心して打てる
・構えた時の安心感もあり、狙った通りに打ち出せる
まとめ
いかがでしたか。プロ仕様・上級者向けのクラブが多いですが、思わず真似したくなるクラブもたくさんあったのではないでしょうか？ミスショットへの寛容性よりもコントロール性を重視したクラブを探している、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。現在はフリーとして活躍中の今平周吾プロ。今後も目が離せません…！
よくある質問
Q.今平周吾はどんな選手？
A.9歳のときにゴルフを始め、2008年当時高校一年生の時に「日本ジュニアゴルフ選手権」で一つ上の学年であった松山英樹選手を破り、優勝を果たします。2018年には歴代最小の身長165cmでの賞金王を達成、19年にも2勝を挙げ、2年連続で賞金王に輝いています。2021年には「フジサンケイクラシック」を制し、通算で5勝目を挙げ、現在の国内賞金ランクは20位。（2022年4月27日現在）
Q.今平周吾のスイングの特徴は？
A.グリップを短く持って、シャープに振り抜くスタイルが特徴です。約2~3センチほど余らせてクラブを握り、平均飛距離290ヤードを誇ります。アイアンの正確性もトップクラスで、安定したプレーが魅力です。
Q.今平周吾の性格は？
A.口数が少なく、淡々とプレーする選手です。自身も「声を出すのが慣れなくて」と語り、口下手でインタビューが苦手なことでも有名です。また、プレー中はバーディなどを取っても派手にガッツポーズを見せることも少なく、冷静にプレーしています。